天国はまだ遠くのレビュー・感想・評価
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感動場面はないが、のんびり、ほのぼのした感じが良い
元々は、自殺志願の若い娘が、京都の寂れた場所に行き、
宮津の民宿で、夜、寝る前に睡眠薬自殺を図る
3日目の朝、起床し、その後、数日間、宿泊する
その間、廃屋に行く毎に、窓枠に積んだ小石は17個
→ 1日、数個の日もある
宿主や近所の人との交流、及び、自然に接して、
最後は、列車に乗り、帰宅の途につく
映画に無理筋が無いのが良い
加藤ローサが美しい。田舎で半自給自足みたいな二人暮らししたら浄化で...
加藤ローサが美しい。田舎で半自給自足みたいな二人暮らししたら浄化できた。リセットされて再生出来たみたいな話でよくあるやつだけど、いやらしさがなくて良かった。ただ自殺の動機がいまいち。あんまり言わなさそうな不自然なセリフも徳井の返しが上手くて成立してる。キャストがこの二人の組み合わせというのが凄く良かった。自殺の話し以外は全部ありそうな自然さ。優しさに満ちていて良い作品。
とても良作な映画(^^)
正直、加藤ローサとチュートリアル徳井が主演やから
期待していなかったけど、めちゃよかった!!
お互い心に闇を抱えた2人が一緒に過ごすうちに次第に打ち解けていく様子が、とても良かった!!
徳井さんの自然な演技も
ローサが食事するシーンもこっちまでお腹がすくくらい美味しそうに食べてて
ストーリーは簡潔に言えば暗いかもやけど
見終わった後は、「もうちょっと頑張ってみるか!」って思える映画かな。
主題歌の熊木杏里さんが歌う[こと]も
映画にぴったりで大好きな曲です!!
優しい映画
見終わった後、映画館で見なかった事を後悔しました。主演の2人の爽やかさや風景の美しさを見たかった!ローサちゃんの可愛いさや徳井さんのぶっきらぼうだけど優しい眼差し、静かに流れて行く日常にほっとできたテレビでよく観る2人があんなに自然にそして上手く演技をされるとは思いませんでした。私の大好きな作品です。徳井さんの次回作も真逆の作品のようですがとても楽しみにしています。
疲れたときの深呼吸。
人気作家、瀬尾まいこの同名小説を映画化した本作。
心温まる癒し系ファンタジー。と書いてある。
↑最近多いこのフレーズ^^;
世の中みんな疲れている…。とはいえ死んではいかん!
田舎に助けを求める(死にきれなかった)女の子を通して、
人生再起の道を辿るストーリー。。
アイドル系の加藤ローサと、お笑い芸人の徳井義実の
共演ってどうなの…?と思ったのだが、案外イケてる。
ローサは相変わらず童顔ながら上手い演技を見せる。
対する徳井は喋りがかなりお笑いっぽかった。…が、
けっこう湿っぽく、孤独感がよく出せていたと思う。
台詞は極端に少ない。表情や態度からそれを読み取る
感じになるのだが、景色と相まってかなり気持ちがいい。
私はまったく死のうとは思わないが、、
あの場所には行ってみたいと(めがね橋はチト怖いがx)
そんな風に思える作品だった。
人間誰でも美味しい空気を吸って、美味しいものを食べ、
よく眠り、起きて好きなことに時間を費やしていれば…
自然と元気なんて取り戻せるものなのだ。
それほど単純なことが、なかなか都会では取り戻せない。
好きで選んだ都会の生活、忙しい仕事は楽しいどころか、
なぜ死にたくなるほど、本人を疲れ果てさせるのだろう…。
どこに住んでいようが、ストレスは常についてまわる。
要は自分が変わるしかないのだ、今後も生きていくなら。
他人には相手のストレスを慮る余裕などない。
裏を返せば、だから自身も気にすることなんかないのだ、
もっと自分を寛大に評価してしまっても良いのでは…?
特にここに描かれるような、真面目で優しい人達を見ると、
ええぃ!傍若無人になってしまえ~!!と言いたくなる^^;
(もちろん適度に)
景色もいいが、ご飯もいい!蕎麦なんて、あのズルズルと
いう音を聞くだけで、ムズムズするほど美味しそうだった。
元気になったヒロインが、やがて帰っていくラストシーン。。
二人の間に芽生えたほのかな想いが、この先また再燃する
可能性はあるが、それはもっと先でもいいような気がする。
やや物悲しいラストではあったけれど、まずは自分に戻り、
お互いに強く生きてみるべきだ。それでもなお、お互いを
必要とする気持ちになったなら、また逢えばいいのでは…。
人を愛することも、ペースダウンして…じっくり、ゆっくり、
昔ウイスキーのCMにあったように(古^^;)
少し愛して、なが~く愛して、、みたいな感じがいいかも…。
(呼吸を繰り返す感じの作品。これなら心臓も強くなるぞ!)
「ほうっ」、とした気分になりました
原作を読んでから、この映画を観ました。
原作どおりに話は進みましたが、ラスト前がちょっと変わってましたね。
だから、二人は別れずに、次の約束をするのかな、と思いました。
別れた後の二人の心情は、見ている人の解釈にゆだねているのかな?
原作にはなかった田村のラストが印象的でした。
彼の時間も動き出したんだな、と思うと、ちょっと泣けました。
起伏の激しさはありませんが、ほんわかした気持ちになれていいと思います。
ゆったりした気分で見たい方にはお勧めです。
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