ハート・ロッカーのレビュー・感想・評価
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【81.1】ハート・ロッカー 映画レビュー
キャスリン・ビグロー監督による2008年製作の映画「ハート・ロッカー」は、戦争映画というジャンルの定義を根底から塗り替えた記念碑的作品である。本作は、イラク戦争下のバグダッドを舞台に、爆発物処理班(EOD)の過酷な日常を描いたものだが、従来の戦争映画がしばしば陥りがちな政治的メッセージの表出や英雄主義的な叙事詩とは一線を画している。冒頭で引用される「戦争は麻薬である」という言葉が示す通り、死の淵に立つことでしか生を実感できない男たちの狂気と依存を、剥き出しのリアリズムで切り取った点に、映画史における独自の価値がある。
作品の完成度を深く考察する上で避けて通れないのは、その持続する単調さである。本作は約130分という尺を持つが、その構成は劇的なクライマックスへ向かう上昇曲線ではなく、同様の緊張と弛緩が延々と繰り返される水平線に近い。100分程度に凝縮すれば、サスペンスとしての純度は飛躍的に高まったであろう。しかし、監督があえてこの冗長さを選択した背景には、戦場における時間の歪みを観客に共有させる意図が見て取れる。兵士たちが直面するのは、意味の見出せないシチュエーションの連鎖であり、観客が抱くなぜこのシーンが必要なのかという困惑こそが、出口のない戦場に放り出された者の心理的リアリティと重なるのである。本作は、観客に想像の余地をほとんど与えない。それは、感情を揺さぶるための劇的な背景を意図的に排除しているからだ。通常、映画はキャラクターの過去や動機を提示し、観客を共感という安全な場所へ誘導する。だが本作は、剥き出しの事実を突きつける即物性で勝負している。シチュエーションを受け身で見るしかないという感覚は、まさに爆弾を前にした時の選択肢のなさを象徴しており、そこには感動という情緒が入り込む隙間はない。あるのはただ、神経を逆撫でする砂の音と、いつ果てるともしれない無機質な日常の反復だけである。
役者陣は、この物語なき戦場を埋めるために、極めて身体的な演技を披露している。
ジェレミー・レナー(ウィリアム・ジェームズ二等軍曹役)
主演を務めたジェレミー・レナーは、台詞による説明を排し、その一挙手一投足でキャラクターの空虚さを表現した。彼は、家庭という現実を単調なシリアル選びの場としてしか認識できず、戦場での爆弾解体にのみ生の実感を見出す男を、圧倒的な説得力で演じきった。彼は、死を恐れない無謀さと、極限状態でのみ輝くプロフェッショナリズムという、二律背反する多層的なキャラクターを見事に体現している。特に、解体作業中に防護服を脱ぎ捨てる際の不敵な面構えや、戦地から帰還した後のスーパーマーケットでの虚脱した表情は、彼が戦争という麻薬にいかに深く依存しているかを雄弁に物語る。レナーはこの役で、肉体的なタフさと精神的な脆弱さを同居させ、一躍トップスターとしての地位を確立した。その演技は、観客に愛されるためではなく、理解し難い中毒者の肖像として、作品の冷徹なトーンを決定づけている。
アンソニー・マッキー(J・T・サンボーン軍曹役)
助演のアンソニー・マッキーは、規律を重んじ、安全に任務を遂行することを第一に考えるサンボーン軍曹を演じた。ジェームズという異常に対する正常の象徴として、本作のバランスを支えている。任務の意義を見失い、ただ帰還することだけを願う彼の姿は、本作の淡々とした流れの中で、唯一の人間的な感情の避難所となっている。ジェームズの独断専行に激しく反発しながらも、戦友として信頼を築かざるを得ない葛藤を、鋭い眼差しと抑制された演技で表現し、観客が戦場の異常さを理解するための理性の代弁者として機能した。
ブライアン・ジェラティ(オーウェン・エルドリッジ技術兵役)
