小森生活向上クラブのレビュー・感想・評価
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古田新太映画初主演!なのに。
平凡なうだつの上がらないサラリーマンがひょいと起こしてしまった殺人をきっかけに、「存在自体が不幸を撒き散らす人間を、早めに消去することが他の人間の助けになる!」の論理を持ち出して、一応正義の名の下に、制裁をくわえていく。
ところが本人の思惑をおいてけぼりに、事態が大きくなっちゃって…。
というストーリー。
そりゃあニュースを見てたってこいつ死んだほうがいいだろう?!て思う奴はいる。
だからこの映画ももっと、痛快さがあってもいい…と思うのだが。
正義のわりには殺すまでのいたぶりが案外残忍なせいかな。
ホラー、バイオレンス、スプラッター苦手だもので口に合わなかった。
後半のライクアローリングストーンな展開はちょっと可笑しい。
私は観ている間「シリアルママ」、連れはまた違うミュージカルを思い出していた。
パクリとかいうことでなく、デスノートといい、みんな心の中で殺したい奴がいるんだなあということだな。
しかしなあ、こいつは将来的に害をなすからやっつけちまえ!と大々的に言ってアメリカはイラク攻撃したんだよね…。現実のほうが規模大きくなっちゃってるのが恐ろしい。
ブラックコメディの一品
フラッシュが目に痛いオープニングに古田新太のどアップとは早くも監督の悪意と殺気を禁じ得ない、被害妄想女まではホラー仕立てなので鑑賞を続けるか悩んだがボッタくりバーあたりからテンポもあがり、荒唐無稽な展開に惹きこまれました。 鬱憤晴らしも映画の効用、「必殺仕置き人」や「イコライザー」が受けるのも人間が社会的な生き物という現実だからだろう。善と悪は人類普遍のテーマだ、野生の獣は生存本能に従うだけで殺しに理屈をつけたり愉しんではいないだろう。本作は心の暗部のカタルシスと同時にいつのまにか陪審員席に座らせられているような居心地の悪さ、人間の不完全性を考える機会を与えてくれる点で単なる三流週刊誌の連載小説とは一線を隔している。さすがに高尚な社会派ドラマでは敬遠されるとブラックコメディに仕立てているし、あえて低俗性を加えているが奥が深い。 この映画は古田さんだから成立したとも思える存在感、初主演作のようですがその後の活躍もうなづけます。磯村部長は原作者のカメオ出演とか。
ブラックコメディ
世の中の悪を惨殺していくという恐ろしいけどなぜかスカッとする映画。 ただ悪いと見える人たちが全員悪いとは限らない… それでも小森生活向上クラブはどんどん活動を広げていく… ただ最後のシーンが余計だったかな。 その後の報告いらない!
心地よく見れる映画
男の視点の映画である。 日常の生活の中で感じる感情(正義感に属するもの)を、どこまでもストレートに表に出し、うまくいく物語である。 各エピソードの背景が分かりやすいので、気楽に見れて心地よいと感じた。
気付いたらクレイジーな信仰教祖
悪いやつらをやっつけたい、そんなベタなヒーロー願望がクレイジーな世界へと誘います。
気付いたら結構なところまで来ちゃった感が否めない、あたふた加減がリアル。
“タクシー・ドライバー”クラブ!
あのランディ・トラビスが背中を後押しするブラックなコメディ! ノリが余りにも映画的ではなく、23時位からのドラマ向け (笑) 特に後半は間延びしてグダグダなんで、やはり90分以内に収めないと。 古田新太は相変わらずの顔で、なかなかの主演ぶりが良かったぞい。
好み分かれるな~
古田さん好きなんで気になってレンタルしました。 ゆっくりめな展開に飽きちゃう人には向いてないかも~ 日本映画って感じの間があたしは結構好きでしたけど。 痴漢被害者ぶってる女性やぼったくりバーの店員達など 殺され方があっさりで笑えた。 でも妄想部分と現実部分がはっきりしなくて途中混乱します。
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