劇場公開日 2010年3月6日

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ハート・ロッカーのレビュー・感想・評価

全140件中、101~120件目を表示

4.5これは「個」の話

2010年7月24日
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The Dude

4.5戦争というドラッグをふんだんに吸い込む

2010年6月30日
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鑑賞方法:試写会

人を銃で撃って殺すということは、肉が裂けて内臓と血液が飛び出すことを言う。そこに嘘をついてはいけない。それをきちんと描いているから、この作品には大きな力が宿っている。

 キャストは大いに地味。レイフ・ファインズやガイ・ピアースといったベテランは、出てはいるものの脇に徹している。主演ジェレミー・レナー演じるクレイジーな兵士には、戦争というドラッグをふんだんに吸い込んだ空気感が漂っている。歩き方から眼差し、話し方、息のつき方、それらひとつひとつで丁寧に命がけの傭兵を体現してる。

 カメラもとても効果的なアングルとタイミングを押さえている。この映画は“爆破”自体かなりのキーポイントとなっているのだが、その破壊行為が戦場の麻薬として観客を惑わせるのだ。正義か悪かを問わない戦争映画だからこそ、見ているものは自分で何を見ているのか考えないといけない。そこにはただひたすら、弾丸、肉、スイッチ、血、ワイヤー、人間。それしかないのだから。

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ikuradon

1.0戦意高揚映画

2010年6月29日
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鑑賞方法:映画館

単純

グリーン・ゾーンとセットで見るとこの映画の性格がはっきりする。一見、「戦争」をリアルに描くことで悲惨さを訴えているようでいて、この戦争の本質など考えず、ガッバって戦え!という主張にしか見えない。イラク人の描き方が酷すぎる。

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Green5026

4.0リアルな戦争の情景とはこういうものだろうか

2010年6月3日
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鑑賞方法:映画館

飾り気一切ナシの戦争映画。特に爆弾処理班という、戦争においても花形とはいえない舞台に焦点を当てた作品。

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よこざー

4.0War is...

2010年5月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

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Intuition

4.0ヒリヒリと…神経焦げ付く緊張感。

2010年5月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

ご多聞に漏れずの面白さでした。
いや…「面白い」と表現して良いものか…扱ってる内容が内容だけに、不謹慎な気もしますが。

ネタやトリック等を持ち得ないのに、サスペンス要素満載の緊迫感。
やたらとリアルなバグダッド市街地場景。
爆発する、爆発しない…テーブルに置かれた2枚のカード。どっちを引いてしまうのか…任務期間中に延々と繰り返される爆弾ゲーム。

爆弾処理班、主要キャラ三名の現場に於ける様々な反応と対応にも、緊迫感漲っています。まさに爆発寸前の精神状態。
彼らの誰にも納得できるし、誰にも納得できない。当事者じゃないから。
神経磨り減らし、まともな精神状態じゃ生きていけない状況。
前述した様な、爆弾ゲームを楽しむ主人公ジェームズの精神も、また或る意味で磨り減っている。

そして訪れるラスト。
不思議だったのは、ラストカットに訪れた、あの奇妙な恍惚感?高揚感?を自分が感じてることでした。
仰々しい音楽に乗せての、ジェームズの勇ましい後姿。
頭にこびり付いて、暫くは離れてくれないでしょう。

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ロロ・トマシ

4.5サハラとディア・ハンター

2010年5月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

賛否両論の他の方のレビューで言い尽くされているようなので、
内容については触れない。

この映画を見終わって思い出したのは「ディア・ハンター」と、
昔ビッグコミックに連載されていた、小池一夫原作・平野仁作画の漫画
「女外人部隊サハラ」だった。

「ディア・ハンター」で、クリストファー・ウォーケンが演じたロシアンルーレットの
悲惨さは、戦争が人間の心にどれ程の苦痛を与え精神を歪めてしまうかを
まざまざと見せつけてくれた。

「サハラ」の中に、地雷に処女を奪われた修道女が、地雷処理任務となり、
仲間の命を救うべく地雷を処理していく話があった。
彼女は恐るべき集中力と勘で、地雷を捜し出していく。
なぜなら地雷は彼女の愛しい恋人であり、いつ爆発するかわからない恋人と
彼女はまぐわうのだった。

「ハート・ロッカー」のジェームズ二等軍曹が、
ゲームを楽しむかのように爆発物を処理していく様と、
喜々として戦場に降り立つ表情に
「戦争=麻薬」の恐ろしさ・虚しさ・悲惨さを痛感した。

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ミア

3.0観た事に,自己嫌悪…

2010年5月5日
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鑑賞方法:映画館

単純

難しい

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OverYoung

4.0一般市民に驚く

2010年5月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

爆弾処理のリアルな緊張感と恐怖、それと銃撃による殺人に対する感覚。凄い迫力でした。一番驚かされたのは兵士ではなく、イラクの一般市民です。あのような事態を平然と眺めている様子は、どれだけこの事態が日常的になっているのかと痛感しました。

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chienu

5.0考え込んでしまいました

2010年5月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

何というか、レビューを書きづらい映画だと思います。

爆発物処理の話なのに、ほとんどドキドキしなかったし、
ストーリーも、主人公と周囲の人(軍人仲間や現地の人たち)との
間に何やかにやとあるにはあるのだけれど、取り立てて、という
ほどではないように思いました。
だから評価が低いかというと、そんなことは全くなくて。

