ロルナの祈りのレビュー・感想・評価
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『イゴールの約束』『ある子供』の ジェレミー・レニエが良かった。 ...
『イゴールの約束』『ある子供』の
ジェレミー・レニエが良かった。
ああいう役柄だけど、どこか憎めない、
そういうキャラクターが似合う。
“映画は世界の実践である”とダルデンヌは語る。
だから登場人物をある社会状況に依存した人物にするのだと。
まさに社会の枠に閉じ込められた主人公が
どういう選択をするかは、我々の身にも十分に起こりうるので
その選択から目を離せない。
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言葉では言い表せないですね。
ある子供のときも思いましたが、この監督の作品は感想をどう書いても途中で手が止まり、削除してしまいます。
なんて言ったらわからないんだけど、心の奥に残るんですよね。
でも普通に考えたら、あの女性はあの後どうなるんだろうか…。
赤ちゃん(?)を守ろうとした事を後悔する日が来るのだろうか…。
どうか立ち直って強く生きていてほしいです。
真実の愛とは?
『ある子供』『息子のまなざし』で有名な
ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督作品。
この殺伐感、斬新さ、相変わらずです。
最も肝心なところで、投げっ放しにしてくれるところ、
ぶった切ってくれるところが、またツボでもある。
そう、そこは自由に考えさせて、ってところを
監督は絶対に自分の感情を押し付けたりしない。
ロルナは国籍取得と金の為に、好きな男と
ヤバい世界に足を踏み入れるんだけど、所詮は素人。
悪にはなれない。
そこから、本当の愛や生きる上で大切なものを学ぶ。
噛めば噛む程、味が出る。それがジャン=ピエール・ダルデンヌ作品。
ホントのフランス映画が好きな方には、オススメです。
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