ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のレビュー・感想・評価
全18件を表示
シリーズ完結編
幼少期に『賢者の石』を読んでから四半世紀たったと思えば感慨深い
ハリーポッターシリーズも本作前後編で完結
前後編なので前編だけで評価はできない。
本作前後編は作品世界を一巡する内容だ。
いかにこのファンタジー世界を楽しんだか、それが評価の分かれ目になるだろう。
このシリーズは映画単体のストーリーにまとまりがなく、そして「半端じゃなく長い」ので見方を間違えると全く面白くないと思う。
個人的には映画をシーンに分割して考え、全体での整合性は考えず、「こういう演出をしたい」という意図を読み取りながら、「ストーリー上どういう魔法の扱い方をしているか」という点に注目して視聴していたが、これが作品にうまく噛み合った
この世界に没頭した後の視聴は最高だった。
前編は初っぱなからとにかく陰鬱な展開、暗すぎる映像の印象
闇の帝王が復活して世界に混乱が広がっているにしてもやや演出過剰で
画面が真っ暗すぎて何やっているかわかりにくい、笑うレベルだが、
だからこそ明るい場面では希望が演出されているという側面もある
前編は後編のための準備期間として描写されている。
セーフハウスへの避難から、反撃のための潜入というプロットは『逃亡者』などで安定の展開、従来のシリーズとは異なる展開だが、完結編として適切だろう。
これだけの超大作だが各シーンは必要不可欠で無駄なところはない。
むしろ省きすぎの印象。
各シーン感想
・ハーマイオニーの両親との哀しい別れ
ここは説明不足だが、記憶が残っていると両親に危害が及ぶからやむを得ない処置ということ
思い出が頭からだけ消えるのではなく、写真からどんどん消えていく様子は良い演出
・空になったダーズリー家
ここの和解シーンまるまるカットはもったいないとかそういうレベルの話ではなく
ハリー、視聴者にとっての「あの」ダーズリー家の印象が変わる超重要シーンで
その後の「階段下の物置」、そして「仲間の集結」に響いてくる。
これはいただけない。
・魔法+カーアクション、相棒との別れ
ここのカーアクションは短いが、魔法との融合で面白い
ハリーを守るため、命を落とすヘドウィグはあまりに短いカットだが衝撃が大きい
・ダンブルドアの遺産
こういう「一見役に立たなさそうなアイテム」が渡される展開は大好きだ。
・飲食店の戦闘シーン
非魔法使いがいる空間での激しい戦闘が、作品世界の変化を感じる。
ハリーたちの戦闘能力の進歩もわかり、今後は逃げるだけが選択肢ではなく
戦闘をすることもある。とここで表現されている。
・魔法省への潜入
作中の数少ない笑いがある部分。不死鳥の騎士団でも素晴らしかった魔法省が再度描かれるだけでも加点
・分霊箱の魔力で別れるロン、そして親友を救うヒーローへ
ここは『ロードオブザリング』の力の指環っぽさを感じた。だがこの描写があったからこそ後の展開が活きてくる。
三人の友情が強くなるイベントは最終決戦を控えて絶対に必要だった。
・死の秘宝
てっきり死の秘宝は分霊箱のことを言っているのかと思ったら、このタイミングで出てくる新たな伝説。
透明マントそんなにレアリティの高いアイテムだったのか、と驚く
物語的に落ち着いたタイミングでの襲撃
ここでの襲撃は予想可能だが、その後の人さらいとの遭遇が一難去ってまた一難、途切れない緊張になっているのが良い
・ピーター・ペティグリューのラスト登場シーン
ここのシーンで原作ではピーター・ペティグリューは死亡しているらしいが(それも面白い展開で)
演出不足で残念、この後登場しなくなったのが視聴時最後まで引っかかった。親の仇なのに残念だ。
・ドビーの活躍
秘密の部屋ではヘイトを集めた屋敷しもべ妖精(ハウスエルフ)が大活躍
だが「便利すぎる登場人物は即退場」という創作物の基本的原則で即退場したのは予想通りだった
次回作がわくわくするようなものではないが、前後編セットを分割しているものなので当然
後編もそうだが、これまでのシリーズを精算する内容
『フリンジ』最終話もそうだったがこういった描写は大好きだ。
これだけ高密度、超ボリュームにもかかわらず、まだ描写不足の物足りなさがあるが
後編と併せて個人的に大満足の傑作
ぎすキャン△ 2部作の前編のはずなのだが、内容がまるで無いよう。
