ハート・ロッカーのレビュー・感想・評価
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細かい描写
こういう軍隊とかそういう映画になると戦争や戦い中心となる。だけれども爆弾処理班の映画だったからもあるけれども細かい描写が多かった。
まず始まってすぐの感想。ガイピアース殺しちゃうんだ笑 その後に代わりに入ってくるのがウィルジェームズ。ああいうキャラクター好き。慎重派とは言えないけど、今までたくさんの爆弾を解体してきて成功してきた。何にも恐れなく強く他人のことは気にしないように見えるが実は暖かい心を持っている。なんというか爆弾というものに愛着があるというかなんというか。難しい。
監督が女性だったからこそ細かいところまで表現できたと思う。爆弾処理班の映画というよりは、ウィリアムジェームズの伝記映画って感じだった。本当にいた人物ではないけれども。どうもジェレミーレナーが目立っていた。まあ主役だし。
余談
①マーベル作品に登場する人がたくさん。まずジェレミーレナー。そしてアンソニーマッキー(キャプテンアメリカ)、ガイピアース(アイアンマン3)、エバンジェリンリリー(アントマン)
②この映画のためにアカデミー賞に行くときジェレミーレナーはお金がなく家には水が通ってなくて、アカデミー賞に向かう前にスターバックスで歯を磨いて行ったそう。
戦争と爆弾テロ=危険とその中毒化
テロの本質とイラク治安の複雑化など社会性は全く描かれていなく、ただ治安不安定なイラクにおいて日常的に起きる爆弾テロを治めるため日々奮闘し、その危険が中毒化する爆弾処理班(班長:ジェレミー・レナー)を淡々と描かれている作品であった。
危険を楽しむかのように爆弾を処理していくジェレミー・レナーが、ただいかれている。
グロテスクな描写とハードを音楽性、たまに挟むスタイリッシュなカメラワークは息をのむ素晴らしい部分である。
だが最終的にこの作品が何を伝えたいのか主張性が物足りない。(アカデミー賞で作品賞を受賞したのは何故)
終わってみて伝わってきたのは…
1.戦場は危険
2.終わりのない戦い
3.誰が味方で敵なのか
4.イラクの状況
この作品を通じてイラク戦争の正当化を伝えたかったのか?それともアメリカ人は「偉い」「強い」「戦場で頑張ってる」とかって伝えたかったのか!?
イラクの市民がテロ行為を行い、 そのテロからイラクの他の市民のため...
イラクの市民がテロ行為を行い、
そのテロからイラクの他の市民のためにアメリカ兵が、
命をかけて守る。
すべてが矛盾していて悲しくなった。
商業主義の権化
派手な演出、エグい画、起伏の激しい展開、
そしてアメリカの正義を高らかに主張する対テロ戦映画。
アカデミー賞を目標に作られたんだろうなという内容。
演出や表現の手法がとても高度で、内容関係なしに生理的に反応してしまう。
アクション物としては秀逸だと思う。
一方で、戦争を題材にしてはいるが、
両陣営の文化の違いや政治、宗教観などはろくに描かれない。
心情描写も、派手な演出でゴリ押ししているだけで、
一般人が戦争災害として適当に思い描ける程度の描写しかなく雑。
ようは化学調味料をしこたまぶち込んだラーメンのような内容なので
そういうものとして出されればそれはそれで美味しいのだが、
なんかそこを隠して三ツ星料理に見せかけようとしているというか
高尚な社会派映画を気取っているらしいのが妙に癪に障る映画。
賞狙いの作品?
面白いし、社会的メッセージも強い。 間違いなく面白い!!
特に、脚本というか、構成というか、細部にまでこだわって作った感がある。完全にアカデミー賞を狙って作った、賞取り様作品だな、と思った。
傑作。
先日「アメリカン・スナイパー」を鑑賞し、今作が無性に観たくなりレンタル再鑑賞。
ジェームズの危険を顧みない行動、爆発物処理の緊張感と緊迫感、爆発物や任務中に起きる突然の死の恐怖…。さすが多くの賞を受賞した作品。再見と言えども重厚で見応えありました。
ジェームズが我が子に語りかけてる言葉がラストシーンにダブって切なく感じる。そう感じさせるジェレミー・レナーの演技も素晴らしかった。良作です。
傑作
傑作だろ。アメリカ兵士の中東での過酷な任務を描く。好きで行ってると書いてるかたいるが違うだろ。過酷な任務しつつわずかな家族との時間。スーパーシーンぎこちないように感じられるはこれは長い時間スーパーに行かないからやな。アメリカ兵士は家族だ。
視点は新しいが
最近のイスラム圏での戦闘、特に爆弾処理班にスポットを当てているところが新しい戦争映画。荒い映像がリアリティを出しているものの、兵士の日常を淡々と描き切れずエピソードの個々は悪くないと感じたが全体として冗長。
期待してただけに…
もっと戦争で狂って行く様を見せてくれるのかと思っていたけど、淡々と戦争の日々をやられて、戦争なんだからキツイのは分かってるよ、精神削って大変なのはもう分かったよ。と後半飽きてしまった。最初の「戦争は麻薬だ」の言葉に集約されてると思うのだけど、それには帰還して幸せな日々が待ってるのに戦場に戻る様をもっと見せて欲しかった。
僕には帰還しても初めから居場所がないから戦場にいる人。あ、でもそういう意味では戦争は麻薬って事か。
とにかく主人公が戦場が居心地良さそうで感情移入は出来なかった。
戦争とは誰の為のものなのだろう?
