劇場公開日 2010年1月23日

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サヨナライツカのレビュー・感想・評価

全79件中、41~60件目を表示

2.5共感できるけど映画としては

2010年4月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

女友達はみんなハマってた。
私も女友達のお付き合いで1月に観た。

誰もが一度は経験する不倫で共感する、ビジネスとしては成功かも!

ミポリンは美しい。
でも演技がダサいのか、演出がダサいのか…シラケる。
この手の映画は、香港映画のほうがいいなぁ。

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ゆまゆま

2.5CM効果により感動半減

2010年4月5日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

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まりんぽ

5.0会いたいな

2010年4月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

「誰にでも忘れられない人がいる」っていいね。私も、愛したこと思い出すんだろな。こんなに泣かされた映画ははじめてかも。
でも映画のストーリーで泣いているのか、自分の経験を思い出して泣いているのか分からなくなったかな。
イツカ、この気持ちも消えちゃうのかな。

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まき

3.5役どころが・・・

2010年3月15日
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鑑賞方法:試写会

中山美穂さんが ある意味 初々しく感じました!時間のながれを 追うとどうしたって あのように なるのかなぁというのが 正直なところ。

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niko-rrr

4.5珍しくすっかりハマっちゃいました!

2010年3月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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ジミニー

4.5恋って切ない

2010年3月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

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にんまる

4.5燃えるような恋から

2010年3月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

辻一成の作品を奥さんの中山美穂が演じる。韓国の監督がバリで撮影。私の大好きな西島秀俊も主演、それが私の観たい理由でした。許されない、激しい愛が終わったと思っていた。時を経て互いに心に残っていた事、それも哀しい形で終わるが、思い続けるうらやましさを感じた。サヨナライツカによせた妻の愛の形も理解できる。

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未散

3.5男ってバカだね

2010年2月19日
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Bulala

5.0人間の煩悩

2010年2月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

どうしてもどうしても好きで追いかけてしまう。
そんな気持ちはいくつになっても変わらないのかなあ、と、
いくつになっても美しいミポリンを見ながら思いました。
あんな恋がしたいか?と聞かれると、少々疲れそうだなあ、
とは思いますが。凡人には無理ですな。まさに映画や小説だからこそ、
楽しめるものなのかなあと思います。
私はいろんな意味で楽しめました♪

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のぼう

5.0私だったら沓子のように生きたいです

2010年2月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

こういった類の恋愛のお話が書ける作者の辻さんは本物の愛を知っている人なのでしょう。
愛とは人間の永遠のテーマであり、生きる意味にもなり得る特別な力を持った感情です。
本物の愛に触れたことのある人でなければ、この作品の良さは伝わりづらいかと思います。
この映画をただの不倫劇だと思った人、登場人物の誰にも共感できなかった人、主人公が可哀想だと思った人は、まだ愛するということを知らないのです。

妻=(イコール)1番愛している人、ではないと思います。
結婚とは、社会的な拘束力のある契約に過ぎません。
薄っぺらい紙に永遠を約束して安心したいだけなのではないでしょうか。

愛は誰にでも平等です。例えば、沓子と豊のような立場にあっても。自分以外の人を心から想う、その気持ちはどんなときでもどんな人にも平等であり、愛し愛することは「結婚」とゆう方法で制限したり縛りつけることができる感情ではないと思います。
それゆえに、愛は時として誰かを傷つけたり、憎しみに変わるものなのだと思います。

沓子、豊、光子。
3人の人生は幸せだったのか。
一見、誰も幸せになったようには映りません。
しかし、どの生き方も自分が選んだ道であり、愛しているからこそ成し得たのではないかと思います。
なにが自分にとって幸せかなんて自分で決めるものなのだと、この作品に教えられました。

自分が信じる愛を貫いた沓子の姿はとても美しい。
私だったら沓子のように生きたいです。

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db

1.5ダラダラと長い。。。

2010年2月1日
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笑える

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レナカナママ

5.0愛と子孫繁栄

2010年1月31日
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悲しい

楽しい

興奮

沓子は女で、光子は妻(母)で、豊は男→夫(父)→男、という感じでしょうか。愛も子孫繁栄も、女性の本能に基づいてはいるわけですが、光子は怖いですね。涙はこぼれませんでしたが、ずしりとした感動が残る映画でした。

