天国はまだ遠く
劇場公開日 2008年11月8日
解説
瀬尾まいこの同名小説を「13階段」「夜のピクニック」の長澤雅彦監督が映画化。主演は加藤ローサと、本格的な演技初挑戦となるお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実。自殺を考え、京都府宮津の人里離れた山奥に建つ民宿「たむら」にやってきた千鶴。宿には若い主人の田村がひとりいるだけ。千鶴は睡眠薬を大量に飲んで自殺を図るが、普通に目覚めて失敗。やがて豊かな自然と何気ない田村の優しさに、行き場のない千鶴の心は解きほぐされていく……。
2008年製作/117分/日本
配給:東京テアトル
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2020年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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元々は、自殺志願の若い娘が、京都の寂れた場所に行き、
宮津の民宿で、夜、寝る前に睡眠薬自殺を図る
3日目の朝、起床し、その後、数日間、宿泊する
その間、廃屋に行く毎に、窓枠に積んだ小石は17個
→ 1日、数個の日もある
宿主や近所の人との交流、及び、自然に接して、
最後は、列車に乗り、帰宅の途につく
映画に無理筋が無いのが良い
加藤ローサが美しい。田舎で半自給自足みたいな二人暮らししたら浄化できた。リセットされて再生出来たみたいな話でよくあるやつだけど、いやらしさがなくて良かった。ただ自殺の動機がいまいち。あんまり言わなさそうな不自然なセリフも徳井の返しが上手くて成立してる。キャストがこの二人の組み合わせというのが凄く良かった。自殺の話し以外は全部ありそうな自然さ。優しさに満ちていて良い作品。
2014年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
正直、加藤ローサとチュートリアル徳井が主演やから
期待していなかったけど、めちゃよかった!!
お互い心に闇を抱えた2人が一緒に過ごすうちに次第に打ち解けていく様子が、とても良かった!!
徳井さんの自然な演技も
ローサが食事するシーンもこっちまでお腹がすくくらい美味しそうに食べてて
ストーリーは簡潔に言えば暗いかもやけど
見終わった後は、「もうちょっと頑張ってみるか!」って思える映画かな。
主題歌の熊木杏里さんが歌う[こと]も
映画にぴったりで大好きな曲です!!
2013年12月15日
iPhoneアプリから投稿
意外とよかったです。
徳井さんの自然な演技がとても作品にあっていましたね。ローサさんもかわいいです。
たまの休みにゆっくり観たい映画。
ぶっきらぼうな田村の優しさが胸に響きます。
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