オーウェン・エルドリッジを演じたブライアン・ジェラティは、いつ死ぬかわからない恐怖に常に怯える若き兵士の等身大の姿を見せた。精神が崩壊していく過程を、震える指先と不安定な視線で体現した彼の存在は、本作が描く単調な日常が、実は薄氷の上を歩くような絶望的な日々であることを証明している。彼の未熟さと繊細さは、ジェームズの狂気的な大胆さと鮮やかな対照をなしており、チーム内のパワーバランスにおいて重要な役割を果たした。
ガイ・ピアース(マシュー・トンプソン軍曹役)
物語の導入部で退場するガイ・ピアースは、短い出演時間ながらも強烈な印象を残している。彼のような実力派を使い捨てるキャスティングの妙が、本作が従来の映画的なルールに従わないこと、そして戦場における死の平等性と予測不能な恐怖を冒頭から強く印象づけている。ベテラン俳優であるピアースを冒頭で退場させる演出は、この作品が描くリアリズムの厳しさを観客に知らしめる重要な転換点となった。
レイフ・ファインズ(民間警備チームのリーダー役)
クレジットの最後に登場する名優レイフ・ファインズは、砂漠でジェームズたちと遭遇する民間軍事会社のチームリーダーを演じた。砂漠の狙撃戦という、一見すると本筋から逸れたような長いシークエンスにおいて、プロフェッショナルな傭兵としての冷厳さを漂わせる。短いシークエンスでありながら、作品に奥行きと重厚な説得力を与える5人目のキーマンとして、その存在感は圧倒的である。砂嵐の中での緊迫した狙撃戦において、彼が見せる佇まいは、正規軍とは異なる戦争の側面を象徴している。
脚本とストーリーにおいては、マーク・ボールが自身の記者としての経験を基に執筆しており、ディテールの信憑性が際立っている。物語は明確な起承転結を持つ劇的なプロットに頼らず、爆弾解体のミッションを繰り返す断片的なエピソードの積み重ねで構成されている。映像・美術・衣装の面でも、ヨルダンの砂漠で敢行された撮影がもたらす熱気と埃っぽさが、作品の肌触りを決定づけている。音楽は、マルコ・ベルトラミとバック・サンダースが担当した。従来の戦争映画のような勇壮なオーケストラを排し、不協和音を織り交ぜた劇伴が不穏な空気を醸成している。本作に特定の主題歌は存在しないが、サウンドデザインそのものが音楽としての役割を果たしている。
第82回アカデミー賞において、本作は作品賞、監督賞を含む計6部門を受賞した。この歴史的な快挙の背景には、映画的達成のみならず、当時の社会情勢や業界の力学が複雑に絡み合っていた。イラク戦争の泥沼化に対し、大義や批判を超えた「兵士の空虚なリアリティ」を提示した題材の選定は、出口の見えない時代精神に合致した。また、キャスリン・ビグローが女性として史上初めて監督賞を受賞した事実は、男性中心主義的なジャンルへの挑戦として、アカデミー側にとっても映画史を更新する大きな転換点となったのである。映画としての面白さや感動という従来の評価軸を揺さぶり、受け身の観劇を強いることで戦場の本質を浮き彫りにした本作は、極めて野心的な試行錯誤の産物であると言えるだろう。
作品[The Hurt Locker]
主演
評価対象: ジェレミー・レナー
適用評価点: 9
(9 × 3 = 27)
助演
評価対象: アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、ガイ・ピアース、レイフ・ファインズ
適用評価点: 8
(8 × 1 = 8)
脚本・ストーリー
評価対象: マーク・ボール
適用評価点: 7.5
(7.5 × 7 = 52.5)
撮影・映像
評価対象: バリー・アクロイド
適用評価点: 10
(10 × 1 = 10)
美術・衣装
評価対象: カール・ユリウスソン
適用評価点: 9
(9 × 1 = 9)
音楽
評価対象: マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
適用評価点: 8
(8 × 1 = 8)
編集(加点減点)
評価対象: ボブ・ムラウスキー、クリス・インニス
適用評価点: -1
監督(最終評価)
評価対象: キャスリン・ビグロー
総合スコア:[81.1]
肝が冷える爆弾処理
これぞ無敵の人!
