フレフレ少女のレビュー・感想・評価
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海のない栃木県なのに、何故『不知火学園』なの?
言うまでも無いが、同調圧力そのもの。話の流れは以前見た『あさひなぐ』と全く一緒。ファンタジーだから、あまりとやかく言いたくないが、矛盾だらけのアイドル映画でしかなかった。
一番大事な事なのだが、何故他人を応援しなけりゃいけないのか、全く理解出来ない。厳しい練習を何故続けられるのか、全く理解出来ない。Mっけがあれば、こういった気持分かるのか。
気合で勝てるなんて、そもそも間違っている。だから、日本は戦争に負けているのに、終わらせる事が出来なかったと言えるかもしれない。後、50分気合を入れて見よう。全く肌に合わなかった。ガッキーのショートカットが見たかった。
まぁ、駄目な応援団から良い応援団に変わる様はさすが演者と思い、そこだけ評価する。
ガッキーに応援されたい!
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞。
ノベライズ、コミックは未読です。
ガッキーがとにかくかわいい。ガッキーの魅力が満載で、アイドル映画としても充分通用する出来だなと思いました。
應援團の面々も、現在も輝かしい活躍をしている若手俳優陣が集結していて驚きました。今観ると結構豪華なメンツ…
人を応援することの素晴らしさ…。誰かを応援するには自分自身がまず頑張らなくてはならない…。全くその通り!
誰かに応援されると力が湧くと云うのは私自身経験があるし、誰かを応援することでこちらも力を貰えたりする…
エールを送るって、素敵な行為だなぁ…
[余談]
内藤剛志が、刑事役以外且つ事件を解決しない役柄を演じているところを初めて観ました。それでも、クライマックスでのスーツ姿は土門さんにしか見えなかったです(笑)。
応援団と凛々しい女
dTVで閲覧させていただいた。とても弱い応援団に入部している5人に、大先輩5人が合宿の大特訓をして、その厳しさにいがみ合いながらも、強い応援団に成長していく。リーダーは紅一点の9年前の新垣結衣。全然関係ないが私と誕生日が一緒だ。大先輩達にもそれぞれの人生の辛い状況があった。「ウオーターボーイズ」とか、「スウィングガールズ」とか、「シコ踏んじゃった」みたいな青春コメディーはとても良いジャンルだ。それらの映画にさらに応援団だからか、硬派的な作品である。一生懸命なところは泣けて来るのだ。この映画も片思いの人に片思いする人がいるという多重構成の片思いになっていたりする。青春の枠組み以内の淡いラブストーリーもあるのだ。新垣は、あの名作、ポッキーのCMを終えた頃だったようだ。まずこの時期に彼女は輝いていたのはわかるような気がする。砂山を登る途中で大先輩達が応援団を見せるシーンは泣ける。急に笑えるツボのシーンがあるのだが、それは秘密。秘密にすると私自身が忘れてしまうだろうが。新垣は、ポッキーにしても、この映画にしても、最近のヒットテレビドラマは全く観ていないが、どれもこれも身体的パフォーマンスにも魅せてきた女優人生だったかも知れない。というか、そういうのばかり私が観ているだけなのか。作品内容が硬派だ。高校生やるじゃないか。舞台は栃木県なのだ。どうもネタバレ型のコメントばかりする私なので申し訳がない。しかしそれからも泣けて笑えている。観ながら同時に観るスタイルなのでこうなる。というか、このスタイルでないとこうは書けないのだ。根性と熱意と誠実は、反対していた人をも味方にする。だんだん応援が様になっていく過程も見事だ。だけど、私なんかできない事だけど、随分下の後輩にも関与してくれる大先輩も実際にも多くの高校にいるわけで、そういう人達も凄いなと思った。クライマックスの応援のシーンの映像は美しい色と構図だ。