劇場公開日 2009年3月20日

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「なかなかの良作」イエスマン “YES”は人生のパスワード talkieさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0なかなかの良作

2025年5月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

〈映画のことば〉
いいの。メジャー路線じゃないから。
ただの趣味。写真と同じ。
走りながらのピンボケ写真が流行るわけない。
この世は遊び場よ。
子どもの頃は知っていたのに、みんな忘れちゃう。

(引用はじめ)
『イエスマン YESは人生のパスワード』(2008年)という、ジム・キャリー主演の映画があります。
実話が元になっているのですが、何をするにも否定的だった主人公が、すべてに対してYESと答えることで人生を変えていく姿が描かれています。どんな頼まれごとにも「ありがとう」で答えていく姿勢は、とても大切だと考えられます。
[樺沢紫苑・田代政貴著「感謝脳」飛鳥新社・2024年]
(引用終わり)

本作は、上記の著書に触発されて鑑賞することにした一本でした。

なるほど、「YES」をキーワードとして、世の中の出来事を(努めて)肯定的に受け入れることが、人生を幸せに生きる秘訣という点では、同著書の本作に対する評は、的は外していないと思うのですけれども。

人生をエンジョイするための要素としては、常に「YES」という前向きな姿勢のほかに、もう一つ、前向きでいることを「楽しむ」という姿勢が要素なのではないかと、評論子は思いました。
そして、そのことは、上記のアリソンのことばで、いっそう浮き彫りになるかとも思います。
そして、それが「人生の楽しみの見つけ方」ということにも繋がるのだろうとも思います。

評論子自身の「人生の楽しみの見つけ方」みたいな点で気づき…得られるものがあったということを加味して、また、それ自体が楽しめるコメディ映画として、なかなかの良作だったと評しておきたいと思います。

talkie
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