戦争における爆弾処理の男の話。
よくある戦争物とは確実に一線を画す本作は、戦争の意味や人間の本質を映し出す。これはヒューマンドラマであり、時代に一つのメッセージを照らす映画だ。
緊張感ある戦争リアリティ映画
直近の湾岸戦争(イラクの油強奪戦)の話。
第二次大戦のドイツやっつけ映画やベトナム戦争のリアリティ映画は多く作られ名作も多いが、直近の戦争なので若い人らはこっちの方がわかりやすいかな?
最近公開のアメリカンスナイパーの元になったような話。 違いがわからない。爆弾処理班かスナイパーかの違い。
ベトナム戦争映画みたいな衝撃やグロさが無いのは、デジタル戦争で、モニター越しに空爆したりゲーム感覚な現代戦のせいかな。
いつ爆発するかスリルがあって心臓に悪い。
イラクの兵士と市民の置かれた状況の疑似体験をさせてくれる
総合80点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:95点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
イラクの治安維持は、誰が敵で誰が市民か判断が出来ず、いつどこから攻撃されるかわからないという不気味さがある。まるでドキュメンタリー作品のような現実感があって緊張感の張り詰める現場の雰囲気が伝わってくる。与えられた役割や義務を無視した主人公のとる勝手な行動には実際の戦争経験者からの批判もあるようだが、とにかくこれだけイラクにおける米軍の行動に肉薄した質感が素晴らしい仕上がり。「ブラックホーク・ダウン」ほどの派手さはないが、真剣な演出はそれによく似ている。それなのに、この映画はわずか1500万ドルの低予算で制作されたというのだから驚くばかりだ。
物語は一応危険に対する中毒ということが取り上げられてはいるものの、日々危険に直面する兵士の姿をひたすら描くだけで大きな流れはない。しかしそれがイラク市民と米軍兵士の置かれた状況の一端をイラクにいない視聴者にも理解させてくれるし、死をもたらすものたちが自分のすぐ近くのあちらこちらに潜んでいて、それらが突然に正体を現して襲い掛かってくるという怖さが映画としての面白みになっている。
いろんな意味で真面目な映画です
もちろんテーマは大真面目です。今のイラクの混乱をみるにつけ、このテーマの重要性はよく感じられます。また爆弾処理班に焦点を当てたこともこの映画の真面目さを感じます。この戦争特有の緊張感をとても如実に表す素材だったように思います。加えて撮り方も真面目だと感じました。最初は画面がグラグラして今どきな感じもありましたが、後半は次第に緊張を含んだ静的な雰囲気が出てきていたように思い、意外なほどに意外性を演出しないように演出していたように思います。
そして何より、こころの描き方が本当に真面目でした。ふとした交流によって微かに主人公のこころが揺れ始める、その微かさがよく感じられたように思います。
先入観なく、また期待とかあまりせず、何気なく観てみたという感じだったのですが、これは観て良かった作品だと思いました。
戦争に人生を吸われた男達
戦争映画では地味で、なかなか取り上げられない爆弾処理。
赤と青どっちを切るか…なんて馬鹿みたいなシーンはありません笑
前述の通り爆弾処理は地味です。が、言葉を変えれば一発で勝負が決まる、死ぬということ。
ここに着目点を置いた作品。
全てが爆弾処理というわけではないが、この映画は、そういった戦争に実在する"一発"と"緊張感"を大事にしている。ように感じた。
2人の主人公、一発に賭けるジェレミーと緊張感を大切にするアンソニーが対照的に描かれていて面白かった。
本当にアカデミー賞?
アバターを抑えてのアカデミー賞というので
見てみたら「え」というのが感想である
リアルな戦争を描いて「U・S・A、U・S・A」したいだけの作品
アメリカの愛国心を煽るタイプの映画、日本人が見ても全然おもしろくない
戦争の悲しさを描いているのかもしれないが…
しかも実際はそれほどリアルでもないらしい
なにかドラマチックなことが起きるわけでもない
褒めるところがない
はっきり言ってどこが評価されたのか甚だ疑問
アバターのほうが1000000倍素晴らしい
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