劇場公開日 2008年8月2日

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「血まみれエンゼル!リベンジは血飛沫と共に!」片腕マシンガール ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0血まみれエンゼル!リベンジは血飛沫と共に!

2024年5月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

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我が家にある缶入りボックス(マシン缶と銘打ってました)DVDを引っ張り出しての鑑賞です。
昔の映画ポスターっぽい絵も良いですね。もう15年前の作品になるんだ。当時は、 海外資本という事で、どんな豪華な映像が出てくるかと思ってたら・・・。
なんじゃ、こりゃ~!めちゃくちゃチンプな画面。昔っから続いている安っぽいB級映画そのままの特撮?作り物とまるわかりの生首、片腕になったら急に太る主人公など。
がっはっは!こういうB級感覚が特に大好きです。ロケもそのへんで済ませたような親近感丸出し。どこに海外資本が使われたんでしょうか?
やくざとか、忍者とか、海外向けの日本映画っぽいところも逆に面白い。役者がどうこうと言うところは、あまりふれませんが、何ゆえ主人公はわざわざセーラー服で戦うのでしょうか?監督の趣味だと思いますが、白のパンチラも見れてうれしい限りです。

そして、「太陽にほえろ」のラガー刑事の殉職シーンを思い出す血のシャワーの連続!!あんなに出血したらすぐにでも死んじゃうだろうに・・・。

この映画、復讐劇だけあって殺し合いの連続です。理不尽に人の最期を見せ付けられているような・・・。
でも、その最期の姿が安っぽいいかにも作り物という演出で、そこにリアル感はまるでなく、笑い飛ばせるような場面が続きます。自分的には、グロい場面でも気分の悪くなるような悪感はありませんでした。「それでも、殺し合いじゃん」と言って人が傷つけ合う映画は無理という人には向きません。
B級大好き、ホラー大好きという人は、ぜひどうぞ!本当におすすめの映画です。

ちなみにマシン缶DVDには、「hajiraiマシンガール」なるスピンオフがついてます。こっちもメチャクチャくだらない話で楽しめます。

ratien