魔法ファンタジー『ハリー・ポッター』シリーズの第7作にして、最終章2部作の前編。
ダンブルドアの遺志を継ぎ、「分霊箱」を見つけ出す旅に出るハリーたち。しかし、デスイーターがその行く手を阻む…。
○キャスト
ハリー・ポッター…ダニエル・ラドクリフ。
ロン・ウィーズリー…ルパート・グリント。
ハーマイオニー・グレンジャー…エマ・ワトソン。
ベラトリックス・レストレンジ…ヘレナ・ボナム=カーター。
ヴォルデモート…レイフ・ファインズ。
セブルス・スネイプ…アラン・リックマン。
新たなキャストとして、新任の魔法大臣ルーファス・スクリムジョームを演じるのは『ラブ・アクチュアリー』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの、名優ビル・ナイ。
ウィーズリー家の長男、ビル・ウィーズリーを演じるのは『わたしを離さないで』のドーナル・グリーソン。
原作はJ・K・ローリング。
約10年に渡り続いてきたこのシリーズもついに最終章に突入!
原作者J・K・ローリング自らが製作を担当しており、過去作以上に気合を入れて制作された映画になっております。
これまで、原作本では上下巻に分けて発行されていた物語も、映画化の際には一本に纏められていた。
そのため情報がかなり圧縮されてしまっており、基本的にはどれもかなり忙しない映画になってしまっていたように思う。
しかし今回は原作同様、2部作として公開。
長大な原作を、しっかりと時間をかけて作ってやろうという意志を感じます。やはりローリング女史も映画版の圧縮具合には不満を持っていたのかな?
さてさて、そんな最終章2部作の前編はどうだったかというと…。
うん、つまらない!
前作に輪をかけてつまらない!
ペース配分間違えてんじゃねえのか?と疑問になるほどのスカスカさ。
残り4つある分霊箱のうち1つしか壊せなかった上、更に「死の秘宝」の捜索というミッションまでもが追加されてしまった。風呂敷畳むどころか余計に広げちゃってんじゃねーか!!
それじゃ約150分という長いランタイムの中、一体ハリーたちは何やってるのかというと、ひたすらにキャンプしてる。超ギスギスしながらキャンプしてる🏕
…やっとる場合かーーッ!( ‘ ^’c彡☆))Д´) パーン
最終章なんだからもっとヴォルデモート軍団との戦いが描かれるのかと思っていたら、ずーーーっとぎすキャン△観させられる。ギスギスしたキャンプなんてやってる側も楽しくないんだから、観客が楽しい訳ないじゃん。
しかもペンダントつけて闇落ちの件とかまんま『ロード・オブ・ザ・リング』で観たぞ。
暗さといいギスギスさといい、今回は『王の帰還』のフロド&サム感が強すぎる。なんで『LotR』で一番退屈なフロド&サムパートを踏襲してしまったのか…。コレガワカラナイ。
脚本にも大いに問題あり。あまりにもご都合主義的展開が多すぎる。
前回の引きである「R・A・B」なる人物。当然本作ではこの人物の捜索が鍵になると思っていた。
しかし蓋を開けてみればまさかの偶然!?たまたま訪れたシリウス・ブラックの家でR・A・B =レギュラス・アークタルス・ブラックを見つけるって…。作劇的にそんなんありなのか💦
本物のペンダントの在処やドビーの助力、グリフィンドールの剣の件などもまぁご都合主義が過ぎる。
この辺は原作通りなのだろうが、映画化にあたってもう少し理屈だった筋立てに出来なかったものか。
ティーン向け作品とはいえ、これじゃ子供騙しにもなっていないっすよ。
それと今回丁寧にやるのはいいんだけど、最終章なのに突然登場人物が増えすぎっ!💦
マンダンガスだのエルファイアスだのバチルダだのグリンデンバルドだの、新キャラが多すぎて全然頭に入ってこない。
しかも「そいつ登場する意味ある?」みたいなキャラも多いし…。
これまでが端折りすぎだった、ということなんだろうけど、最後の最後で詰め込みすぎ。おかげで「7人のポッター作戦」の時のメンバー、半分くらい「誰だお前?」状態でした。まさか最終章でいきなりロンの長兄が出てくるとは…。もっと前から登場させとけよ😅
そして相変わらず役に立たないマッド-アイのオッさん。死亡シーンすら描いてもらえないというのはちょっと可哀想…。
今回はダークな要素がかなり強い作品。ヘドウィグやドビーの死など衝撃の展開が続くが、一番驚いたのはロンのコンプレックスが視覚化されたシーン。
ハリーとハーマイオニーが!裸で!!ブチューって!!!
