7つの贈り物のレビュー・感想・評価
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贈り物の意味いつ辿りつく?
2011/05/14 17:56
【7つの贈り物】
という意味へのゴールがとりあえず長い。
スタートからなぜかブチギレモードの主人公。
そこで主人公の愛着や興味ゎ0㌫。
更には美人な女性にストーカーとも思えるような行動を取り始める。
ゴールが全く見えないままダラダラと彼の行動を鑑賞・・。
弟が待ってるってのになぜか彼女と激しくbed~~inッ!!!
ようやく【贈り物】という意味を理解しかけたが・・彼の行動に全く同感も同情もできない。
この結末を彼が最初から計画していたのならば彼女と深い関係になるのはどうなんだ?
結局傷つけてるのでは?・・本当は自分は事故の事からもう逃げたかったんでしょ?ともとれる。
7人の命を次は助けるという行為は立派だが自殺という行為をとるのはいかがなものか。
幸せそうに笑う贈り物を受け取った人間達・・。気持ちは分かる・・しかし・・。
あまりに勝手な主人公に感動はできなかった。
彼が死んで喜ぶ人、悲しむ家族。
ある意味心が苦しい映画だったm(__)m
テリングに頼りすぎ
いかにも映画向きな題材を王道の演出で描いている。
ラストに深い余韻を残そうとしたのかも知れないが少し後味悪くなってしまっている。
最後に全ての結末を集中させたのは良かった。
少しテリングに頼りすぎな薄っぺらい作品になってしまったように思う。
がんばるウィル スミス
これまでエイリアンを退治する“いいひと”から息子のためにがんばる“いいひと”まで様々な“いいひと”を演じてきたウィル スミスが今回選んだのは自分を犠牲にしてでも他人の役に立ちたいという究極の“いいひと”でした。確かにそれは素晴らしいことなのかも知れませんが、私がこの作品のウィルの立場だったらまず、神経内科の先生に相談すると思います。
ある不幸な出来事から生きる希望を失った主人公の男が自らの命を絶つ前に7人の年齢や人種の異なる男女のためにある計画を企てます。
注目はウィル スミス以外のキャスト陣の演技。主人公とヒロインのラブストーリーそして、メッセージ性のあるストーリーです。特に心臓病を患っているヒロインのエミリー役のロザリオ ドーソンと全盲の中年男性を演じるウディ ハレルソンの演技がとてもよかったです。ウィル演じる主人公とエミリーのラブストーリーもどこか出来すぎと思いつつ、良く描かれていると思いました。
その一方で、この作品には大きな欠点があります。それは、ウィル スミス本人のカリスマ性です。例えば「21グラム」の頃のベネチオ デル・トロのような演技派俳優が主人公を演じたら、もう少し物語に対して感情移入できたのかもしれませんが、ウィル スミスのような大スターがこういった役を演じるとウィルがまた“いいひと”を演じているようにしか見えなくなり、結果物語に入り込めなくなってしまいます。おそらく、今回の役は今のウィルには荷が重すぎたのだと思います。
ただし、この物語には重要なメッセージが隠されているように感じました。これはあくまでも、私の解釈ですが、おそらく“自分の命を犠牲にするのは簡単だが、どうせなら、この位のことをしてからにしなさい!”と言いたいのではないでしょうか?まあ、自分の命を自ら絶とうという考え方自体が間違っているんですけどね・・・。
しかし、これでウィルの俳優人生が終わったわけではないので、今後の彼にも注目です。
献身愛というより、けっきょくは自己愛
「幸せのちから」(2006)に失望して以来、ウィル・スミスの映画は「アイ・アム・レジェンド」(2007)、「ハンコック」(2008)を観ていない。2本とも予告篇にはそそられるものがあったが、同時に胡散臭さも漂う共通点がある。今回の「7つの贈り物」の予告篇も大いにそそられるものがある。そして、またしても胡散臭さも・・・。(笑) ただ、今回は騙されてもいいかなと、そんな気持ちで観に行くことに。
結論から言うと、決して感動的な愛のドラマなどではない。
なぜこの7人を選んだのか? 贈り物とはいったい何か? どちらかというとミステリー調だがミステリーにもなっていなくてがっかり。
最初からベンは自分を犠牲にするつもりであり、唯一の誤算は、彼が7人のうちのひとりを愛してしまったことだ。ここで計画が揺らぐのだが、たっぷり時間を使った作品の割には、彼の心の葛藤がじゅうぶんに描けていない。雨の中を病院に走るだけじゃ、安っぽいTVドラマみたい。ウィル・スミスが冒頭から暗く演じすぎて抑揚がないのも要因。
自分の罪深さから逃れたいだけでは、
この作品・・・献身愛というよりは自己愛・・・やっぱり失敗作でしょ。
混乱しました
過去に自分が犯した罪から自らを犠牲にして人を救うと言う設定、現代社会ではなかなか難しいと思うので新鮮に観る事ができたのですが、ストーリーが進むにつれ結局誰を助けたのかわかんなくなりチョット混乱しました。
悲しい物語が好きな方は、あらかじめ、落ちを聞いたうえでどうぞ
この映画こそ、感想を書くとネタバラシになりそうな映画でした。
ということで極力内容はカット。
まーとっても、悲しいお話なんですが、
映画の最中には、落ちがさっぱり判らず
(おじさんは真ん中辺りで落ちがわかりました)、
落ちがわからないと、ストーリーが理解できず、
途中は退屈で、落ちの部分で、おもいっきり、
泣かせるという作り。
映画にしなくてもいいんじゃないの?