そういう内容なのに、あるいは、だからこそなのか
戦場が日常であるということについて、そして私たちはそれを彼らに
押しつけているんじゃないかと、すごーくすごーく考えてしまいました。

もちろんドキュメンタリーではないのだけれど
おそらく同じような境遇にいるアメリカ兵の人たちがいて、
私たちはどれだけ彼らのことを思っているの?
米兵の存在によって生かされたり、傷つけられたりしながらも
受け入れるしかない現地の人たちのやりきれないような気持ちと、
またそれを感じているであろう米兵。それでも仕事をしなければならない
彼ら。
正常な精神状態でいられなくなるのも当然かなと。
「無事で帰ってきて」という、監督のアカデミー賞での言葉に納得しました。

気軽に見られる映画ではないけれど、私はほんとうに秀逸な映画だと
思います。

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sunnydays

3.5序盤の緊張感の勝利。

2010年4月25日
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鑑賞方法:試写会

単純

興奮

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cross yuki

4.5“戦争は麻薬”を実感

2010年4月19日
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めぐ吉

3.5真実に似せた嘘

2010年4月16日
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興奮

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Travis

4.5『ハートブルー』が好きならば、おすすめ

2010年4月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

同監督の作品である『ハートブルー』が好きな人には、おすすめです。
要するに、アドレナリン中毒となった男たちの友情と、男のロマンの話です。
これが女性の監督というところが、また粋な作品ですね。

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maomao1984

2.0不完全燃焼…。

2010年4月5日
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難しい

この作品を観ての感想…。

私が楽しめる作品は絶対にアカデミー賞を取れない…ような気がしました。

ハッキリ言ってムズいと思います。

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迪宮裕仁

4.5心を抉るリアルな戦争描写

2010年4月2日
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caramelman

4.5戦争中毒

2010年4月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

また新たな戦争の定義が誕生した…
「戦争=ドラッグ」という。

『戦場のワルツ』を見ても感じた。明らかに“戦争”が変わってきている、と。あくまでも戦争は日常の一部であって、私達の描く戦争のイメージよりも、もっと軽いのだ。

この『ハート・ロッカー』は最初から最後までほぼ戦場が舞台であり、緊迫した雰囲気が一貫して流れている。しかし、それでもどこか、見ていてわくわくしてしまったり、痛快な感情を抱いたりしてしまうのは、やはり、この映画の「戦争は麻薬である」というテーマのせいなのかもしれない。
第二次世界大戦から、武器は驚くほど発達し、戦争技術は高まるばかりだ。そして、高まれば高まるほど、戦争は間接的でゲーム感覚になっているのではないだろうか。

女性監督が作ったとは思えないハードボイルドさで、終始圧倒されてしまった。
しかしながら、この作品の持つ軽さと見易さが戦争を肯定するようにも見えて、これがアカデミー賞受賞の理由かもしれない…とも考えてしまった。

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Night with Cicadas

4.0しんどい。

2010年4月2日
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怖い

興奮

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RMSNK

4.0これがアカデミー賞、作品賞・監督賞なのか・・・。

2010年3月29日
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興奮

序盤から緊張感のある演出続きで、手に汗にぎりっぱなし。
危険物処理班のお仕事の大変さは十二分に伝わってきます。
またドキュメンタリータッチの演出も、途中何度も
これはドキュメンタリーじゃないよな・・・、と確かめるほど
秀逸な出来栄え。

錯乱しているとしか思えない主人公や、周囲の人々の
歪みっぷり、病みっぷりも相まって戦争の怖さ、辛さは
強く心に残ります。

また、ストーリー性すら否定するかの内容に
ひたすら現実の戦争を観客に突きつける監督の
強い信念も感じました。

ただ、ドキュメンタリータッチのブレまくりの映像も
なれない人には気分を悪くするほどで、
序盤からの緊張感もあって、苦痛に感じる人もいるのでは
ないでしょうか。

この観る者を引き込む辛い体験をお金を払ってまで
するというのは、ある意味究極の娯楽ですね。
また戦争から程遠い日本人のどれだけが理解できるのかも
若干疑問です。

全体的にみると、かなり良くできていて、
すばらしい作品であるのは間違いないですが、
アカデミー賞をとるほどのものには思えませんでした。
何か足りない気がします。
観た人に、正直に真正面から現実を突きつけることに
終始しているからでしょうか。

その足りないものを女性が監督であることで
補っての受賞に思えてしかたありません。

うがった観方ですかね。

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gdf

4.5緊張感の伝わる2時間でした

2010年3月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

序盤の爆破シーン以来、いつどこで爆発するのか、どこから銃弾が飛んでくるのか、どの人間が自爆テロリストか、本当に緊張感が最後迄伝わり、ドキドキさせられた、あっという間の2時間少々でした。

観る前のイメージは、派手な爆破シーン中心の映画かな?ドキュメンタリー風って書いてる人が多いから、アカデミー賞とは言えアメリカ人が好きな映画で日本人にはどうかな?って映画なのかな?と思っていましたが、終わる事の無い戦場のリアルな緊張感が最後迄ずっと伝わる映画でした。

考えさせられる事も沢山沢山入っていて、とても良い映画だと思います。
一度観ただけでは、私レベルではきっと感じ取れなかった物も、もっともっとあったんだろうなぁ。
でも、もう一度劇場で観るか?と聞かれると・・・・、ちょっと観ないかな。

ドキュメンタリーを思わせる為なんでしょうが、序盤の動きの安定しないカメラワークは、疲れ目の私にはちとキツカッタ(苦笑)

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くろすけ