彼らがちびっ子の頃からその成長を見守ってきている分、このシーンの衝撃はかなり強い。いやちょっとここは子供には見せられませんね…。
あと衝撃…というか笑撃だったのは謎の氷風呂タイム。ここ、前回のダンブルドア虐待を思い出させる爆笑必至のシリアスギャグシーン🤣
ここ笑えるんだけど、ハリーに胸毛がもっさりと生えていて、そこが気になって気になって…。そりゃハリーにも胸毛くらい生えるだろうけど、あのちびっ子にもこんなにモッサリと毛が生えるんですね〜…。
とまぁ、衝撃的なシーンも多く、一から十まで退屈だったわけでは無いのだが、ダラダラダラダラ長すぎる。
本作の内容ならマジでギュッと纏めれば30分くらいになったと思うので、わざわざ2本に分割しなくても1本でなんとかなったんじゃねぇのかな?
小説を映像化する際に行うエピソード/キャラクターの取捨選択の必要性、そして男女3人でキャンプしてはいけないということを学べる作品でありました。
※「7人のポッター作戦」なんだけど、これ姿くらまし/姿あらわしの魔法でピュっと飛んでいけばよかったんじゃないの?
もちろん何かしらの理由があってこの魔法を使わなかったんだろうけど、映画を観ているだけだとその理由が全くわからなかった。
そういうところも、この映画がモヤモヤしちゃう原因だよなぁ🌀
分霊箱求めて逃亡隠匿の日々
学校に残る子達もいる中で、ダンブルドアの遺志を継ぎ、ヴォルデモートに狙われる親友ハリーを守り、戦争を終わらせたいという気持ちで、ホグワーツには戻らない選択をする3人。
ハリーはわかる。ヴォルデモートとシンクロしてしまっていて、声まで聞こえているし、ダンブルドアと沢山の時間を共有したのだから。
でも、友情ゆえにハリーがどんなに奇行や危険に見える言動を繰り返しても信じ、一緒に闘ってきたハーマイオニーとロンがすごいと思う。
特にハーマイオニーは、もっと勉強する道も確実にあったはずだが、賢いからこそ、教科書の世界を飛び出して社会情勢の当事者として実践力即戦力を活かしたい気持ちもあったのかな?
