2012のレビュー・感想・評価
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だいたい、予想は、付いたけど…
大方の予想を裏切らない、っていうか、あまりにもの御都合主義の展開で、「飛行機での脱出」シーンとか、「火山噴火を避ける」シーンでの、コントか?と思えるほどの"主人公とその家族"の御約束の「助かりっぷり」には、笑いを禁じ得ませんでした。てか、失笑…
壮大なスペクタクルCG映像の出来が素晴らしかっただけに,なんか,勿体なく,非常に残念…
コノ手のパニック物で、主人公的位置付けの登場人物をドコまで、ドウ生かしておくか?は、映画上映時間"枠"という制限の中では、確かに、難しい部類では、あるんでしょうが、…
不完全燃焼・・・
とっても期待してみてしまったので、なんだか訳がわからなかった。ドカーンドカーン地球危険〜避難〜。怪獣でも襲ってきたのかというようなシーン満載。家族愛で泣かせたいのか、泣かせたくないのか。大統領が死んでも心に響かないのはそこへのたどり着け方が微妙だから?なんだかとっても不完全燃焼な映画でした。残念。
CGすごいわ
空虚な大作・・・
最近世界各地で起きている地震や津波などのニュースを聞くと、あり得そうな話だと思う。CGはお金がかかっていると思われるし、スケールが大きい話になっているとは思うが、何だか観ていて虚しかった。というのも、ただ逃げるだけの話になっているから。たとえば、'73年版の「日本沈没」だったら、脱出先の国探しとか、国土がなくなっても日本国民として気持ちを一つにしていけるだろうかとか、そういう部分が描かれていた。でも、この作品はこっそりノアの箱舟を4隻作って一部の人間だけ助かろうっていう話。感情面が描かれていないのだ。だいたい、予告編では、ジョン・キューザックが主人公の話かと思いきや、ひたすら逃げてゆくだけで、却ってキゥエテル・イジョフォーの方がもっと大勢の人間に周知しようとしたり、助けようとしていわゆる主人公らしい活躍をする。予想とは違っていた。この監督の作品はいつもそうなので、期待はしていなかったが、やっぱりねという感じ。
ある意味コメディに似た感覚が・・・
エメリッヒ監督作ディザスター映画を楽しむためのルール
エメリッヒ監督作ディザスター映画を楽しむためのルール
■その1「主人公達が毎回都合よく生き延びていく」ことを気にしてはいけない。
それにしても、主人公達がぎりぎりで崩壊から逃れるよね。途中から、主人公達が崩壊から逃げてるんじゃなくて、「主人公達が通った跡がどんどん崩壊していく」ように見えました。まるでゴジラだ。
■その2「災害は突然終わる」ことに気づいてはいけない。
地殻変動が起きて、火山帯のあちらこちらで噴火してるのに、突然終わっちゃうってのもどうかと思う。中国・チベットエリアなんて普通マグマの海でしょ。
■その3「ラストに突然救いの道が開かれる」ことに突っ込んではいけない。
地球上でマグマが吹き荒れたら、火山灰が大気を覆ってしまって、地球上に長らく日はささないんじゃないでしょーか?
上記ルール1~3をしっかり理解して映画を観たものの、ご都合主義度が強すぎて、いろいろ突っ込んでしまいました。
イエローストーンを昼くらいに出発して、午後にはLAについてるような描写があったけど、普通に運転して2日くらいかかりますよ。
私もサンフランシスコからイエローストーンまで平均時速85マイルくらいで運転したことありますが、16時間ぐらいかかった気がします。
ジョンキューザックが運転するトレーラーに噴火した岩(火の玉?)がぶつかったときも、後部が燃えただけだったが、普通車丸ごとぶっ飛ぶのでは?