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さくII

3.0欲の出し方捉え方。

2010年1月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ

5.0中山美穂さん、凄すぎ

2010年1月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

中山美穂さんの妖艶で迫力ある演技に感動しました。
ここまで存在感を示せる女優さんって日本では他に思いつきみせん。
ただ監督の美穂さんへの熱い想いも同時に感じて、正直嫉妬したのも事実です。

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beebeetom

4.0これは感覚的に楽しむべき作品。 アラの多い脚本でも、きちんと泣きの映画にさせてしまうところが、イ・ジェハン監督の演出の凄いところです。

2010年1月27日
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鑑賞方法:映画館

 タイ・バンコクに在住する好青年と呼ばれる豊が謎の美女・沓子と出会い、25年後に再会するまでを描く作品。
 タイトルは、妻となる光子が出版する詩集のタイトルから来ています。
 これは感覚的に楽しむべき作品。かなり突っ込みどころが多いので、筋を中心にストーリーの論理的な面が気になる人にはお勧めできません。
 アラの多い脚本でも、きちんと泣きの映画にさせてしまうところが、イ・ジェハン監督の演出の凄いところです。
 そしてイ・ジェハン監督が熱烈なファンだという中山美穂を年齢を感じさせない魅力で小悪魔のような女性として沓子を描いています。
 婚約している主人公の豊が一瞬にして、火宅の恋に落ちてしまうのも宜なるかなといった風情がたっぷり。けれども豊は罪の意識か、最後まで「愛している」って沓子には言えませんでした。その苦悩に満ちた姿を西島秀俊が好演しています。

 ただ小地蔵が、一番印象に残ったシーンが、光子と沓子の直接対決シーン。これはいきなりだったためとても印象に残りました。
 婚約者の不倫を知った婚約者の光子が、突然バンコクにいる沓子のところまで押しかけるというもの。なにも知らないように冷静に振る舞う光子の立ち振る舞いが逆に恐かったです。そして寝室に立ち入ろうとしたときやんわりと遮るところに沓子の女の意地が見え隠れしていました。その分、最後に放つ光子の台詞が強烈でした。
 光子を演じた石田ゆり子もなかなかの名演だったと思います。結局光子は25年間も、このことを隠し続け、夫の豊を支え続けるわけです。
 言いたいことをくぐっとかみ殺して、良妻賢母を演じ続けた光子の表情がよく出ていたと思います。そんな光子が綴った詩集『サヨナライツカ』は豊にとってとっても意味深な内容だったわけです。

 さらに、舞台となるバンコクの風景。特に舞台となるオリエンタルホテルの描写が大変美しく、いつまでも記憶に残り得る映像美となること請け合いです。
 ただ映画『プール』を見た人は、ロケ現場が重複しているので、ラストシーンでは、♪だんだん長くなぁってきていく~ 壁にのびる影♪という『プール』のテーマ曲が聞こえてくるかもしれませんよ(^^ゞ

 きっと見る人で評価ががらりと変わる作品となることでしょう。

 突っ込みどころとして、沓子が豊と一線を越えてしまうのが、余りに急なこと。ほぼ2度目の出会いで、宿泊先に沓子が押しかけていきエッチしてしまうのです。そのノリは、在りし日の日活ロマンポルノ『昼下がりの情事』かと思うほどでした。
 またVIPルームで暮らす沓子の生活実感がなくて、まるでおとぎ話の主人公なのですね。その辺の登場人物の描き込みという点で、弱い作品です。豊にしても航空機ビジネスでトップに立つという夢に向かって、出世していくわけです。豊のビジネス面では、中盤以降はかなり雑になっていきます。沓子が豊に惚れる重要な要素として豊の夢に惚れたことになっているだけに、もう少し触れて欲しいと思いました。

 さらに、後半の25年後のパートに入って、豊が沓子を見つけ出せなかったということになっています。でも沓子は自分が暮らしていたバンコクのホテルのVIP係となり、
豊が来ることをずっと待っていたのなら、すぐ見つかっていたはずです。
 まぁそういう突っ込みを気にする人は、見ない方がいいかもしれません。イ・ジェハン監督の凄いところは、そんな人でも泣かせてしまうところです。ラストでお得意の悲恋色が強くなると、『私の中の消しゴム』のように涙腺を直撃してしまうんですよ。この監督さんは。(中身は劇場で!)

