劇場公開日 2008年9月20日

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「無駄にスタイリッシュ」ウォンテッド SAOSHIーTONYさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0無駄にスタイリッシュ

2011年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

期待していただけに残念でした。
映画を見終わった後にこういったなんとも言えない複雑な気持ちになったのは久しぶりです。

平凡な人生を送っていた一人の青年があることをきっかけに暗殺者集団の仲間入りを果たします。

注目はド派手なカーチェイスと銃撃戦の数々。
こういった類のものが大好きという方にはオススメできますが、私としてはストーリー面で物足りなさを感じました。結末もひねりを効かせようとして失敗したように思えます。

特にスローモーションの使い方にはイライラしました。はっきり言って使いすぎのように思います。“ボーン”シリーズのようにもっと自然な形でアクションシーンを観ることができればいいのにと言うのが正直な気持ちです。

演技面でいうとアンジェリーナ ジョリーはともかく、ジェイムズ マカヴォイとモーガン フリーマンの起用はミスキャストのように思います。もしも私が監督だったらきっとヘイデン クリステンセンとサミュエル L ジャクソンを起用したことでしょう。なぜ演技派である二人がこのような作品に出ようと思ったのかは私としては不思議です。しかし、まさかあのモーガン フリーマンが“Mother F○○○er!!と叫ぶとは思いませんでした。

この作品をオススメできるのはアンジェリーナ ジョリーのファンとCGの力を借りてすごいことを遣り遂げる人間が観たいという人達だけです。

まあ、DVDでも十分なような気がします。

SAOSHIーTONY