画家と庭師とカンパーニュ

劇場公開日:2008年8月2日

画家と庭師とカンパーニュ

解説・あらすじ

都会での暮らしに疲れ、故郷のカンパーニュに戻った初老の画家。彼が庭師として雇った男は、偶然にもかつての幼なじみだった。すぐに昔のように打ち解けた2人は、豊かな自然の中で様々なことを語り合いながら楽しい時間を過ごすが……。「クリクリのいた夏」のジャン・ベッケル監督によるヒューマン・ドラマ。画家役に「ぼくの大切なともだち」のダニエル・オートゥイユ、庭師役に「サン・ジャックへの道」のジャン=ピエール・ダルッサン。

2007年製作/105分/フランス
原題または英題:Dialogue avec mon jardinier
配給:ワイズポリシー
劇場公開日:2008年8月2日

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映画レビュー

3.5 原語を知らないもどかしさ

2026年5月7日
PCから投稿

年齢を重ねてくると思う。
この人ともっと早く出会っていれば
私の人生はもう少し変わっていただろうか。
いや、分かっている。
若いころに出会っていたならば、
心を通わせるような仲にはならなかっただろう。
まして、男女ならなおさらだ。
いまこの時期に出会えたことに意味があるのだ。
…そう思うようにしている。

画家と庭師は数十年ぶりに会う幼馴染。
生活も生き方も、価値観すら違う二人だが
長年の”連れ”のように尊重し合う。
なぜだろう。
この”数十年ぶり”という時間が
二人が親密になれる土壌を造り上げたのでしょう。
そして、”土壌”さえ良いものが造れれば、
疎遠な妻でも、価値観の違う娘でも、
もしかしたら愛人でさえも、
心を通わせられるんだよ。
それを教えてくれたのは、
”庭師”のジャルダンなのです。

緑の豊かな南仏のカンパーニュ(田舎町)
澄んだ空気の心地よい風と土の匂いが
感じられる温かい会話劇でした。
それだけに、字幕じゃなくてフランス語を
理解したうえで観たかった。

長年付き合ってくれた古い友人たちは
もちろんだが、
昨日初めて会話したあなたにも
私の生涯に影響を与える大事な人として
大切に接しよう。

そう思えるとてもいい映画でした。

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にゃろめ

3.0 中年ではなく老年な印象

2025年4月16日
PCから投稿

フィルムマークス3.3でつけました
仕事は定年退職しており第二の人生を過ごしている中で再会した二人の友情物語
と言ってもドラマチックな作りではなく自然体とした、本当にいそうな作りで親しみやすかったです
お互いを尊重しあって意見が違うところも無理に突き詰めない
でも家族のピンチや病気のときなど手助けをして友情を深めあう
画家の別荘的な自然豊かなロケーションもあり、とても綺麗で理想の友人像が見れる映画でした

生き方を考えられる作品ではありますが、お二人とも結婚して娘や息子もいる家族構成で、庭師は毎年2週間くらいのバカンスと画家は別荘持ちに若い裸婦モデルといい感じになっていたりするので、少しだけ違う国のお話感はありました。

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柚子一味

4.0 【都会からカンパーニュの屋敷で田舎暮らしを始めた中年の画家と彼の家にやって来た小学生時代の悪戯友達の庭師との友情を描いた物語。人生の豊かさとは何かを考えさせられる詩情溢れる作品である。】

2024年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

■離婚を求められる妻との生活に疲れ、画家(ダニエル・オートゥイユ)は生まれ故郷・カンパーニュの屋敷で田舎暮らしを始める。そこに庭師としてやって来たのは、小学校の時の悪戯を一緒にやった男(ジャン=ピエール・ダルッサン)だった。
 お互いにキャンパス、ジャルダン(庭)と呼び合い、二人の生活は始まる。

◆感想

・画家は豊かではあるが、妻との仲は冷えており、美しい愛人もいるが、どこか浮かない顔をしている。

・一方、庭師の男は貧しいが、妻とは一緒に旅行に行ったり充実した生活を送っている事が、劇中それとなく語られる。

■だが、画家と庭師は幼い時の結びつきからだろうか、言いたいことを言い合う程、仲が良い。
 それを見守るように、南仏の美しい風景が展開されるのである。

・庭師に癒されるように、画家は徐々に穏やかな表情になって行く。

・だが、ある日、庭師は腹痛を訴え、画家は慌てて知り合いの医師に連れて行くが、死は近いと言われてしまう。

・庭師は、死を悟って居るかのように、退院後は画家と共に釣りに出て大きな鯉を釣り上げリリースをする。

・更に庭師は、且つて勤めていた鉄道の脇にある自身の庭で、自慢の野菜を育てている。

■庭師は亡くなるが、画家は彼を思い出す様に、庭師が愛した彼が作った野菜や、彼が使っていた道具を描くのである。
 そして、彼の画は多くの人を魅了するのである。

<今作は、観ていると穏やかで優しい気持ちになる作品である。派手さは一切ないが、この作品には”本当に豊かなる人生とは何か。”と言うテーマが見事に表現されている。
 佳き作品であると思う。>

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NOBU

4.0 エスプリ‥

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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ひよこまめぞう

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