禅 ZENのレビュー・感想・評価
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悟りを目的に座禅をするのではない
映画「禅 ZEN」(高橋伴明監督)から。
言わずと知れた、鎌倉時代初期の禅僧、日本曹洞宗の開祖、道元。
一般には道元禅師と呼ばれている。
その教え、考え方が、物語全体を包み、
鑑賞後、なぜか座禅をしたくなった映画である。(汗)
その「座禅」、目的は「悟る」ためだと勘違いしていた。
物語中、何度も繰り返される「悟りを目的に座禅をするのではない」の
フレーズが、妙に心に残った。
座禅している姿そのものが仏であり、修行の中に悟りがあるという
「修証一等、只管打坐(しかんたざ)」の禅を伝えた彼らしい表現である。
「喜びも苦しみも涙も…。あるがままに。」だけでは、理解しがたい教えも、
「あなたも坐ってみませんか」と誘うだけ。
ただただ「坐ること」により自分というものを見つめる機会となる。
積極的に「孤独」を体験することで、自分の中に「仏」を見つけることか。
当たり前のことを、あるがままに感じる
「春は花、夏ほとどきす、秋は月、冬雪さえて、すずしかりけり」
目は横につき、鼻は縦についている、という意味の「眼横鼻直」という熟語。
メモは少なかったが、約2時間、まじめに向き合った映画となった。
たまには、こういう映画もいいな。
禅
水曜日は1000円で映画を見られる日
ということで禅を観に行きました。
開映45分前に着いたのに、前から2列目しか空いてませんでした
客席はおじいさんが多かったです。
あーた達は毎日1000円なんだから、水曜日は避けてくれ
と心の中でつぶやきました。
アップになると顔だけで2mぐらいになっちゃう
お目当ての藤原竜也さんは執権・北条時頼役。
新聞広告に友情出演と書いてあったので、
どの程度出てくるのか不安でしたが
結構、満足しました
亡霊の幻覚に悩ませられて、
血眼で絶叫
(あぁ、コレが見たかった)
烏帽子、束帯の姿も多分始めて見たし。
勘太郎さんの老けメイクは勘三郎さんソックリ。
何で高僧の役なのに結婚報道なんてリークしたんだろう
禅問答の本でも読んでみたくなりました。
原作「永平の風」
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