ハート・ロッカーのレビュー・感想・評価
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本当にアカデミー賞?
アバターを抑えてのアカデミー賞というので
見てみたら「え」というのが感想である
リアルな戦争を描いて「U・S・A、U・S・A」したいだけの作品
アメリカの愛国心を煽るタイプの映画、日本人が見ても全然おもしろくない
戦争の悲しさを描いているのかもしれないが…
しかも実際はそれほどリアルでもないらしい
なにかドラマチックなことが起きるわけでもない
褒めるところがない
はっきり言ってどこが評価されたのか甚だ疑問
アバターのほうが1000000倍素晴らしい
あ、この主人公嫌いだわ。。
とにかく最初から最後まで主人公に感情移入できず、もはやコイツ嫌いだわ〜。と言ってしまった。
確かにリアルなのかもしれない。
けど、映画として見た時に退屈なんですよね。戦争のリアルを求めるなら完全ドキュントでいいかと。
でも…戦争の怖さだったり悲しさだったりを考えさせられた作品は沢山あるわけで…ん〜。
私には戦争ってテーマより主人公の身勝手さだったり面倒臭い奴というのがアピールされすぎてて好きになれません。
この作品に出会って気づいたんですが、多少なりとも主人公の考え方とか行動に理解できるモノがないとつまらないんだなと思いました。
なんか想像した通り?
アバターと争ってアカデミー賞を6部門取ったんだっけ?元夫婦対決とか云われて?…位の知識で観てみたんですが、アカデミー賞の選考基準っていつも「?」だわ(苦笑)
アメリカの近代軍事物って基本的に同じになってない?
戦い、悩み、友の死、帰国、浮く存在、戦いに戻る…的なパターン
なんかストーリーには新しさを自分は感じられませんでしたが、役者のリアル感や使用する装備とかは楽しめました。
まぁ…アメリカらしいアメリカ映画ではないだろうか?
心優しき爆弾処理班のお話
DVDしかレンタルが無かったので画質には目を瞑りましたが、とても内容はよかったです
アカデミー賞作品で戦争物で人気作だったので何気なく借りてみようと思い、途中で寝てもいいやと見始めたところ、すぐに食い入るように世界観に飲み込まれました。
すごくリアリティのある撮り方とストーリーで、緊迫感や臨場感が伝わり、まさにこうやって現地で前線で命を張って活躍している人がいることを考えさせられ、人生に残る作品になりました。
同じ人間でも、同じ人種でもここまでできるのかというような恐怖感も伝わり、人間の天敵は人間ということを改めて感じさせます。
自分には到底踏み込めない世界ですが、世界やほんとに心から助けを願っている人を救っているのはこういう人たちだと思います。
子供のころの思い出は
すべて忘れてしまって
好きだったものも少ししか残っていない。
現代では、好きなことが残っている人のほうが珍しいのではないのでしょうか?
本当に好きなら、職にまでしてしまう。
爆弾の欠片を、思い出として宝箱に放り込んでおくなんて、よっぽど好きじゃないとやらないです。
まさに天職を見つけたんですね。
「どうしてこうなんだ」という問いに
「好きだからだ」と答えられるなんて、なんて純粋なんでしょう。
ただ好きだったものが特殊だっただけです。
リアリティはある。だが…
とにかくリアル。
実際に戦場に立っているかのような、臨場感はすごい。
ジェレミー・レナーの少し狂った感じもいい。
だけど単調。
エンターテイメントを忘れてる。映画はやはり楽しくなければいけない。
結局はアメリカご都合主義の映画
昨年のアカデミー賞で『アバター』と熾烈な賞争いを繰り広げ、見事、作品賞と他6部門を獲得。監督はその『アバター』や『タイタニック』のジェームズ・キャメロンの元妻であるキャスリン・ビグロー。彼女は本作で女性初の監督賞を受賞した。
2004年夏のイラクのバグダッド。これまで870以上の爆発物を処理してきたジェームズ(ジェレミー・レナー)がチームの新リーダーとして赴任してくる。彼は死を恐れぬ態度で周囲を戸惑わせ、まるでギャンブルのように爆発物の解体を次々と処理していく。いわゆる「戦争中毒」の男の精神像を丹念に描写している。
2003年のアメリカによるイラク侵攻以降、関連の作品が次々と作られた。だが、どれも興行収入は著しくない。どうやら、アメリカ人がこういった作品を敬遠しているようだ。本作がアカデミー賞を獲得した背景には、イラク戦争の賛否をはっきりと明言せず、ただ単に、いまだ治安の回復しかいこの地で黙々と戦争処理に当たる兵士たちの描写を黙々と描いているからだろう。
だが、それが何だって言うんだ。イラク侵攻の理由とした大量破壊兵器も結局は見つからず、依然、誤爆によりイラク市民の犠牲も後をたたない。こういった背景をばっさり切り捨てる描写に、はっきり言って違和感が残った。結局はアメリカのご都合主義の映画になってしまったようだ。
戦場の恐ろしさ
キャスリン・ビグローが、女性として初のアカデミー監督賞に輝いた作品として、記録に残る映画だろう。
映画の技術は素晴らしい。
ビグローの力強い演出、臨場感溢れる撮影、緊張感たっぷりの編集、迫力ある音響…リアルな戦場の雰囲気が伝わって来る。
しかし、あまりにリアリティを追求した為か、人を寄せ付けないというか、感情移入しにくいというか、そんな印象を受けた。
同じアカデミー作品賞なら、「スラムドッグ$ミリオネア」や「英国王のスピーチ」の方が、温もりあって好き。
戦場の恐ろしさだけでも伝わったと思う。
地味~
戦争というテーマを地味~に扱った作品。