いろんな部分で萎えてしまいました。
映像はすごかったので、C+評価で。
これはありえないでしょ~
ハリウッド的なスケールの大きなパニック映画
アメリカンデモクラシーの終焉
『2012』を見てきたが、映像が迫力がある分、その設定の非道振りへの怒りが増幅させられた。
ハリウッドが地球滅亡の映画を撮ることは毎年吉例のことだからとやかくは言わない。しかし、今回の映画のひどさは、映画の世界にも新自由主義とやらが大手を振って登場した映画として銘記されるべきだろう。旧約聖書のノアの洪水の話を下敷きして箱船を造るというのはいい。そこに乗ることの出来る人類も限定されるというのも致し方ない。しかし、そこで選別されたのが政府要人やら10億ユーロ払えた富豪さらには遺伝子チェックによる人々というのだから、これは一種の優性主義、新たなナチズムではないか。さらにそこに加わるのが、大地が消滅するという情報をたまたま得たこの映画の主人公の家族たちで、彼らは乗船の権利もないのに不法に船に乗り込もうとする者たちだ。つまり、ナチとごろつきが船に乗り込むということである。強者のみが残るという点で新自由主義の原理が貫徹されていると言えよう。
オバマに合わせてアメリカの大統領は黒人なのだがこれもひどい。五大陸全体が水没する二日前になって、国民には全てを告げるべきだと地上の消滅をつげ、自身はその責任をとって箱船には乗らず市民と共に海の藻屑と消えるという選択をする。この行為にはどこにも英雄的なところはない。まるでかつての敗戦時の日本軍の指揮官のような無責任さである。そもそも3年以上前に陸地が海に飲み込まれるということはわかっているのだから、国民に知らせるならもっと早くに知らせて覚悟をさせるべきである。それが無用の混乱を呼び、返って人類の危機を増大させるというなら、最後まで口を噤むのが上にたつ者の役目だろう。それを最後の最後になって国民には知る権利があると言ってスピーチするのは、自身の疚しさを癒すため以外のなにものでもない。あまつさえ、自分は責任を取って箱船には乗らないという。その後の船の混乱は、彼がいわば敵前逃亡にも等しい乗船拒否という態度を取ったがためだ。それで本人の罪の意識は多少とも軽減されたかもしれないが、それは上に立つ人間のすることでは決してない。何十億という人間の死を決定した人間として、死ぬまでその重荷を背負って生きるべきだろう。こんな情けない大統領は初めて見た。監督のエメリッヒは共和党員でオバマが嫌いなのかと思ったりもした。
さらにひどいのが箱船に乗った科学者だ。肝心の情報を父親には告げるし、それまで多くの人間を犠牲にしたことへの良心の呵責から、取りあえず箱船の近くにいる多分数万人の乗船を各国の首脳に訴える。するとよりにもよって各国の首脳が舟の定員を超える、あぶれた人々の乗船を許可する。定員を超える人間を収容することは、船の安全性を損ねるに決まっている。映画では、部屋に随分余裕があるからといような言い訳めいた説明をいれているが、部屋の広さだけの問題ではなかろう。水や食料は大丈夫なのかと言いたくなる。つまり数十億の人間を見殺しにした罪の意識をわずか数万人を救うことで糊塗しようというのだ。
最も嫌悪を感じたのは、最後に主人公の家族が救出されて船の乗組員全員が快哉を挙げるシーン。これは、ちょうど氷の川に落ちて動けなくなった犬をレスキュー部隊が救出して、その様子を傍から見ていた野次馬が拍手喝采するというのに似ている。一方で日本だけでも年間50万等あまりの犬猫が殺処分されているのにだ。それらの家族を助けるなとは言わない。救出しようとするのは当然だ。しかし、彼らは乗船の権利もないのに不法に船に乗り込もうとして、その過程で船の運航に支障を来すことをしでかし、その結果生命の危機に陥ったのだ。動機といいまたその実際の行動といい、どこにも彼らの行為の中で賞賛に値するものはない(大体彼ら家族は逃げる過程で周囲にいる人間に危険を告げ、少しでも多くの人間が助かるように一度でもしただろうか)。そんな人間を救出して喜ぶのは、これまたそれまでに何十億の人間を見殺しにした罪滅ぼし以外の何でもない。
『アルマゲドン』にしろ『地球最後の日』にしろ、これまでハリウッドが作った地球滅亡ものに登場する人々は出来うる限り人類あるいは地球全体の救出を目的とし、そのために自身の命を投げ出すという行為に出ている。だから、彼らの行為にはヒューマニズムの精神があるのは間違いない。しかし今回の『2012』に登場する人々には一人たりとて人間の崇高さ尊厳を感じさせる人物が出てこない。だから、見ていた腹が立ってしかたがなかったのだが、さらに館内ではそこここからすすり泣く声が聞こえて来て、さらに気分が悪くなった。まったく嫌なものを見せられた。
未曾有の大災害.....どうしようもないね!
マヤ歴は、2012年12月21日で終わる....惑星直列が原因で太陽ニュートリノが変異することが発端となり地球の地殻が変動崩壊するというストーリ...。
ハリウッド映画定番の主役の家族だけ助かれば、どれだけ周りの人々が死のうと都市が崩壊しようと関係ない!....私はこういったタッチは感情移入できないが、この映画は一味違う!....とにかくスケールが大きくて、崩壊する都市を縫って主人公らが脱出する姿は応援せずにいられない!
ストーリとしては、未来版「ノアの方舟」である。
実は、2009年には、この事実を知った各国首脳が、表向き敵対していても水面下では、方舟を製造する巨大プロジェクトが進められている....もう手遅れか?.....その方舟に乗れるのは、世界の大富豪人と政治家の家族たち....取り敢えず、政治家にならないとこのような未曾有な災害時に助かるすべはないようである.....悲しい!
