くもりときどきミートボールのレビュー・感想・評価
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あんまり面白くなかった
食べ物の扱いは気にならないけど、避けられるミスや人為的なトラブルで話を肉付けする展開が私は嫌いです(安全管理、市長の行動、USBの紛失、元子役の邪魔、etc)。
あと市長の言動が不愉快すぎて児童向け作品とはいえ胸糞が悪かったです。
息子の将来を心配する父親を描くSF映画
夢のある話。
ラブストーリーとしてもハッピーエンドでスッキリする。
デフォルメされた世界が可愛らしい。
空から降ってくる物の質感がリアル。
映像が全体的に色鮮やかで美しい。
食べ物で雪合戦をしたり、雪を食べるかのように道端の食べ物を口に入れて楽しそう。
エンディングロール中のアニメーションも見ていて楽しい。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。 ロード&ミラーの快進撃はここから始まった!!
発明家を夢見る青年フリントが引き起こす大騒動を描いたSFコメディ。
天才クリエイターデュオ、フィル・ロード&クリストファー・ミラーの長編映画監督デビュー作。
『REGOムービー』(2014)や『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)、『ミッチェル家とマシンの反乱』(2020)などの傑作により世界のアニメ業界に幾度も衝撃と変革をもたらした彼らだが、全てはこの映画の成功があったからである。
「空から食べ物が降ってくる」といういかにも子供向けな設定。しかし、あのロード&ミラーがただのお子様向け映画なんてそんな安直なものを作るわけがない。
画面いっぱいに広がる食べ物の雨霰、ハンバーガーが降ってきたりアイスクリームが雪のように積もったり…。
こういったギミックに子供たちは目を輝かせる事だろう。素っ頓狂な見習い科学者フリントのドタバタもとても楽しい。
しかし、本作のギャグやコメディは基本的にはめちゃくちゃオフビート。何それ!?と言いたくなっちゃうシュールギャグの数々は、完全に大人に向けて作られている。一つ一つのギャグのセンスがとにかく高いため、ニヤニヤしながら鑑賞出来ること請け合いです。
本作にはいくつもの教訓やテーマが込められているが、それはいくつかのレイヤーになっている。
一番わかりやすいテーマは「食べ物を大切にしよう」ということ。
空からハンバーガーやステーキが降ってくる。その奇想天外な光景に驚いていた住人たちだが、それが当たり前になってくるとどんどん食べ物を粗末に扱うようになる。作り出すだけ作り出しておいて、食べない分はゴミにポイ。山と積まれたフードロスは、やがて雪崩となり街を壊滅させる。
食べ物のありがたさを忘れそれを粗末に扱う人間にバチが当たる。まるで日本昔ばなしのような物語だが、子供たちに食べ物の大切さを伝えるためにはこのくらいダイレクトに描いた方が良いだろう。ジャンクフードやお菓子を食べすぎて具合を悪くしてしまう子供も出てくるが、これもとってもわかりやすい形で栄養の良い食事をとることの大切さを教えてくれる。Eテレで放送すべき、とっても立派な教育映画である。
そしてこれよりも一段深いレイヤーでは、行き過ぎた科学技術と貪欲な権力者が結託することに対して警鐘を鳴らしている。
火薬や製鉄に始まり自動車、鉄道、飛行機、ロケット、人工衛星と、人類により発明された科学技術は押し並べて破壊や殺戮の道具として用いられてきた。純粋な好奇心や人の役に立てたいという善意から生み出されたものだった筈なのに、権力者たちの手に渡ることによりそれは狂気の破壊兵器へと歪められてしまう。テクノロジーの発展は確かに大切なことだが、それを生み出す科学者には高い倫理観と易々と権力に靡かない強い精神力が必要である、ということをこの映画は説いている。
水素の力で物を生み出すマシンFLDSMDFRは、間違いなく核兵器のメタファー。子供向けの楽しい映画の裏側に反核のメッセージを込めているところに、この映画の志の高さを感じる事が出来る。
これだけでも高いテーマ性を持っていると言えるのに、本作は更にルッキズムや女性蔑視などのジェンダーに関する問題提起まで行なっている。
この映画のヒロインであるサムの描写は本当に素晴らしい!!「本当の自分を受け入れないと大切なものを見落としてしまう」というメッセージを、「メガネをかけないと何も見えない」という画として見せる。これだけでもスマートなのに、本作はそこが超感動的な山場となっている。
逆シンデレラ的な変身という点では『シュレック』(2001)を思い出させる展開だが、本作はそれをより身近なものとして描いており、フェミニズム映画としての確かな強度を感じさせる。
このメガネをかけるシーンと顔をパンパンに腫らしながら愛の告白をするというアンチルッキズムなシーンは本当に感動的で、まんまとポロポロと涙してしまった😭
これだけのことが描かれているが、基本的にこれは父と息子の物語。子の生き方を肯定する事が出来ない父親と、そんな父親に反発する息子。そんな2人が最後には和解する逆エディプス・コンプレックス映画としてこの作品は着地する。
こんなに詰め込まれているのに、ランタイムはなんと90分。フィル&ミラー、手際良過ぎて最早怖い…。
食べ物が降ってくるということ以上の展開や驚きは無いので、シナリオが一本調子になってしまっている感じはするし、島の人気者ブリントというキャラに関してはちょっと持て余しているような気もする。
市長がトンズラしてそれっきりというのも何となく物足りない(まぁ権力者が責任を取らずに雲隠れするというのはリアルではあるが…)。
その後のロード&ミラー作品と比べると流石に見劣りしてしまうが、それでも十分に楽しめるクオリティの高い映画であることは間違いない。親子揃って鑑賞して欲しい作品です♪
ギリギリアウト度合い。
再見。
短絡的即物的な発明品の過剰稼働に街ごと耽溺し案の定収拾つかず、さて如何に?なドラえもん構造。
過剰状態の露悪的不道徳表現のギリギリアウト度合いが味噌。
馬鹿馬鹿しいと笑い捨てられない気持ち悪さが同系の安牌な作品から一線を画す。
支持。
警察官がMr.Tで、終盤に家族をのせたトーストを担いで巨大チップス...