戦場での兵士たちの心の葛藤を丁寧に描写してある。
爆発物処理班という、戦場の中でも後方支援といった部隊を扱っているからこんなカンジになったのか、思ったよりアクションや戦闘シーンはありません。
特別、興奮するとか、面白い!っといった場面はありませんが
淡々と静かにそれぞれのエピソードが描かれているだけに
逆に自分も戦争というものをじっくり考えさせられた。
アカデミー賞らしい
アカデミー賞を取る作品ほど難しい
そう思わせられた。
しかしこれはドキュメンタリーなのか…
よくわからない。
確実にこれはつまらないと思う人と面白いと思う人でばっさり分かれるだろう。
だか確実に言えるのはアカデミー賞を取っている。
見る価値はあるということ。
戦地取材時を連想した。
女性監督のオスカー受賞を取り上げる前に、低予算で仕上げた品質高さに
感動する。自分でも戦場取材経験ありリアルさを感じて見た、時として
映画はジャーナリズムになる。改めてその重要さを伝えた作品でありCG
等使用しないという撮影手法も鑑賞者は心しておくべき作品では?と
思わせる。
戦場という名の職場 爆弾処理という名の仕事
人は様々な職場で様々な仕事をします。もちろん、その仕事を好きになってしまう人と嫌いになってしまう人がいます。本編ではその仕事を好きになってしまったというより仕事という名のウィルスのようなものに感染してしまった男を描いたものだと私は思います。
イラクでEODという名の爆弾処理を専門とする特殊部隊の新リーダーとなったジェームズ。彼の周りには、あと30数日間で家に帰れる部下がいるのですが、ジェームズのムチャクチャな爆弾処理方に戸惑い始めます。
注目は監督のキャサリン ビガロウが作り出すリアルなイラク戦争の現状と世界観。爆弾処理や銃撃戦の時の静かなテンションそして、最後まで観ないとわからないこの作品のメッセージです。特にドキュメンタリーに程近いリアルなバグダッドの映像は見事でした。それから、爆弾処理シーンや静かな銃撃戦は緊張感があり好きでした。そして、最終的なメッセージはストレートに伝わってくるのが実情です。“1度一つの仕事に感染してしまったら人はそれをやめられなくなる“というのがメッセージだと思います。
この作品に弱点というか欠点があるとすれば,ちょっと無駄に長いことくらいですかね。それ以外は問題ありません。
この作品は82回アカデミー賞で話題となった「アバター」よりは特にストーリー面のオリジナルさという点からより優れた作品だと思います。個人的には「マイレージ マイライフ」の方が受賞すべきだったと思いますが、本作も受賞しても納得の行く映画だと思います。
皆さんも是非、もう一度見比べてみてはいかがでしょうか?
手放しで絶賛したくもないし、批判したくもない作品
2008年アメリカ映画。130分。2010年51本目の作品。言わずとしれた昨年のアカデミー賞作品で、題材はイラク戦争で爆弾処理の任務を負った男の話。
内容は;
1,イラク駐在の米軍で爆弾処理をしている男。
2,そんな彼も家族の待つ米国に帰れるまであと39日。
3,そんな彼のチームに新しいリーダーが赴任してくる。
本作にコメントをつけること自体がとても難しい。作品全体がとにかく張り詰めていて、重苦しく、そして何をこちらが考えてみても映画はひたすら沈黙している。そう、本作はとにかくメッセージ性やテーマといったものが見えてこない、まるでスクリーンの向こうで静かに沈黙しているのです。
作品としての完成度は極めて高いと思う。というのも、ここまで一貫して緊張感を持続し、そしてひたすら何も語りかけてこないのだから。一糸乱れないような張り詰めた作品。
この映画を正当に評価するにはある程度の時間をおかないと分からないと思う。それは、つまりイラク戦争というものが実質的に決着がつくまで。
ただし、戦争というものをどこかCoolなものとして扱っているきらいがあるのが唯一の不満点。この映画を観て、戦争を分かった気でいるような人がたくさんでてしまうような気がする。
とにかく、メッセージ性が見えてこないのが本作の一番の魅力であり、危険な所です。
DVDをPCではだめかな
DVDをPCで観たのでは迫力がまったく足りませんでした。
洋画の悪いところだと思っていますが、主要なシーンは予告で観てしまっているのでどうなるかも想像できてしまうし、
型破りというか、あえて危険を楽しんでいるようなところも、常軌を逸しているというほどではなく、そこが主題でもないわけなので・・・
戦争はバカクサイものだということを伝えようとする映画も山のようにあり、その中では、ほとんど戦闘シーンがないので、異質だとは思いますが、アカデミー賞を総なめするほどの作品だとは、まったく、感じませんでした。
やっぱり、劇場で観るとまた違う作品になるのかな~?
文句なし。
映画館には行けず、DVDで鑑賞。
かなり話題になっていたので、期待大でレンタル‼
アカデミー賞受賞作品とは、確かに。
描き方はかなり秀逸。
話題の超スロー映像の爆発シーンも、かなりの迫力‼
だからこそ、人間ドラマにも緊迫感がうまれる。
ラストまで、この緊迫感と張り詰めた人間ドラマを持続させる、キャサリン・ビグロー監督、お見事です。
イケ面、ジェレミー・レナの演技も最高です。
戦争映画は、かなり評論は難しい。
とくに日本人の僕たちにとっては、間違えやすい作品である。
だが、目をそらすよりも、たくさんの方に見てほしいと思う。
どう思うかは、関係なく、世界の現実を。
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