たまたま、政治家のお抱え運転手をしていた主人公がこの事実を知り得て、無理やり方舟に乗り込もうと四苦八苦.....迷惑この上ない行動を繰り返す....。
方舟の1台の整備が間に合わなくて乗れない連中を救おうというシーンがあるが....そうこうしている間に、世界中の一般市民が災害にあっている.....日本なんか真先に崩壊!...方舟には首相のみ乗せてもらえた模様.....結局、救おうとしている人々も大富豪一族や政治家たちなので、どうでもいいや!って感じである....こんな連中ばかり助かっも今後生きていける訳がない....。
そういった意味では、全くスッキリしない映画であるが、映像的には素晴らしく興奮の連続である!
さて、この未曽有の大災害時に人類は最終的に生き残れるのか?
2012 対策!!
2012年 太陽系 惑星の配列により更に、太陽が活性化が進む。(現実にも2006年より太陽活性化が始まっている)
2010年に 鉱山を利用した地底研究施設より、危険な調査データが報告される。 通常、物質を通過する(太陽から降り注ぐ無害なエネルギー)と言われるニュートリノが、物質に影響を与えている(分子を振動させ、熱が発生)というのだ。
という感じで、地熱が上昇しまくって地球がぶっ壊れていきます。
現在の世界情勢に則した内容で、かなり現実的です。ノアの搭乗券が10億ユーロ(130円=1ユーロ)だったり、搭乗する主な人種の比率など…、日本人が全然いなし…。
何より中国でノアを建設するといったあたりも現実的です。
世界情勢を通じて、楽しむも良し!!
家族愛を楽しむも良し!!
地球崩壊をほくそ笑んでも良し!!(笑)
いろんな観点から楽しめる映画です。
では、良いご鑑賞を!!
趣味は地球破壊
まあまあです。
スクリーンで観てこそ価値がある作品
太陽の異常な活動によって、地球の内部が急激に熱せられ、地殻変動が起こり、人類は滅亡する。
そのことを3年前に察知したアメリカ政府は、各国の首脳に呼び掛け、極秘裏に人類の種の保存の為の計画を進めます。
偶然にも人類の滅亡と政府の計画を知った売れない作家ジャクソンは、家族を守るために、政府が密かに建造している「巨大船」に向かうんですが・・・。
今までにも「人類の危機」を描いた作品は沢山ありましたけど、地殻変動による大災害の映像は凄い迫力で、それだけでも見応えがありました。
ストーリーに関しては、人類の滅亡を知っている側の政府の人々と、知らない側の人々を交互に描くことで最後まで飽きずに観れました。
ハリウッド製大作映画の典型っていう感じでしたね。
人類を滅亡から救う手段も、巨大な船を造って洪水から生き延びるという、比較的現実的なものだったのでリアリティがあって良かったです。
宇宙船で宇宙に逃げるとか、宇宙人が助けに来るとかよりは納得行くんじゃないかと・・・(笑)
良くも悪くも映画館の大スクリーンだからこそ面白い作品ですね。
それにしても、この手の映画の主人公って、もの凄く強運ですよね(苦笑)。
映画館で観るべきですが・・・
迫力のある映画は、いつもDVDでなく映画館で観ています。
この映画も、予告や前評判で映像がすごいと聞いていたので、
絶対に劇場で観たいと思っていました。
映像のスケールの大きさから、やはり劇場で観て良かったと思います。
ただ、物語特有の結局は主人公家族が全員生き残る物語みたいな感があって、
いまひとつ泣けない部分でもありました。
生き残る為の家族の絆を描きたかったと思うのですが、
内容は厚い気はせず、運良くうまく生き延びた感が残るのは否めないと思いました。
うーん。。。
エメリッヒ最高!(と、思って観よう)
この映画に関しては、
「エメリッヒ作品だ」
と、知った上で
尚且つ観に行く人と、
そうでは無い人で
大きく印象が変わるかも
しれません。
基本的にエメリッヒの映画は、
「観るのであれば」
映画館で見ないと全然
意味が無いかと思うのです。
色んな人に、その様に伝えて
劇場に足を運んでもらっても、
裏切られたとばかり、
「おもろなかった」
と言う回答をいただきます。
勧めたこちらとしては、
誰が、いつ、
「おもろい」と言ったかね?
誰が、いつ、
ストーリーを堪能せよ。
と、言ったかね?
と、都度思うのですが、
決しておもろくはないです。
エメリッヒの映画なんか
王道ご都合糞ハリウッド映画で
小中学生が大学ノートに描いた
漫画並みのストーリーですわ。
と、思っています。
毎度、迫力オンリーだと思います。
DVDで観るんなら、
観んでええとも。
と、言う事です。
この作品に関しては、
「アメリカが、へし折れてすげえ!」
とか、そう言う、
ぶっ壊れっぷりを大画面で
楽しめたら、そんでいいじゃないか。
エメリッヒだもの。
と思います。
座席が画面に合わせて動けば、
もっと良かったかもしれません。
「これが俺の最後のディザスター映画だ!」
と、某雑誌で載ってましたが、
映画自体最後でも誰も惜しまない
かもしれませんぜ、エメリッヒ。
と、思ってます。
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