って感じでした。
悲しい物語が好きな方は、あらかじめ、落ちを聞いたうえで、
鑑賞すると、悲しさを味わえるかもしれません。
絶対、落ちを聞いたうえで見るべきだな。
ところで、贈り物 7つもあったんでしょうか?
最後に字幕でもよいので7つの贈り物の説明を
してほしかったんですが
わかった贈り物は他人のセリフからのものを含めて、
4つか5つなんですが・・・・・
ウィル・スミスが主人公です。
以上
誰も見ていない時もいい人だから・・
映画「7つの贈り物」(ガブリエレ・ムッチーノ監督)から。
私なりに考えた、この映画のキーワードとなる台詞。
「誰も見ていない時もいい人だから・・」
ウィル・スミス演じる主人公、ベン・トーマスが7人を選んだ理由かも。
作品中では、嬉しいけれど「どうして私なのか?」と不思議がる質問に
答えた形となった。
それにしても、暗闇で何気なく心に引っかかったメモした台詞たちが、
こんなにも、作品を思い出させるフレーズになるとは、
実は、考えてもみないことだった。
作品の中で、何年経っても思い出せるインパクトのある台詞を求め、
私の感性だけで、メモするのであるが、
走り書きのメモ帳から、パソコンへ打ち直してみたところ、
どの台詞も輝きだしてきたのには、正直、驚きを隠せなかった。
冒頭部の「救急車をお願いします。どうしたんですか?
自殺者がいるんです。誰ですか?、僕です」には、完全に参った。
また「身体をいたわってるか?」という何気ない会話も、
「こんな頼まれごとは普通じゃない」と叫ぶ親友も、
「どうか、豊かな人生を送って欲しい。それが願いだ」と語る主人公も。
ラストまで観ると、その意味が段々とわかってきて、涙を抑えられなくなる。
もっと話題になってもいいのになぁ、この作品。
重くて泣けませんでした。
ただただウィル・スミスの演技が素晴らしいです。
あのような心理状況になってしまった人の話だと理解できますが、見終わって疑問は残ります。人の存在価値って誰にも決められる物ではないと思うから。
ジュディアン・エルダー演じるホリーがどうしてああいう風にベンを迎えたがが最後になって分かりました。観ている時は簡単に個人情報を提供してしまう事に疑問を感じましたが。
原語が聞き取れませんでしたが「ハブクラゲ」と訳されていたのは「Chironex fleckeri」でしょう。ハブクラゲはもっと小さいですから。
気持ちだけで十分。
今作を観てまず思ったのは、
これは本当に「贈り物」なんだろうか?ということだった。
いや、一部の人間からすれば確かに、
人生を大きく変える贈り物なのかもしれない。
では、人間に与えられた寿命は?運命とは?なんだろう。
果てない善行から、罪とは相殺されるものなんだろうか。
なんか違うよな。そう思う人も多い作品だと思う。
そもそもここで語られる罪(また分かりにくい映像で見せる)
とは…確かに悲しいし、自分を許せなくなるのも分かる。
だが、そこから彼が派生させる善行はあまり的を得ていない。
もし自分がその犠牲者のひとりだったとしても、彼に
そんなことは望まないと思う。人助けとは聞こえがいいが、
親切を超えた行いに、何かしらの企みが見え隠れするのだ。
ただ、もちろん彼は、悪人ではない。だいたい悪人が
そんなトラウマを抱えないし、贖罪に喘ぐこともないだろう。
なので、彼の行為をどうこうとは言えない。
私には、絶対に、そんなことは出来ないからだ。
そして多分、自分がされる側だとしても、絶対にいやだ。
もちろん今作での皆さんも、知っていれば違ったろうが。。
W・スミスがげっそり痩せて、予告を観た時から辛かった。
この監督の作品、どうもウィル本来の輝きを放ってくれない。
彼が本作中で、ほんの僅かながらに見せる笑顔に、
うわ~♪と思い喜んだのは、私だけだっただろうか。
「生」の似合う体格俳優に、「死」とか「滅」とかは、ダメ。
演技の上手い下手以上に、持ち味を発揮させないのは辛い。
(次回作では7つの元気を贈ってください。お願いします(^。^))
こんなのすぐバレるじゃん
正直予告編だけで十分「ネタバレ」状態で、だいたい主人公が贈りたい物とは何なのかおおよそ見当がついていただけに、鑑賞中も「あぁ、やっぱりね」という感じ。
そうなると「何故そんな状況に至ったのか」という点が問題となってくるが残念ながら少々強引な部分もあり、「意義ある人助け」と言うが結局善人であるかどうか意義あることかどうかの判断基準も今ひとつ曖昧な印象を受けた。
