「罪か否かと問われれば罪だけれど」ディア・ドクター yupppiiiさんの映画レビュー(感想・評価)
罪か否かと問われれば罪だけれど
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前に観たような…でも結末が思い出せなくて。
父親が医師であったけれど、自分は医師免許も持たずに過疎化している小さな村で診療所を営む鶴瓶さん。
いい加減さもあるけれど、村人の事を心配しているのは本当。
自分も小さな町の診療所で働き、先生を見ていたから余計に思う。
医者、特に町医者なんて軽い気持ちでなれない。
代わってくれる人もいなくて。24時間365日、誰か何かしら起きていて。本当に心休まる時なんてあるだろうかと。
それをやってのけた鶴瓶さん。
医師免許を持っておらず、医科大学に行ったわけではない人に診てもらい、薬を処方されるなんて実際に考えたら恐ろしいことだけれど。
でも、お父さんのペンライトを盗ってしまったと電話する姿。きっとお父さんが素晴らしく、その後ろ姿を追っていたんだろうな。
バレて逃げた最後のシーン。
八千草さんが入院している病院に配膳係として再登場。
こんな状況でも最期までちゃんと見守りたいという想い。
こんな人が自分の主治医であって欲しいと思う。
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