 なお本作は元々2002年11月にフジテレビ製作、全国東宝系にて映画が公開される予定でした。行定勲の監督、坂本龍一の音楽、ワダエミの衣装、中山美穂と大沢たかおの主演というスタッフ・キャストだったそうです。
 ところが、クランクイン直前になり監督の行定が降板し、一度は白紙状態となっていたけれど5年ぶりに復活できたというのは、裏方のプロデューサーがかなり粘った結果でしょうね。『今度は愛妻家』がちょうど公開されています。その行定監督よりは、イ・ジェハン監督の方が本作にはあっていると思います。

●本作の伝えたいことと小地蔵のひとこと
 本作で語られる「愛」というものは、無常で儚いということ。いつか消えてしまうのだから、囚われてはいけないという貪愛としての「愛」が示されるのですね。
 詩集『サヨナライツカ』は語ります。「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出す人と愛したことを思い出す人がいる。」と。
 ひとりは、ずっと人を愛して、ひとりはずっと人から愛される。このどっちかなんでしょうかねぇ。う~ん(^^ゞ、こういう発想は女性の人なら分かりやすいものなのでょうか。
 激しく求める豊が沓子にひとことも、「愛している」とは口することができませんでした。そのためそのひとことを伝えたくて、沓子は「愛する人」となり、豊は「愛される人」となったのです。
 でも小地蔵は、賽の河原にやってくる方を見ていて思うのです。愛というのは、どれだけ与えたか、奪ったかしかないのだと。
 二人の愛は、結局光子から奪い続けた愛なのです。そして貪愛だからこそ儚くなるのです。
 質実の愛は不滅です。無私の気持ちで与え続けたことは、魂のなかに刻印されて消滅しません。光子の凄いところは、25年間もふたりを無言で許し続けてきたことでした。
 空港で沓子で別れを告げたあと入れ替わるように登場した豊が、すがるように光子に抱きつくシーンでは、縒りが戻ったと言うよりも、心から許しを求めたものでしょう。
 母親のように豊を抱きしめる光子。人に許しを与えることは、与える愛を実践している姿を見ているようで、心が洗われます。
 本当の消えない愛というものは、与えていく中に息づくものでしょう。

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流山の小地蔵

4.0切なくやるせない映画

2010年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ともかく、切なくてやるせない映画でした。
きっと、この映画を恋愛物という考えだけで観に行かれた女性は、「なんという男と女なんでしょう・・・婚約者もいるのに!」と軽蔑な想いで、映画の始まりを感じ取られるでしょうね。

ですが、男と女が互いに好きになり、愛し合ってしまう感情というものは、口で説明できるものではないと言うことが、この映画を観てよくわかります。
そして、一度は別れたものの、やはりお互いのことを忘れることもできず、想い続けると言う感情は、もし、今不倫をしていてお互いに愛おしく想っている男女になら、わかってもらえる映画だと思います。

これ以上を詳しく書くとネタバレと言うことにもなるので書けませんが、この25年間の空白というものは、愛し続ける人にとってはとても辛いと言う事が
、自分自身に置き換えてみると、すごく切なくなり涙を流してました。

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いこな

5.0R15指定ですが、過激さからいえば、毎度お騒がせ~のほうが上かな

2010年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

中山美穂といえば、過激発言とセミヌードが楽しみな「毎度お騒がせします」での「かわいい元気な女の子」でしたが、
すっかり、「いい女」、になってしまいました。

航空会社のエリートサラリーマンの結婚前の火遊びってやつですが、それが本気になってしまう。日本に帰り結婚して出世コースを歩んでいく。
25年後、再び、バンコクを訪れた男は彼女と再会するんですな。

