「余韻の長さ」重力ピエロ クレイジーソルトさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻の長さ
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脚本、キャスト、音楽、どこをとっても文句なしです。
岡田将生を好きになるきっかけにもなった作品です。
重くて悲しい話ではあるんだけども、俳優さんの表情ひとつひとつが印象的でした。
特に、加瀬亮演じる泉が、渡部篤郎演じる葛城の部屋に行くシーン。葛城がビデオカメラを通して、自分の背景にあるテレビ画面に泉の顔を映し出します。これによって、一度に2人の表情がスクリーンで見れるわけです。余計に緊張感が増していて、この手法にとても驚きました。
後味の悪さというか、なんともいえない余韻が最高です。
初めて観たのは中1でしたが、その余韻が忘れられなくて何度も何度も観ています。
地元が宮城なので、父とロケ地めぐりもしました。
もう解散してしまいましたが、S.R.Sの主題歌も素敵です。
一度観て損はないと思います。傑作です。
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