応援団は暑い真夏でも黒い制服に身をつつみながら激しく動き、大きな旗をずっと持っている人がいたりする、理窟に合わないような存在なのだが、その気合と根性という古くさい、現在は批判もされてしまいそうなところが、なぜか心に響いたりする。主人公の女性の応援団長は祈りだけではなく、言葉と力で伝えて欲しいと叫ぶ。確かに祈っているだけに加えて汗をかきながらの叫びとパフォーマンスが加わるのが応援である。これは祈りだけでもという気持ちもあるかも知れないが、表現して初めて分かってもらえると言うのは確かに現社会には有る。いがみ合っていた人達も最後に分かり合うし、悪者のいないドラマだった。「我々がここまでやって来られたのは好敵手に恵まれたからである」。ラストシーンも良いのだった。ただ、製作のテレビ朝日も松竹も最近は硬派を忘れてしまっていないか。
一度でいいから「もっと頑張れ」って言ってみたい
映画「フレフレ少女」(渡辺謙作監督)から。
ストーリーが単純だから、楽しめる作品だけど、
意外や意外、生き方のヒントは溢れていた。
主役の女優・新垣結衣さんも可愛かったし、満足満足。
さて、気になる一言に選んだのは、
ひょんなことから、応援団長になった彼女の台詞。
現実の恋よりも小説の中の恋に夢中だったから、
他人とのコミュニケーションは苦手。
だから、他人に「頑張れ」なんて言ったことがない。
そんな彼女だからこそ、この台詞は輝いていた。
「私も頑張らないと、人に頑張れなんて言えないんですよね」
と、応援することの意味を理解しての言葉であるし、
「他人を応援することは、自分を応援することだと思うんです」
と、自分なりに「応援する」ことの定義もしている。
「人間の無限の可能性を引き出すのが応援団」とか
「見返りを求めない応援が力になるんです」など、
「応援」することの大切さを伝えてもらった作品となった。
帰りがけに、温かい気持ちになって映画館を後にした。
「おしにん」の精神で。
ガッキーこと、新垣結衣が応援団長として奮闘する、
青春コメディー。の域をまったく出ていない凡作ですが^^;
昭和育ちのおばさんから観れば(汗)
あんな風に一生懸命になれる時期は、そうそうないもの。
だいたい、普段あんなにか弱い声を出すガッキーが、
よくあれほど大きな声を出して頑張りましたね~♪でした。
実際の応援団員が観たら、いくらなんでも
のけぞるくらい情けない応援(汗)だとは思いましたが^^;
第一、県大会で一位二位を争うほどの野球部がある高校に、
きちんとした応援団がいないわけがない!(爆)
しかもエースの一年生が入部!したのにあれはないですよ。
まぁそんな…情けない応援団だからこそ、ガッキーをはじめ、
OB(オジサンだらけ)もシゴキ甲斐があったのでしょう・・・。
練習合宿を、たったあれだけ?積んだおかげで(・・;)
応援団がそれらしくなる、というのも御愛嬌でしたけれど、
実際のところ、ガッキーが他の仕事に追われて、ほとんど
練習に参加出来なかったんだそうです。でも団長役って^^;
製作側は、そのあたりをちゃんと考えてたんでしょうかねぇ。
とにもかくにも、
その試合の場面では、かな~りいい感じでアツくなれました。
女だから?下手くそで迷惑だから?という理由で、
ガッキー団長に辛く当たっていた野球部長が、
最後に応援団に頭を下げたところは良かったですね。
彼らのおかげで勝てた!…とは言いませんけれど(爆)
一生懸命応援されて、気分が悪い人はいないと思います。
どんなに「不純な動機」でそれを始めたにしても。。
技を自分のモノにするまでにした努力はムダではないし、
これからの人生に大きく役立つと思われます。
いいな~♪若いって!!(またこれだ。)
若手俳優たちも、みんなフレッシュで好感がもてました。
(相手側のプロ意識が高い応援団は、かなりコワモテ^^;)
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