25年も待っていたなんでこの女性。出だしのイメージからするとそんな女性には見えなかったのに。

とてもよい映画でした。一位を「今度は愛妻家」とどちらにするか、結構迷います。

薬師丸ひろ子と中山美穂、これは、中山美穂 で決まりなところです。

が、よく考えて、これは二位です。愛妻家は泣きましたが、これは泣きませんでしたから

むしろ、うん、こんなのあるかもね っていう、共感というかなんというか・・・

「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか、それとも愛したことを思い出すのか」これがキーワードとして出来てきます。

おじさんも、愛したことを思い出すですね。あんまり、愛されてないし・・・

R15指定ですが、過激さからいえば、毎度お騒がせ~のほうが上かな

「ゼロの焦点」でも思ったんですが、西島秀俊って 大根だと思うんですが?

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赤いおじさん

4.5イ・ジェハン監督から中山美穂さんへのLove letter

2010年1月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

2002年11月
中山美穂、大沢たかお。
監督、行定勲で映画化発表されるも
中山美穂・辻仁成の結婚もあり頓挫。

今回、それから約10年ぶりに
『私の頭の中の消しゴム』(04)
イ・ジェハン監督の手によって完成の陽の目をみました。

原作は随分前に既読済み。
鑑賞前は記憶になく、鑑賞後に
読後にすぐ浮かんだ感想を思い出しました。

“こんな男女像を書いてるから南果歩さん(現渡辺謙夫人)と離婚しちゃうんだよ”

と、少し話がそれましたが、
今作鑑賞前にDVDで『私の頭の中の消しゴム』確認&号泣。

どんな作品を作る監督さんか確かめておきました。

劇場は、10代後半から20代前半のカップルを中心に
大きい劇場があてがわれ半分ほどの入り。静かに上映開始を待ちました。

☆彡     ☆彡

これ韓国映画だよなぁ
私は好きだけど邦画を期待した人
怒っちゃう人いるだろうなぁ・・・
監督、絶対中山美穂さん世代だよね
『今度は愛妻家』(現在公開中)の
行定監督から薬師丸ひろ子さんへ抱いた
ファン心とリスペクトと似たものがあったんじゃないかなぁ

感涙でにじむエンドロールをみながら、
ED中島美嘉さんの歌詞・曲のよさに、
感動を倍増させながら、次から次へと
感想が湯水のように湧いて来て大変でした。

オープニング、意外なところで鳥肌立てていました。
配給会社のタイトルコールに“CJ Entertainment”のロゴ。
韓国映画好きの私にとって、シネマート六本木以外の映画館、しかも近場の
シネコンでこのタイトルロゴを見る。それだけで感慨深いものがありました。

◇   ◇

では、感想を順番に整理します。

①韓国映画だよなぁ
 終盤のストーリーの進行速度。
 使う音楽のレパートリー。終わりそうで
 なかなか終わらず、サプライズの感動を用意する技法。

 今作も、これがあてはまります。
 わたし、ピアノが中心だったのに、
 クライマックスでいきなり、それ以外の
 楽器に変わり、ボリュームも大きくなる
 独特の技法に、一気に落涙してしまいました。

 でも、困ったのもふたつ。あれっ?がひとつ
 1)空港で、中山さん、西島さんを撮るシーン。
   レールの上を動かすカメラのスピードが速すぎて、
   車酔いしたような感じで気持ち悪くなりかけました。
 2)編集、一箇所。失敗したのかな?
   シーン中途半端にブツッと切れて、場面展開しています
 3)25年前の東京の街並みを映す場面。
   25年前の東京には、恐らくまだないはずのものが映りこんでます

 なんて、細かいこと書きましたが、超感動しました。
 ただ『私の頭の中の消しゴム』のファミリーマートサプライズよりは弱かったですが(苦笑)

②イ・ジェハン監督、絶対中山美穂さん世代だよね
 現在、39歳。私の年齢を考えても、ビンゴの年齢でしょう。

 『Love letter』岩井俊二監督。中山美穂主演。
 この作品、韓国で公開され、撮影地の小樽に韓国人観光客が
 殺到するほどの大ブームを巻き起こしました。韓国で公開された
 中山美穂さんの作品は、これ1作だけなのですが、日本だけでなく
 韓国でも彼女の作品を、待ちわびている映画ファンは相当数にのぼるでしょう。