ずっと転々と逃亡隠遁生活をする3人。
ダンブルドアの遺品の意味を考えながら、分霊箱をどうやって見つけて全て破壊するか考えていく。
ダンブルドアからの遺品は、
ロンには火消しライター。大切な人の居場所がわかる。
ハーマイオニーには死の秘宝についての童話が載った童話集。
ハリーにはスニッチのボール。
遺品の意味を探り、途中仲間割れしそうにもなりながら、助け合う3人。
ハーマイオニーなんて、親の記憶を消してから来ている。親が狙われないよう、安心できるところに娘の心配をすることなく引っ越せるよう。すごい覚悟。
とにかくハリーを守るために人が次々なくなるし、ハリーはそんな事望んでもいないからヴォルデモートを弱らせて結果を出すしかない状況。
分霊箱7つのうち、
①トムリドルの日記(バジリスクの牙で済)
②トムリドル母の指輪(ダンブルドアが右手を犠牲に破壊済)
③ロケットペンダント(ダンブルドアと苦労して手に入れたが偽物だった)
が判明し、ロケットペンダントの本物を身に付けている魔法省のピンク教科書おばちゃんから取り戻すため、またポリジュース薬を3人で飲んでどうにかロケット奪還。
壊し方は、バジリスクの毒を吸収した事のあるグリフィンドールの剣に決定。
スネイプの守護霊がやってきて凍った湖の底からグリフィンドールの剣を発見し、ロケット破壊。
ここまでは順調なのだが。
度々目にする謎のマークを追ううち、話が死の秘宝に飛ぶ。マグル環境で育ったハリーとハーマイオニーではわからなかったが、ロンは聞いたことがある話。
死そのものがある三兄弟に褒美を与え、最終的に死を獲得する話。三兄弟に渡した三品が揃うと死を克服できるらしい。
長男には世界最強のニワトコの杖=死を呼ぶ
次男には蘇りの石=死を避ける
三男には透明マント=死から身を隠す
を与え、ニワトコの杖は所有者を認識しその持ち主ために動くとのこと。
ヴォルデモートとハリーは、
①魂が繋がっている
②↑ハリーの両親を殺した時にハリーがヴォルデモートの分霊箱になっている
③だから杖も同じ不死鳥の尾を芯材に用いた兄弟杖
で、③を知ったヴォルデモートは最初はドラゴンの琴線が芯のルシウスの杖を借りるがあっけなく粉砕。
ハリーを殺せるハリーより強い杖を探し求めて、ニワトコの杖を欲しがり、ダンブルドアの墓を開けてまでダンブルドアの杖を奪う。
ダンブルドア、実はニワトコの杖の所有者だったとは。
その間、ヴォルデモート復活のために闇の陣営たちは純血や、両親どちらかが純血の半純血以外をさらったり殺したりしまくっており、ルーナラブグッドも攫われた。
娘を取り返すため、ルーナの父がハリー達を裏切って闇の陣営を呼び、ハリーハーマイオニーロンはなんとヴォルデモートの側近のベラトリックスに捕まり、マルフォイの家に連れてこられてしまう。
でも、マルフォイはハリーをハリーかどうかわからないとなぜか庇う。怖がりで死を目にできないのだろう。
ハーマイオニーは酷い拷問をされるが、ドビーがハリーのために助けに来てくれて、一行は命拾いする。
しかし、ドビーはベラトリックスのナイフが刺さったまま姿現し(瞬間移動)してしまい、亡くなってしまった。
ハリーを守ったあと殺されたヘドウィグ。
ハリーを守るためにハリーに化けていたが殺されてしまったマッドアイムーディー先生。
ハリーを守るために口を割らないハーマイオニー。
ハリーへの恩のために命を犠牲にしたドビー。
その他たくさん、亡くなった。
なんなんだこの話は。
狙われていない、純血のロン一家がヴォルデモート退治の意志を全員持ち、命がけで闘ってくれるのは奇跡に近い。
ハーマイオニーの頭の良さとハリーの勝負強さだけではなく、ロンの活躍シーンも毎作必ずあって、良いのだけれど。
Part1と2で分ける意味ある?
暗いし、二人旅長いし、観てて飽きた。
パート1と2にする必要あったのかな?
ロケットペンダント(分霊箱)を破壊する為に旅をする。半年くらい旅してたらしい。
マルフォイの良いところがちらっと見える。
ちらっとグリンデルバルドの話が出る。
わーーーー
Part 1 視聴✨
早くPart 2 観なきゃ😃
ドビー!!!
ありがとう。そしてお疲れ様(>_<)
ラスト見たい様な、とっておきたい様な💧
まさかここまでハリーポッターシリーズに夢中になるとは💕
さて続きを視聴します😉
They are coming. ついに最終章の前編第7作目
長かったハリー・ポッターもついに最終章。最終巻だけ前編、後編で分けてあるのでどう観ても単品だとちょっと弱い感じもある第7作目です。
いわゆるティーンエイジャーっぽく悩んだり喧嘩もしたりと色々あるのですが、もうハリーの見た目がオッサン過ぎて辛い!白人の成長が早いのは仕方のない事ですが、どう頑張っても子供には見えないです。あれでも西洋人には子供に見えるのでしょうか?
