俺たちに明日はないッスのレビュー・感想・評価
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【童貞高校三年生トリオの、性に対する興味を、夫々の関係性を軸に、ドストレートに描いた作品。いやあ、懐かしいなあ・・。男って、ホント一時期SEXが頭の8割を占めるおバカな生き物なんです・・。】
■比留間(柄本時生)、峯(遠藤雄弥)、安藤(草野イニ)は、17歳の童貞高校生3人組。 比留間は担任教師(田口トモロヲ)とラブホテルから出てくる同級生・友野(三輪子)を目撃してしまう。 一方、峯は公園で生理になって倒れていた同級生・ちづ(安藤サクラ)を助けたことで急接近する。 そしてデブの安藤は、巨乳の女子・秋恵(水崎綾女)から告白され…。 ◆感想 - 『男が、ガールフレンドと”やりたい!”と思った時には、彼女に対する態度が軟化し(で、ペニスは硬化している・・。)欲望を満たすと、彼女に対する態度が硬化する(で、ペニスは軟化している・・。)』という有名なおバカ男の反比例現象は一部では有名であるが、今作に出てくる高校三年生トリオは童貞なので、そんな余裕もなく、無為な日々を送っている・・。- ◆感想 ・比留間と、友野(と先生)。峯と、ちづ。安藤と秋絵の3組の関係性がそこはかとなく面白い。 ・個人的には、デブの安藤に告白する”私、巨乳なの・・”の秋絵との関係が面白い。 ー 秋絵は、相撲取りなどの太った男が好きな事が分かるシーン。イロイロ性の嗜好はあるからね!で、安藤は痩せる・・。- ・比留間と、心臓の悪い眼鏡少女、友野が海に行って、比留間念願の童貞喪失か!というシーンも可笑しみがある。 ー イザ!というときに起たない経験は、男だったらある筈。(私だけか?)- ・峯と、ちづのお互いが初体験シーンは、少しドキドキしながら鑑賞。 ー 安藤サクラさん、身体張ってます・・。- <童貞男トリオの面白くも、少し切ない姿を描いた作品。 男から見ると、郷愁も含めて面白かったのだが、女性から見るとどうなんだろうな・・。>
高校生ってしょうもないッス(・д・)
ん~。リアル。(笑)(○´∀`○)学生当時の生々しい性に対する関心を想い出させられたので☆一つ。まぁ、おっぱいってしょうもなくないッス(・д・)ってことで。衝動と嫉妬の狭間で悶える学生に刮目せよ!!
ヤりたい!…男ってバカね。
「百万円と苦虫女」が大好きだったので、観に。 原作の漫画は未読。 いや〜甘酸っぱい青春…いや性春映画だった。 しょっぱい高校時代の日々が思い出されたりして身に染みた。 17歳のなんとも言えない葛藤がうまい具合に現れていて、いい映画だった。 これを女性監督が撮っているというのも興味深い。 男の悶々感がよく伝わってきた。 ラストの吠えるシーンは、何とも言えない葛藤が伝わってきて、 すがすがしくも哀愁を感じた。 わかりやすい結末ではないけれど、後味の良い作品だと思った。 R15指定で過激なシーンはあるものの、まぁそういう映画だからOk(笑)! ロックな映画だった。
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