市民全員が爆弾テロリストに見えてくる〜製作陣の力量
2009(日本は2010)年公開、アメリカ映画。
【監督】:キャスリン・ビグロー
【脚本】:マーク・ボール
主な配役
【ウィリアム・ジェームズ一等軍曹】:ジェレミー・レナー
【J・T・サンボーン三等軍曹】:アンソニー・マッキー
【オーウェン・エルドリッジ特技兵】:ブライアン・ジェラティ
【マシュー・トンプソン二等軍曹】:ガイ・ピアース
アカデミー賞にて、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞受賞。
1.「極限状態」
Hurt Lockerは軍隊の隠語で、ギリギリの状態、棺桶といった意味合いだという。
※恥ずかしながら、最初は ″Heart Rocker″ だと思っていた。戦争中毒でも意味するのかと勝手読み…
監督のキャスリン・ビグローも、撮影時は極限状態だったのではないか?
◆コロンビア大学芸術大学院で映画理論を専攻
◆モデルとしても活動
◆ジェームス・キャメロンの元妻
成功を期待された彼女だが、
本作の前2作(『ストレンジ・デイズ/1999年12月31日』と『K-19』)は、製作費の半分も賄えない、とてつもない大赤字で興行的には大失敗。
58歳で臨んだ本作は、背水の陣だったはずだ。
(勝手な思い込みの可能性あり)
低予算ながら、大ヒットを放ってみせた。
2.緊迫感
本作については、
一部のホンモノの軍人からは、不評もあるようだが、
画面から漂う緊迫感は、シロウトを十分にビビらせてくれる。
観ていると、
誰と、
何と戦っているのか、分からなくなる。
すべての市民が爆弾テロリストに見えてくる。
製作陣の力量だろう。
素晴らしい。
爆発物処理の場面はもちろんのこと、
砂漠の真ん中で敵と対峙し、狙撃し合うシーンも、
観ているだけで、顔面が日焼けしたような気になる。
3.まとめ
砂漠の戦争と言えば、ロンメルから書き換えできていない私には、新たな情報をたくさんくれた映画だ。
近い将来、
いわゆる「戦闘」は、ロボット兵士やドローンにすべて任されるようになるだろう。
戦争に限らず、
世に存在する「危険な仕事」は、人間の手を離れていくに違いない。
命知らず、とか、こわい物知らず、
といわれたタイプの人間は、
どこに、何に、生きる道を見つけるのだろうか?
☆4.0
向こう見ずな主人公は戦争の狂気が作り上げたものなのか…
アカデミー作品賞受賞のこの映画、
起爆方法と破壊力が場面場面で
都合良く使い分けられ過ぎている傾向を
感じたものの、
緊迫感に溢れた作風に引き込まれた。
しかし、何故か初めに観た時の印象が
あまり残っていない再鑑賞となった。
爆弾(こちらは地雷)処理兵の話となると、
やはりアカデミー作品賞を受賞した
「イングリッシュ・ペイシェント」
のインド人工兵を思い出すが、
この作品での主役、レイフ・ファインズが
出演していたことには驚いたが、
冒頭のガイ・ピアースと共に、
名のある俳優が登場後直ぐに戦死するという
チョイ役出演にも更に驚かされた。
理解不能なのは、主人公の軍曹が、
何故、こうまで向こう見ずなのかという
点なのだが、
ベッカム少年への思い入れから、
一人危険な地域に入り込んだり、
離縁している家族との関係から想像すると、
危険な行為への強い使命感というよりも、
作品冒頭での“戦争は麻薬である”
とのテロップもあり、
ある意味、戦争の狂気が作り上げた人物
としたかったのだろうか。
更に、反戦意図的に印象的だったのは、
主人公がスーパーに買い物に来たシーンで
映し出された膨大な数の食料陳列。
その直前の荒廃したバグダッドの街とは
対極に感じている中、
そもそもが、やはり印象的だった冒頭での
米軍の戦闘車両がイラクの街を
我が物顔で進むシーンからして、
監督の戦争に異議を唱えることからの
描写なのだろうが、
やはり、戦場における兵士の心理を描いた
イーストウッドの「アメリカン・スナイパー」よりも少し印象が薄かったのは、