警察官がMr.Tで、終盤に家族をのせたトーストを担いで巨大チップスの壁をぶち抜くシーン、Tの文字になるようにしたのはMr.Tに敬意を払ってそうしたとDVD音声解説に入っていた。
食べ物製造マシンの暴走と、それぞれの登場人物が抱えているものが解消されていくとう物語になっているが、
主人公、主人公の父との関係、女、くらいに絞ってあとのサブストーリーはなくてもいいように思う。アイスクリームの世界にする中盤くらいまでは良いが、暴走してからの後半が長くて展開も重ため。お話もっともっとシンプルにしていいと思った。
食べ物が降ってくるなんて夢のよう
食べ物が空から降ってくるのは大人も子どもも喜んじゃうこと!映像も綺麗で食べ物がとてもリアルで美味しそう。この飽食の時代を皮肉っている部分もあってアニメとしてしっかりしていてよかった。
明るいグロだよ★
ミートソースはスプラッタの代わり、内臓雲の中では首なしチキンが襲いかかる!
明るいフリして最初のバーガー雨シーンから結構エゲツない。
この性格悪い感じが好き。
眼球かかと落としも良かたネ。
EDでロンドン変化ないのはなぜ?
序盤のバーガー雨がピーク!!
鰯ばかりの島でバーガーを降らせた序盤がピークで、後は節制なく欲望のまま装置を使った尻ぬぐいなので、しょぼいマッチポンプに共感できず、全くノレませんでした。ヒロインはディズニー系の女性キャラより日本人好みだと思いますし可愛いのですが、中盤でオタクVer.になって外見がずっとそのままなのが残念でした。何だか気楽に観る事ができませんでした。
普通
変わり者の少年が大人になって発明に成功して一躍有名になってでも有頂天(市長も悪い)になりすぎて街が危機的状況に陥って恋人と協力して街を救ってハッピーエンド。
至って普通、うん。
主人公のフリントが普通に街の電力操れるの不思議だしゼリーシュシュって何⁉︎
コメディ要素はあったけどひねりがあんまりなかった。
あの市長太りすぎでしょ…
映画評価:55点
誰しもが憧れる状況って何種類かあると思うけど、この作品はその中の1つ
「空から金g…
間違えました。。。
「空から食べ物が降ってくる」
ですっ!
まぁ、内容は子供向けですけど夢がある
友情もあるし、色々な愛もある
なによりダメダメな主人公は見ていて応援したくなる。
凄くまとまっているので見やすくって楽しめました!
【2015.08.20鑑賞】
上手くできている!
ナカナカ面白い!ってか、上手く出来ている。
内容はとにかく、小学生っぽい! ソコがイイ!!
空から食べ物が降ってくるだなんて、それ、自分も小学生の頃に、本気で期待してたし!
雲、食べれないかな~ って。
この映画のスゴイのは、複線がたくさん張り巡らされているところ。
何気に出てきた登場人物、アイテムは、どこらかしらで後に関わってくる。
設定として、しっかりしているんだな~。 ウマイ!としか言いようがない!
こんな、馬鹿馬鹿しいアニメなのに、その辺はスゲーんでやんの!
だから、そういう意味でも十分に楽しめる、スバラシイ映画です。
絶対に20世紀少年よりも見応えあると思います。
夢みてた
食べ物の映画が好きで割とよく見てるけど、
こーゆーのすごい憧れてた。
空から降ってくるというよりはヘンゼルとグレーテルみたいなことにだけど。
食べ物を粗末にしまくってるし、
最悪な事態が起こってみんなに攻められてたと思ったら警官の一言ですぐ手のひらを返すところとかいい気はしない部分もあるけど
わたしは好き。
現実的に考えてチーズバーガーとかバラバラになるから降って欲しくないけど笑
パスタの竜巻とか雪みたくアイスが積もってるとことか考えてる方もおもしろかったんだろーな~
文化的に受けいるか別れるのかな
ストーリーや絵の美しさには観る価値有りだが
世代的に食べ物を粗末にする事にマイナスの
イメージが拭えずテーマと言うより
表現の仕方が合わなかったかな。
エンターテイメント作品としては十分に
観る価値有りです。
続編も出来たしね。
もっと子供だったらヘンゼルとグレーテルの
お菓子の家みたいに夢見たかもしれません。
ちょっと話変わりますがこの作品レビュー
物凄く、いいか悪いかはっきりと分かれてます。
ちと珍しいです。
さて、あなたはどっち?
満腹
着想は面白いんですが、やり過ぎてる感じですかね。
さすがに食べ物が意志を持つていうのは、、、(笑)
映像は水の表現がかなりリアルでした。
何気に親子の絆が描かれてるのは良かったです。
ひねくれた笑い
アメリカ的なビジュアルとノリだなと思った。ディズニーやピクサーとは違って王道じゃなくて、これ気持ち悪いだろ?面白いよね。みたいなひねくれた笑いで僕は少し苦手だった。90分弱なのでサクッと観れた。でも、やっぱりアニメは王道がイイな。
ギャグの量についていけない
このタイトル!
これで勝ち!
って感じでした。
変に主人公の名前とかでなくて良かったと思います。
食べ物があの高さから降ってきたら絶対怪我すると思ってドキドキしました。
ハンバーガーが食べたくなりました。
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