ただ、ウィル・スミスの迫真的な演技には好印象。さらに鑑賞後「(贈る側にせよ、受け取る側にせよ)自分だったらどうするかしら・・・」と考える自分もいたりする。そこが狙い目だとすればこの映画十分成功していることになる。
ラストはさわやかな感動に包まれてもいるが、でもなぁ・・・という不完全燃焼の気持ちもナゼか残る。いずれにせよ、ウィル・スミスはもっとスカッと楽しめる映画の方が似合うと思うがいかに。
受け取れるか?難しいです^^;
「あなたなら受け取れますか?」
あぁ。。。ナルホド!そういうことね。
初めのうちは、何がなんだか???ってな感じで観てました。
ストーリーが進んでいくうちに納得。
「幸せのちから」の監督だから、
映画を観る前から、覚悟はしてたんですが
やっぱり・・・重かった(泣)
でも何となくジンワリと心が温かくなる
そんな映画です^^
アクションヒーローのウィル・スミスもいいけど
今回みたいな力んでいない自然派の彼もまたかっこいい(^o^)
衝撃的なラスト!
あの選択をしたことで
きっとベン・トーマス自身は救われたんでしょね。
私は贈り物を受け取れるか・・・わかりませんけど^^;
2月24日109シネマズ高崎にて観賞
良かったです
見終わった後に残る心を締め付けるような感覚が心地よい映画でした。
現実的にありえない夢物語ではなく、どこにでもありふれた事に端を発しているところが素晴らしい。主人公と同じような立場になったら同じように振舞いたいと考える人も多いのではないでしょうか。
失敗しないように気をつけていても、人生に失敗は付き物。失敗とどう向き合うのかを真剣に考えさせてくれる映画です。
悲しすぎる。それだけ。
芸達者ウィル・スミスの最新作。監督は、こちらもウィルの感動の作品「幸せのちから」でメガホンを取ったガブリエレ・ムッチーノ。どちらも、ウィルの演技力を試すような内容の作品になっていますが、ウィルは、その期待に見事に応えています。
さて、先にも「幸せのちから」の監督の作品と書きました。「幸せのちから」は、何となくホッとするような、ジンワリとする感動を覚える作品でしたが、こちらは全く違います。主人公“ベン”を演じるウィル・スミスの力の無い表情、どこか悲しい表情の通り、話はむしろ悲しいです。悲しすぎます。
“ベン”は、そんな悲しい表情を浮べながら、他人の人生を調べるような謎の行動を繰り返すわけですが、その謎の行動の理由は比較的初期に予想が付きます。って言うか、少しだけ最後に予想外のことは起きますが。“ベン”と“”付きで、名前を表記しているのは、そう言う理由です。
いやぁ、ウィル・スミスは本当に凄い役者ですね。表情だけで、この人物が心に何らかの問題(悲しい出来事)を抱えていて、人生に何の希望を見出していないという事を、非常に見事に表現しています。彼を芸達者と言わずして、誰を芸達者と言うのでしょう。
あんまり書くとネタバレになってしまうので躊躇するんですが、あんな結末になって、エミリーは、救われたんでしょうか? 体は救われたかもしれませんが、心は救われないのではないんでしょうか? 私だったら、かなり真剣に悩みます。宣伝上は「感動作」となっていますが、感動ねぇ・・・。結末が、悲しすぎますよ。とは言え、映画はかなりいい作品です。あんまり楽しい気持ちには、ならないかもしれませんが。
ベンの優しい嘘と究極の愛が一杯詰まっていました。そんな主人公を慈愛の籠もった目線に哀愁をたっぷり滲ませてウィル・スミスは演じきっていたのです。
まず、見終わった人にはこのストーリーと設定に嫌悪感を抱く人も出てくるでしょう。それだけラストの謎解きでは、衝撃を受けました。
前作『幸せのちから』と同様、不幸な身上の人たちを優しく見つめる視点は変わらないものの、本作では十字架を背負わされたような主人公の影の不文がストーリーに重くのしかかってきます。
前作のイメージを期待して見ていたのですが、大きく予想と違ってショッキングでした。この作品ほど、ネタバレするとつまらなくなる作品はないだろうと思うので、中身はなるべく伏せておきます。
すべては冒頭の主人公ベンが自殺予告の電話を病院にかけるところから始まり、いきなりフラッシュバックするのです。ラストに再びこのシーンまで戻ってくるときまで、説明らしい説明もなく、ただただ訳も分からずベンが国税庁職員の身分を使って自分で調べ上げ、リストアップした7人の不幸な人たちに、心から尽くしていくところが延々と続きます。なぜベンはこんなに親切なのか。何か他に目的はあるのか。そしてその動機は?