マッドアイさんがあっさり死んだのもビックリでしたが、ドビーも最後殺られちゃって。でも、ドビーって原作ではちょこちょこ出ていたみたいなのですが、映画だと第2作目以来で「いたね、こんなキャラ」っという感じだったのでえー!ってはならなかったです。
昔話のシーンとか良くできてるなぁっと感心しましたが、やっぱり前編なので大きな見せ場があるわけでもなく、ハリー達の逃亡劇がメインでした。かといって最後の作品につながるので観ない訳にもいかないという何とも微妙な第7作でした。
一見さんお断り
一応、ハリーポッターシリーズは全部観てますが、この作品は他のとは作りが違う。何というか、説明が少ない。なんか、一見さんお断り、みたいな作りにになっている。
前作を観ていなければ、分霊箱を何故探しに行くのかとか、よくわからないんだろうな〜。とか、思ったりしながらみてました。
ハリーポッターシリーズ全体に対して言える事だと思うけど、基本的にハリーって、受動的だよね。自分からどうこうする、っていうのではなく、巻き込まれて仕方なしに行動する、っていうカンジ。だから、その行動自体に賛同できないことがあるっていうか、ノレないっていうか・・・
特に本作では、ハリーの行動自体に説明が少ないから、尚更ノリ憎かった。序盤の結婚式とか、やる意味がよくわからないし。「こういう状況だから、結婚式をしないと・・・」みたいな事を言ってるけど、とうの本人にはその気がなさそうっていうか。 で、結局は敵に襲われてるし〜。
ハリーの行動が世界を左右するんでしょ?もっと、しっかり考えて行動しなよ!!
とか、思ってしまう。
ハリーを守ろうってしてる人たちも、なんだか本気に見えないっていうか・・・ロンに至っては、ヤキモチで仲違いするし・・・ 。
なんか、始終そんなカンジだったなぁ〜。
一応、PART 2に期待はします。シリーズをうまく完結してくれるのは、楽しみなので。
PARTI
シリーズの中で一番面白いと思います。原作は読んでいないけど十分楽しめました。
分霊箱を探すという内容でした。まさかダドリー一家とハーマイオニーの両親の記憶を消すとは思わなかったです。
エンターテイメント!
最高に丁寧な作り。
心の底から面白い!!
ただし、条件として
字幕の単語1つから過去の物語を想い出さないと
成り立たない。
いや、それを説明されて長くなるのは勘弁なので
これでいい。
どれだけ壮大なラストを迎えるのか
ワクワクが止まらない。
当然のように作られた傑作。
ひたすら暗い話をこうも完璧に調理する手腕は、
それだけで感動してしまった。
暗い・・・
ずっと観ているので観てしまいましたが、シリーズが進めば進むほど話しが、どんどんどんどん暗くなりしんどいです。昔は笑いもあったし、ほのぼのもあり、ファンタジーらしかったなぁ。最初がかわいらしかっただけに、ロンが激痩せしてしたり、ハリーやハーマイオニーに笑顔がないのがしんどいです・・
ドキドキ
本も全部読んで、映画も全て見てきた。
とりあえず、主演3人の成長具合だけでも、泣ける。
ダニエルくんはあんまりハンサムに育たなかったなー。小さいし。
ハーマイオニーがやっぱりすごいきれいに成長したけど、ハリーとダンスするときに見せた笑顔は小さいときのままで、親戚の子の成長を眺めているようで胸がきゅうっとなる。
ロンはシリーズ通して一番大好き。おばかなとこがかわいい。
そんな本作もついに最後の戦いに入ってきた。
本の中のエピソードがいろいろ省略されてるけど、上手にまとめてる感じ。
さくさく主要キャラクターが死んでいく。ダンブルドアが前作でさくっと死んだのにはびっくりしたが、ドビーの死はやっぱりとても悲しい。映画みても泣けたし、本読んでもやっぱり泣いた。そして、本によれば最後の戦いでも大きな犠牲を払うことになるのです。
次回作品では私のだーいすきなキャラクターが死んでしまう。本では、1チャプター使ってその人の死の真相が扱われていた。ちなみに私はそのチャプター読みながら何度も泣きました。こないだ読み返して、再度、泣きました。
それがどのように映像化されるのか。
次回作への期待大。
あともうちょっとで公開。
映画としてのレベルがどうなのかはわからない。
でも夢あふれる魔法の世界を見せてくれて、ありがとう!
