「閉塞感」レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
閉塞感
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夫婦は運命共同体なので、片方がやりたいことをやるというのは、もう片方が我慢している可能性があります。
特に片方が日陰をやらされていると思っている場合は、生活そのものに閉塞感や憎しみを抱えてしまうこともあるかもしれません。私の人生こんなはずではなかったと。
エイプリルはパリで仕事を持つという夢により現状の閉塞感を打破しようとしますが、家族というしがらみから夢を放棄しなくてはならなくなる。
エイプリルにとって、夢を阻害する人物はいくら家族であれ邪魔者にしかならない。
「愛」という幻想がなくなった時には特に。
エイプリルの様に根拠無き自信を持てない人は、配偶者や子供に自分の夢を託し自分を偽るのかもしれません。それを自覚するかしないかだけかと思います。
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