「爆弾処理班の主人公」ハート・ロッカー れおさんの映画レビュー(感想・評価)
爆弾処理班の主人公
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最初はまさに戦争中毒者の雰囲気でしたが、解体がうまくいっても人が死んだり、上手くいかなかったり、いろんなものを超えて、主人公自体のテンションがどんどん落ちていくのが珍しいな〜と。人間的には成長してるけどね!
モロPTSDがきてる描写も凄いな。
離婚したけどまだ一緒に住んでる、奥さんは誠実な人。この台詞だけでも、子供が生まれたけど戦地に向かいたいという話の中で衝突して、そうまで言うなら夫の義務は俺は果たせないと告白して、でも奥さんはジェームズと共に生きたいけど重荷にはならないという奥さんなりのけじめがあったのかなあと想像できます。仲が良さそうでちゃんとパパと言ってるのに戦地の話になるとスルーしてるのがそんな感じかな?
お子さんに話しかけていた時の、大事なものが一つしか無くなってしまった、の台詞の内訳を語らないのが憎い〜。ガラクタになってしまったのは解体した起爆装置なのか、それとも家族?愛国心?
でも最後の任務シーンで厳しい表情をしていたので、最後に残ったものは快楽のためのものではないことを祈る!
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