7月、楽しみです!
魔法への、信頼と違和感
デビッド・イェーツ監督が、ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンといったお馴染みのキャストを迎えて描く、人気ファンタジー作品最終章の前篇。
パソコンで文章を書く事が当たり前になって久しい。こんな時代にあって、就職関連の文章は手書きで書くのが望ましいという。その人間の人柄が滲み出てくるからというのが大きな理由らしいが、私には人間の本質に、コンピューター、デジタルへの違和感、不信感が埋め込まれているからに思えてならない。何か、肌に合わないというか・・・心が拒絶するというか。
本作「死の秘宝」の中で繰り広げられるのは、まさに思い通りに杖をひょいと一振りするだけで操作できる物語。本の開閉から、明かりの点灯まで。「いやいや・・手でやった方が早くないかい?」な動作までスッラーと魔法でやってしまう。これはこれで、清清しい。
この「ドラえもん」に対する突っ込みに似通った魔法乱れ打ちに、特に嫌悪感を抱かなくなったのも、長年続けてきたシリーズの年輪だろう。
ただ、終盤になって、この魔法乱発の姿勢に反する行為が唐突に出現する。
シリーズの中盤あたりから現れ、ハリーと仲間達を窮地から救ってきた妖精、ドビーが尽き果てる場面だ。ここでハリーは「埋めたい。魔法を使わずに」とのたまう。魔法を使わずに?氷まで魔法で割っていた貴方が?
彼は本当にスコップで地面を掘り、丁重にドビーを葬る。どうも、ここに強烈な違和感を覚える。何故、この場面をしっかりと見せる必要があるのか。
魔法に、完全に支配された世界に組み込まれた労働行為。ここには、作り手の魔法完全支配への小さな抵抗心が渦巻いている。ファンタジーという独特の空間を、いかに現実との折り合いを込めて描くかに、映画としての成功がある。やりすぎても、子供だまし。遠慮しすぎは、ジャンルが変わる。
このぎりぎりの境界線で、作り手として魔法、つまり何でもこなす完璧な力への違和感をそれとなく練りこんでいる。こんな小さな支配と完全への抗いが、人気を不動のものとしたファンタジー大作に持ち込まれるとは・・驚きである。大長編に観客を惹きつける魅力は、こういった小さな創意工夫と意欲に宿るのかもしれない。
キャストも清潔に、格好良く年輪を重ね、回を重ねるごとにシリアス度を上げていく重厚な物語を支える強靭な体力とタレントパワーを身に付けた。醜男と呼ばれて反応するルパート氏の自虐ネタに耐え抜く姿勢も、強くなったねと涙を誘う。
壮大な剣と魔法のファンタジーと、それに伴う違和感をさり気なく訴えるユーモア。そしてキャストと作り手の、物語持続に必須の心的筋肉増強。全ての映画的要素を鍛え上げ、いよいよ最終版へ。本気の大団円を見せて欲しい。
ハリ-ポッタ-さま!!!
あ~
とうとうここまできちゃったなぁ…。
ちょっと寂しい感じがする(涙
映画自体はとてもよかった。
テンポも早くて,しかも今までで一番原作に忠実だった。
でも…やっぱり二部にわけなくてもいい気がするなぁ(汗
長くなってもいいから,とにかくあそこで切っちゃいけなかったと思う。
ガツンと一回で観たかった…。
Part2では何が見られるのかな?
スネイプの物語と,キングズクロスの場面をどう表現しているのか気になる!