 『ソフィーの復讐』(現在公開中)
 同じく“CJ Entertainment”が配給している中国・韓国合作映画ですが、
 こちら、中国・韓国、双方のマーケットを意識するあまり、どっちつかずになっているんです。

 しかし、今作、中山美穂さんのキャスティングが決まった時点で、
 韓国人スターが出演していなくても、かなりの数の動員が見込めます。
 だから、①の話ではありませんが、あまり日本を意識せず韓国テイストを出したのでしょう。

 話が、それましたが、今作、冒頭、扉を開けて
 バーに入ってくるシーンから、中山美穂さん、メチャクチャ綺麗に映されているんです。
 自然採光なのか、照明なのかはわかりませんが、まるで後光がさしているかのようです。

 他にも、綺麗だけでなく、かわいさ、妖艶さ。
 これまでにない姿が、リスペクトしてないと、
 ここまでえ綺麗に撮れないだろうと思えるほど、芸術的に撮られています。

 イ・ジェハン監督
 『Love letter』セリフを諳んじられるくらい
 何度も繰り返し鑑賞。中山美穂さん大好きだったそうです。
 まぁ、そうじゃなきゃ、あそこまで綺麗には撮れませんよね。

 どうせなら、薬師丸ひろ子さんみたいに、コンサートもしてもらいたかったです(苦笑)

☆彡     ☆彡

『外事警察』で初めて見せてくれた
Sっ気のある石田ゆり子さんを再び味わえます。

『愛のむきだし』でキネマ旬報新人賞を受賞した
AAAの西島くんも、少しだけ出てきます。思わず身を乗り出してしまいました(苦笑)

6年前上映したら、もっとヒットしたんじゃないかな
ソン・イェジン、チョン・ウソン、ペアヴァージョンも観たいな

そんな思いも頭をよぎりました。
ストーリーには賛否両論分かれそうですが、
私は、豊と沓子の思いに心が震えましたので★★★★☆をつけさせていただきます(笑顔)

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septaka

3.5雲の上の世界感かな?

2010年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

12年ぶりの主演、中山美穂.....原作は夫で芥川賞作家の辻仁成さんの小説.....「あなたは、死ぬ間際に誰かに愛されたことを思い出しますか?それとも愛したことを思い出しますか?」......期待に夢広がる!

 テーマ性は良い映画だと思うが、あまりにも設定が高貴過ぎて、あまり共感が持てない.....。
 高青年を気取るエリートサラリーマン西島秀俊が演ずる「豊」(零の焦点とキャラがダブってしまうのが残念!).....誰もが敬う美人で金持ち令嬢との結婚を目前に控え順風満帆....そんな中、赴任先のバンコクでこれまたさらに大金持ちの沓子と出会い深ーい恋に落ちる......エリートサラリーマンという設定だが、あまり仕事を精力的にこなしているシーンがなく、日夜、沓子のことばかり考えているようで....欠勤も繰り返す....でも、一つ大きな仕事を成し遂げるごとに出世、出世.....一販売課社員が最終的には社長までになってしまう.....いい時代というか?こんなことある????......社長室では、窓の外を見つめて沓子のことばかり考えている....現代社会で苦しんでいる庶民には、ついていけなかも.....夢見るドラマがお好きな方にはお薦めかと思うが....。

 音楽は、最高に良かったですね!

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51です

4.5予想以上!

2010年1月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

あまり期待せずに行きましたが、とにかく、泣けました!!

文学的、叙情的な作品なので、良い、まぁまぁ、の判定がわかれる作品だと思います。

人の愛し方、微妙な心の動きがわかる人、想像できる人には心の底にじ~~んとくる作品だと思います。

私は、最後涙がとまらず、終わってからもエンドロール中に号泣してしまいました。

映像もきれいでしたが、台詞のひとつひとつが心に残る感動的な作品だと思いました。

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ねこりん