バーン・アフター・リーディングのレビュー・感想・評価
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おバカすぎてついていけない・・・
人間を好きになるなら、まずは嫌いになることだと思います
2008年アメリカ映画。96分。ちょうど昨日、全米で新作が公開され、すこぶる評判のいいコーエン兄弟のブラックなコメディ映画でございます。俳優陣はとにかく豪華なのに、配給会社はインディペンダント系なのがよろしい感じ。
内容は、飲酒癖が原因でクビになったCIA捜査官(ジョン・マルコビッチ)が腹いせに暴露本を執筆。そのファイルが思わぬ所で流出して、それを手に入れたスポーツジムの従業員が恐喝するお話。
そこに不倫などの人間関係が入り乱れ、ちょっとした話がどんどん大きくなって、結局最後はすべてが無意味に終わります。ものの見事にポストモダンしてます。
本作の他のレビューを読んでいると、とにかく酷評の嵐なのですが、それに大方共通しているのがバカな人間ばかりを描いているという批判。でも、わたくしが思ったのは、それでも人間は本作で描かれているように実は無意識に大バカだったりするのかも、ということです。
そこから作られたコメディなものだからとてもブラックになります。そして、この手のブッラクユーモアは苦手な方は多いと思います。ですので、万人向けの映画だとは思いません。
ちなみにコーエン兄弟の映画はエンディングロール始まる一歩手前のラストが、いつも作品の肝を出しているのですが、本作も見事にそれを出していますので、それも必見です。
ちなみにわたくしは結構、人間嫌いな部分もあるので、この手の作品は好きですし、かなり笑えました。ノーカントリーより、わたくしはこちらを買いますね。
お口直しが必要
素直に浸かれば良い湯船
可愛げの無いバカくらい見ていてハラの立つものは無い
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコビッチ、ティルダスウィントン、フランシス・マクドーマンド、リチャード・ジェンキンス……
“カウンター・キャスティング”とでも言おうか。演技派と言われていたり、リベラルで頭が良さげな発言が多い人だったり、エイズで死んだアートフィルム監督のディーバだったり、っという鼻につき加減で言うとこれ以上は無いというくらいイケすかない連中が、どうしようもないバカを演じる。
さらにコーエン兄弟特有のアンチクライマックスと突き放したような偉そうな視点が耐えがたい。また、本作でのマクガフィンの“正体”が明らかにされる中盤以降はほんの僅かな魅力さえも消えうせて、ほとんどガマン大会の様相を呈する。
同監督作で言えば「バートンフィンク」にはバカに翻弄される男の悲哀や、意味を変化させるマクガフィンの活用が素晴らしかったし、「赤ちゃん泥棒」のキャラクターたちも全員バカだったが皆、可愛げがあった。
この「バーン・アフター・リーディング」もコーエン印と読んでさしつかえない小粋さはあるのかもしれないが、可愛げの無いバカたちを高慢に見下すような演出には不快さしか残らない。
ただ、ブラピの知性をかけらも感じさせない演技と最期の笑顔、その唐突な退場には100点満点をつけたい。それ以外には僅かな魅力も感じさせなかっただけに相対的にきらめいて見えただけかもしれないが。
家に帰ってラブコメが見たくなったよ
これから見に行きたいって思っている皆様、
早まってはいけません。
コーエン兄弟はやっぱりコーエン兄弟ですから。
ファーゴ
や
バートン・フィンク
の
『訳わかんね〜!!』
が分かる人が見てください。
この文章の意味が分からなかった人は、
とりあえずレンタル屋さんに行って
前述二つを見てストーリーの展開を確認して下さい。
特に彼氏・彼女と見に行く予定の方は要注意!
映画を見た帰りにレンタル屋さんに寄って
“メリーに首ったけ”
に逃げたくなりますから。
ジャンルが“コメディ”になっていますが、
それは真っ赤な嘘です!!
CMで流れている アノ映像 を鵜呑みにしてはいけません!
“コメディの様な部分を”
コラージュしていますが、
出来上がった全体像は決してコメディじゃない。
アメリカ的英会話の勉強にはなると思います。
その
“救い様が無くお馬鹿”
な会話があまり 訳 には反映されていないのが難点かも。
好き嫌いの分かれる作品だと思います。
私は……パスですね。
ファーゴもバートンフィンクも良かったけど、
この作品のブラックな部分は苦手。
ブラピのお馬鹿っぷりはなかなかいい感じです。
『あたしの友達の友達の元カレがさ、あんな感じなのよ。
筋肉お馬鹿?』
『いるよね〜、こういうの。別に悪い人じゃないんだよ。
悪い人じゃ。
見てくれは良くって、連れて歩いてもイケてるし。
でもしゃべっちゃいけないって感じだよね〜。』
『そうそう、しゃべるな!動くな!はしゃぐな!って感じ〜。』
なんて女子が会話してるのが聞こえて来る感じ。
マルコビッチはキャラをつくる事無くマルコビッチっぽい所が
凄いです。
ジョージ・クルーニー はこの映画に本当に必要だったのでしょうか?
とりあえず
スラムドック&ミリオネア 100点 ♪
グラントリノ 98点 ♪
バーン・アフター・リーディング 65点
だってR12になっているけど、
かなり下品なシーンが有って、
R18 の小説やら
R25の指南書 ♪ 書いている私でも
かなり抵抗有りました。
R15だろってね。
映画の面白さより、
作り手の阿呆さ加減で笑う瞬間が多かったです。
色々な意味で難しい映画です。
ゴールデン・ウィークの映画
大作の中でどれにしようか迷った時、
この作品はよく考えてから選択して下さい。
それでは。
皆様、良いゴールデンウィークをお過ごしくださいね!!!
ブラピが笑いのスイッチ
止まらない思い出し笑い
難しく考えちゃダメ!!
びっくりする発想だぁ
情けないブラピには注目!
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