「壮大なスケールで贈るオーストラリアの大河ドラマ」オーストラリア CAMAさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大なスケールで贈るオーストラリアの大河ドラマ
いやいやすごかった~。近年まれに見る大河ドラマですよ、これ。もう「風と共に去りぬ」かよ!って感じで。
話は長いし、基本的にウェスタン映画なんで、好き嫌いは結構分かれると思いますが、この映画見るだけでオーストラリアの現代史を知ったようなつもりになれます。ちょっと演出過剰な感じもありましたが、スケールの大きさはものすごいものがあります。なんか広いスクリーンで見た方が絶対にいい映画ですね。でも長いけど。。
しかし何よりも主演のニコール・キッドマンがいいです。彼女自身、それほどタイプの女優さんではないんですが、なぜかたまたま見た映画に出ていることが多くて、しかもどれも当たり役(ムーランルージュにしても、コールドマウンテンにしても)。てことは、やっぱり名女優なのかな。多分、今ハリウッドでも希少な「昔ながらの主役の顔」を持った、品の良さを感じました。だから余計に「風と共に去りぬ」っぽかった気がしますが。ちょっとファンになりました。
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