主人公の心理を今一つ掴みきれなかったから
だったろうか。
危険中毒
公開当時、知人にこの映画の感想を聞いたところ、「バーン!ドカーン!って感じだった!音が大きいから寝なかったよ!」と。え…感想それだけなん?中身うっすいなあ…と思いずっと観ていなかった。いや、バーンドカーンだけちゃうやんけ!監督たちに謝りなさいと今更になってツッコミ。映像の迫力はもちろん、物語としても違和感はなく観ることができた。
イラクで爆弾処理にあたる部隊の緊迫感あふれる日々を描いた本作。常に危険と隣り合わせで先が読めない。いつ誰が死んでもおかしくない。誰か死んだとしても感傷的になる時間もなく任務が次から次に。アメリカの現地派遣された兵士たちはPTSDになり自ら命を絶つのが社会問題になっていると以前ニュースで見たが、この人たちも例外ではなく心に深い傷を負っていることは物語の中でもわかる。
ジェームズは危険中毒なのだろう。もちろん爆弾処理という自分にしかできない使命感が彼を突き動かすのであろうが、家族とゆったり過ごしたり、なにか趣味を楽しんだりとそういう当たり前の日常が逆に物足りなく窮屈に感じているのかもしれない。専門家ではないのでもちろん分からないが、ジェームズは普通の心理状態ではないのかもしれないと感じた。あまりにも自分の状況とはかけ離れているので理解はできなかったが、また残される家族の気持ちを考えるとなんとも切ない気持ちになった。
鑑賞後、この映画に関して監督が語っている記事を読んだ。ガイピアースとレイフファインズ(どちらもちょい役)が出演しているが、ガイピアースは地味やけど、レイフファインズの存在感はこの映画の世界観を壊してしまうと懸念していたと。
え!ガイピアースってそんな地味な扱いなん!?大御所やと思ってたけど…地味なんて言わんといて〜🤨
とてもよく出来たハードボイルドのアクション映画
2009年のアカデミー賞の作品賞、監督賞など6部門を受賞した作品。
2004年のイラク・バグダッド郊外で、米軍の爆弾処理班の活動を描いている。
とてもよく出来たハードボイルドのアクション映画の傑作だと思う。ただ、アカデミー賞を取る作品かと言われれば、?というのが正直な気持ち。
主人公が、ジェレミー・レナーで、ラッセル・クロウを初めて見たときのような、魅力のある役者だし、出て来る役者も無名ながらよくハマっている。映画的にはとても面白い。
アクション映画としてみたら最高の映画だが、こと現実のことを描いているということを考えると、「映画」にのめりこみすぎなのが気になる。
実際の兵士から、事実と違うと抗議があったとか。
それは、この映画を見れば当然である。まさに映画的効果を狙った人物造型。かなり人工的に思える。例えば最後に腿を撃たれて帰国する兵士が、あんなに主人公を罵るか?また彼自身の心理描写も単純に思える。作り手の想像の範囲を超えていない。様々の事例を合わせた典型なのかもしれないが、ちょっと浅い。軍医にいたっては、ありえない、と素人の目でも思える。患者である兵士に「あんたは現場に立ってない」と反論され、それで現場同行を申し出るなんて、普通考えられない。案の定軍医は爆死してしまう。下手な偽善が命を落とす典型として。と、よく見るとかなりウソ臭い。主人公にいたっては、ラストでは、カッコよく登場する。(映画的には最高なんだけど‥)
この監督にとって、アクション映画の設定として「美味しい」現実が、イラクの実態だったのだろう。現実にある話を、リアルに臨場感たっぷりに描けば、それだけで「反戦」映画になるという確信のもとに、彼女(キャスリン・ビグロー監督)は嬉々としてアクション映画を撮っているように思える。
結局、今のイラクの現状や米国兵士の苦悩より、アクション映画を描きたかったと思うしかない映画である。それであれば、すこし現実から距離を置いて描くのがスジでは?と思うのだが。
「戦争は麻薬」という言葉がこの映画の冒頭に出てくるが、「戦争」だけでなく、やはり「映画」も「麻薬」なのだ。
緊迫感なし、リアルでは無い
一部では評価されてるが、全く面白く無かった。