物語は、一切それらの疑問答えようとしなく、突き放していたため、終盤のネタバレが始まるまでは眠くなってしまいました。
ベンの親切さの裏には、時折フラッシュパックする交通事故のシーンの断片によって、2何か過去の事故や事件が関係しているものとは、察しがつきました。
ところが終盤になってみると、7という数字の意味や途中の何気ないエピソードの数々が、重要な伏線になっていたことにびっくりしました。これはもう一回見て確認したくなる作品でしたね。
ベンの贈り物とは、本当に送った人の人生を大きく変えるものでした。でもこんなに悲しみの涙に包まれる贈り物なんて初めてです。その贈り物にはベンの優しい嘘と究極の愛が一杯詰まっていたのです。
それにしても本作のウィル・スミスの演技はすごいです。嘘くさく見えるベンの親切さを神様のような慈愛の籠もった目線に哀愁をたっぷり滲ませて、ベンという人物にリアルティをを感じさせてくれました。
ところで結末には異議ある人でも、途中のベンの親切さには暖かさやさわやかさを感じた人もいることと思います。
クレクレくんが多い世の中で、ベンのような与えようとする行為を見せつけられますと、これはこれで与える人って幸せなんだなと実感したことでしょう。問題はどこまで与えるかです。時にはすべてを与える覚悟も必要なのかもとこの作品を見ていて小地蔵は思いました。
その源流にあるものは、キリスト教精神そのものです。人類のすべての罪を背負われて十字架にかかられたイエス様のごとく、自分もまた与えきりの人生を送りたい。キリスト教を信じる人の根底にある、イエス様に追慕する心が、このような作品を生み出す「幸せのちから」になっているのでしょうね。
何と、重い…。
「幸せのちから」の監督・主演コンビが再びタッグを組んだ感動衝撃作。軽い言葉で『感動』などと口に出来ない、非常に重い映画でした。
上映時間2時間3分。その大半の時間、この映画は、スクリーンに映し出されるストーリーが一体何を語っているのか?どういうシチュエーションの下に進行しているのか?観ていてまったくわかりません。伏線となりそうな材料は少しずつ出てくるのですが、その出し方も非常に断片的で、結末を推察するまでには至りません。『何?コレは一体どういうコト??だから何なの?どうなるのさ??』そんな悶々とした思いをず~っと抱えていますので、非常に重苦しく、下手をすると“不快”と思いかねない時間が経過していきます。そして最後の最後に明らかにされる結末。これがまた非常に驚くべき内容で、それまでの“不可解な重苦しさ”とは異なる“真正面から投げつけられた感動的な重さ”に、思わず言葉を失ってしまいました。しかし観終わった後、吾輩の心の中には、猛烈な疑問が湧き上がってきました。『ベンが行なったことは、素晴らしい。しかし正しいことなのだろうか??』と。この文章を打ち込んでいる今も、この答えは出せていません。恐らく、そんな答えなど無いのです。しかし、この映画は観た人全てに、ラストで強烈なインパクトを与え、そしてそれぞれの胸に、“感動”と“素朴な疑問”を生み出してくれます。人が生きていく上で、犯してしまう過ち。それに対する“贖罪”を、人生を懸けて行なうことが、果たして人には出来るのだろうか…?薄っぺらな感動作ではなく、非常に重いテーマを投げかける“問題作”だと言えると思います。
この映画のウィル・スミスは、ヒーローではありません。銃をブッ放したり、地球を異星人から救ったりしません。ごく普通の1人の人間です。「幸せのちから」で、そんなウィルの魅力をひきだしたガブリエレ・ムッチーノ監督が、本作でも再び“とてつもなく地味なウィル・スミス”を、非常に魅力的に撮り上げています。こういう”心に響く映画”を撮らせたら天下一品ですね、この監督さん。素晴らしい!この先きっとハリウッドを背負って立つ、名監督になっていくと思います。
ほとんど予備知識もなく、何もわからないままに観てしまいましたので、吾輩の中でも観終わって、まだ整理がついていません。そういう意味からも、是非もう一度観てみたいです。恐らくまた今とは異なった感想を持つと思いますので。
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