「自宅にて鑑賞。米と独の合作で、三部作を予定していたが興行的に揮わな...」パンドラム 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
自宅にて鑑賞。米と独の合作で、三部作を予定していたが興行的に揮わな...
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自宅にて鑑賞。米と独の合作で、三部作を予定していたが興行的に揮わなかった為、続きが出来無いらしい。大好きな『イベント・ホライゾン('97)』を作ったP.W.S.アンダーソンの名が共同製作にある(この人はこのテのシチュエーションが好みなのかも)。ホラーと云うよりはダーク・ファンタジィに近いテイスト。かなり早い段階で“ハンター”と呼ばれるクリチャーの正体や大まかなストーリーが読めてしまった。説明的なカットが下手な上、決定的に何かが足らない印象だが、そこそこの創り込みだったのでまずまずの及第点。60/100点。
・“ナディア”のA.トラウェ、強い意志を感じさせる瞳が魅力的。“マン”のC.リーもアグレッシブで、この二人のアクションシーンは良かった。ラスト近くに登場する“子ハンター”は、C.アルヴァルト監督の実娘A.L.ムハンマド。また“バウアー”を演じるB.フォスターの弟ジョンが、登場して直ぐヤラレるロシア人のチョイ役で出ている。オープニングやエンディングのタイトルバックは凝りに凝っているが、逆に作品の画面をどの様に構成していたか、垣間覘く事が出来る。
・鑑賞日:2011年11月21日(月)
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