「医療従事者の重責を思う」ディア・ドクター こころさんの映画レビュー(感想・評価)
医療従事者の重責を思う
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大胆さと脆さと優しさを併せ持つ医師伊野を笑福亭鶴瓶さんが好演。
しなやかに生きる研修医相馬を瑛太さんが爽やかに好演。伊野や村長(笹野高史さん)との軽妙なやり取りが微笑ましい。
一人暮らしのかづ子を八千草薫さんが柔らかな魅力で演じる。
前述の笹野高史さん、看護師を演じた余貴美子さん、波多野刑事を演じた松重豊さんの味わい深い演技もいい。
多くの知識を必要とし、生身の人間を相手にする医療従事者の方々が日々背負われている重責と、医師による診断が最善だと信じ、治療を受ける患者の立場の弱さと不安定さを改めて感じさせられた作品でした。
患者の気持ちに寄り添った診療を望むが、無資格での医療行為は論外、かと。。
映画館での鑑賞
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