演出で戦場の緊迫感をやたらと大げさに描く演出は冗長で下品にすら思える
監督は映画を撮る才能が全く無く、映画の神様に愛されていないとしか言えない位に映画制作には向いてない。こういうのは作りたければドキュメンタリー作れば良いと思う
終始緊張感ハンパないが…
第82回アカデミー賞9部門ノミネートされ、作品や監督賞等々6部門受賞作品ということで鑑賞。
本作はイラク戦争中の爆弾処理班の壮絶な死闘を描いているだけに、終始緊張感がハンパない。ざらついたフィルム映像がさらにリアリティーに拍車をかける。気が付くと歯を食い縛り肩が凝ってしまうほど身構えて観ていた。
チームワークを絡めた人間関係やメンバーの個性もしっかり描かれているあたりも、本作の魅力のひとつであるだろう。
かなり観入ってしまう内容ではあるのが、冷静に振り返ると個人的にはアカデミー賞の目玉になるほどでは…というのが正直なところかな。主人公の戦地に生き甲斐を求めているように映る感覚が、しっくりこず反発を感じるからかもしれない。
とはいえ、女性初のアカデミー監督賞作品という意味では必見の作品であろう。
衝撃の映像と音響
劇場で観て以来の観賞。
アカデミー作品、監督賞も納得の心に刺さる作品です。
今になって思えば
アンソニー・マッキー(サンボーン三等軍曹)
今を時めく2代目キャプテン・アメリカ役。「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が2025/2/14日米同時公開。
レイフ・ファインズ(PMC分隊長 )
「ハリー・ポッター」シリーズで言わずと知れたヴォルデモート卿役で有名です。
デヴィッド・モース(リード大佐)
「グリーンマイル」のブルータル役でこちらも有名。
エヴァンジェリン・リリー(コニー・ジェームズ)
「アントマン」シリーズのワスプ役。2024年に引退宣言したとの事で残念ですね。
ガイ・ピアース(マシュー・トンプソン二等軍曹)
「メメント」が印象的です。出番が序盤だけとは当時ビックリしたものです。
主演のジェレミー・レナーも含め、名だたる俳優が出演しています。
極限状態に身を置くこと
ジェームズは爆弾処理に成功すると
脳内に幸せホルモンのドーパミンがドバドバ出るんでしょうね。だからもっと大きな爆弾を、もっと難しい爆弾を処理したいって、もっともっとーって思っちゃうのかな。奥さんとの買い物超つまんなさそうですもんね。
それにしても戦争ってほんとクソですね。悲しみ、憎しみ、絶望、不安で溢れ、後には何にも残らず只々消耗するだけ、勝っても負けても瓦礫の山で悲惨な状態。
この作品で本物の戦地を垣間見た気がしました。日本が平和で良かったです。
しらんけど
戦地で爆弾処理に挑む兵士たちの極限の緊張感が伝わり、息をのむシーン...
兵士の日常を切り取ってるだけなんだけど、 めちゃくちゃしんどい こ...
イラク戦争のお話
バクダッドで爆弾処理をする軍曹、班長が主人公のようだ。はじめは、もう一人の軍曹が主人公かなと思った。
前の主任は『危険範囲』の25mよりもだいぶ遠くに逃げたのに亡くなってしまった。
それほどの爆弾だったのか。155mm?とかいってたけど。
次に来た主任が主人公。ぶっ飛んだ行動の人。
午後ロードで観たからなのか、映画全体のストーリーがない。他の人のレビューにある、少年との「交流」も
運転手?の行動もわからなかった。
砂漠の中で出会った部隊(仲間?)が狙撃されるシーンも何もつながりがない。
ただ細切れの爆弾処理班のエピソードを描いているだけのように見える。これも午後ローのせいかな。
イラク戦争は、いやいや戦争は理不尽なものだ、という主張はわかる。
子供の死体を爆弾にしたり、生きている人に無理やりタイマー付きの爆弾をつけたり。
ただその戦争に魅入られて逃れられない人もいる。麻薬に溺れる人のように。
2008年アメリカ映画
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