「この映画「イエスマン!」を まんま実際にやってみたご仁がいるのですよ(驚き)」イエスマン “YES”は人生のパスワード きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画「イエスマン!」を まんま実際にやってみたご仁がいるのですよ(驚き)
この映画「イエスマン!」を
まんま実際にやってみたご仁がいるのですよ、
有名な女流書家。
お名前は失念しましたが、車か何かのCMにも《イメージキャラクター》として出演された 才色兼備の方です。
仕事に行き詰まっておられた頃、この映画に出会って「自分も一週間だけ試しにやってみよう」と思ったそうです
・仕事でインタビューを受け、
「今度お食事でもしたいですねー」と別れ際のご挨拶(=社交辞令)を言われると
「ではいつの日にしましょうか?」と手帳を開いて相手を面食らわせたり、
・いつもなら適当な理由をつけて断るような=絶対にOKしない気の合わないグループからの飲み会の誘いも、即答で参加。
二次会も、三次会も、酔っぱらいから声を掛けられれば必ず最後まで「イエスマン!」
・ある日、たそがれて海を見ていたら知らない若者たちが
「おいでよー彼女、一緒に泳ごうぜぃ♪」
と呼んでいるようなので水着を買い
次の瞬間には初対面の裸の若者たちとバナナボートに跨がって洋上をすっ飛んでいたと。
ラジオで淡々と語る彼女ゆえ、余計に聞いているこちらは抱腹絶倒の体験談でした。
まさか実行する人間がいるとは信じられない!
で予定の一週間が終わり、彼女は元の書家に戻ったそうなのですが。
映画の印象よりも、後日聞いたこのお話のほうが強烈でね、なんかガードの固くて面白味のない僕自身のことを超反省しましたのですよ・・
実はこれは息子から薦められた映画です。
思春期の苦しみの最中にあった息子は、あまり父親である僕とはしゃべりませんでしたが、こうして彼自身が悩みの中から何がしかを見出だした映画を、彼は僕に“暗号”のように薦めてくれるのでした。
「親父も生き方変えろよ」ってか?
サンキューだ。
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なお、聖書にも「イエスマン」の下敷きになったのでは?と思えるエピソードがありました、
銀行の中間管理職の男、勝手に負債者を許してどんどん富を放出して=友人を増やしていて、凋落後にみんなから助けてもらえる話。頭取から褒められている不思議な話
(ルカ福音書16章)
きりんさんのおっしゃること、すごく理解できます。
カナダに住んで思うのは、日本人との方が腹割って話せない気がしますね。遠慮するとか、思慮深いとかは日本人の美徳なんですが、知らない人にもドアを開けて待ってくれたり、席を譲ってくれるカナダ人から、思いやりの意味を色々学んでいます。
コメントありがとうございました。
あいかわらず、きりんさんのレビューは、一編のエッセイのようで、読んでいるだけで豊かな気持ちになります。
コメント下さったように、苦手でしょ?という問いにも、うん実はねって言える関係って、すごくいいですね。自分もかくありたいものです。
私も気持ちはわかりますよ。
自分を好きでいてくれる人と一緒にいたいし、自分をもう好きじゃない人とは一緒にいられませんよね。
同じこと言われたら私もイエスマンになってますwww 割とどっちでもいいのかなぁ?
今晩は
昨晩も別のレビュワーの方にコメントしたのですが、このような状況だからこそ、肯定的な思想を持つ事の大切さを実感しています。
会議でも、直ぐに否定的な発言をする輩がいると、内容がシュリンクしますので、会議後本人に個別にお話ししています。
今作は、ポジティブシンキングの大切さをコミカルに描いていましたが、私はとても大切な事だと思っていますよ。