今からとても楽しみ~♪
どんな後半戦に…。
一作目からずっと観ていると、今作がどうダークになろうと
一応彼らが立派に成長して大人になっているわね、という
母親心に落ち着いてしまって、とりあえず終わる^^;
正直、どんどん暗く死生観が露わになっていく今作の展開に
ファミリー向けな楽しみの要素は少なく、昔のように子供が
喜べる映像も少なくなったと思う(だから小さい子は難しいか)
小さい頃からハリー達と一緒に成長してきたくらいの年代が、
いちばんちょうどよく観られる年頃かもしれない。
だってねぇ♪ロンなんてもう妄想の彼方までいっちゃうし^^;
3人ともすでに見てくれも中身もすっかりオトナ!の年代だ。
なのでまぁ…血みどろの展開や、あっけない死。など、
ダークさもハンパなく増しており、観ていて辛いシーンも
多々ある。が、そうまでして分霊箱を探し出して破壊せねば
ならないという使命を帯びたハリーには、雑念など捨てて、
一人でもやり遂げなければならないという強い意志がある。
やはりそこは応援したくなるところでもあるのだ。(母心♪)
しかしねぇ~話はなかなか進まないのねぇ^^;
あと幾つあるんでしたか。見つけ出すのも破壊するのも大変。
今回はハーマイオニーがリンチされるシーンなんてのもあって
暗いの辛いの痛いのと揃って、上映時間もけっこうな長さ…。
(私は飽きなかったけれど)やはりこういうのは後半戦か…?
それにしても最近こういう前編・後編ってのが多いですね。
だいたいにおいて前編っていうのは話が進まない。
あー。すべては後編なのね。と観終えていつも同じ会話が。
…いつまで続くんだこういうの?^^;
映画業界、確かに大変なのは分かりますが、
3Dといえば横並びに3D化、前後編といえばシリーズ物は総て
という、あからさまに儲けよう路線なのは如何なものでしょう。
そこに賭けるお金を、少しでも良い脚本に注ぎ込んでもらって、
一本でも観応えのある新作に出逢いたいものだと、
映画ファンの多くは待ち望んでいると思うんですが…。
(泣いても笑っても最終章。楽しみですねぇ。どの位の尺に?)
1映画としては‥だけど
最初の入りからいつものハリーポッターとは違う雰囲気です。
最初の暗い雰囲気でPart1は「こういう感じなのか」と感じます。
ハリーポッターのテーマ曲とも言えるあのBGMが流れなかったところからも、異様な雰囲気がビンビン伝わってきます。
きっとこの映画は賛否両論になるような気がします。「1つの映画」としてとらえると何やりたいか中途半端ですが、「ハリーポッターの2部作の中のPart1」としてみるとある程度前フリ的な感じになってしまうのは最初からわかっていたので楽しめるはず‥
話が進んだような気はしないですが、伏線を引く内容。むしろ伏線しか引いてない感じもしますが‥
それでもPart2が必ず見たくなる、Part2はさぞかしおもしろいんでしょうね と皮肉をこめながらも駆り立てられること間違いなしだと思います。
静まり返る劇場
公開初日IMAX初回に劇場ど真ん中で鑑賞。
上映前もエンドロールの最中も誰の声もしないほどに、劇場全体が静まり返っていて客席の期待と緊張と興奮と、そして最終へ突入の複雑な心情が伝わってくるような回でした。
より一層ダークさを増して、無邪気な魔法使いの物語はもうどこにもないのだと思い知らされる作品です。
前回までの流れや予告の通り、ハリーたちとボルデモード卿率いる悪とのバトルも激しく、多数の犠牲者を出しながら話はどんどん進んでいきます。
死と背中合わせの危険な旅と謎解き、誰も信じられなくなった時に現れる小さな救世主。
出会いと別れ、絶望と希望、クライマックスへ向けて加速する物語。
しかし私が今回一番印象に残ったのは、冒頭のハーマイオニーの「両親との決別の決断」でした。
自分の存在を忘れてもらうことで、マグルである両親を死の危険から守ると共に、自分のホグワーツや仲間たちの中での立場を自覚した彼女の辛く悲しい、でも凛とした潔さを感じました。心の中でハーマオイニー凄い!と涙しながら拍手を送ってしまいました。
戦いにひとり旅立つ彼女の後姿が戦に臨む武士のようで、その後の厳しい戦いを物語っていて秀逸でした。
しかし両親共に魔法使いであるウィズリー家はそれ故に、家族全員で命の危険を超えて悪と戦わざるを得ないわけで、ハーマイオニーとはまた違った悲しみや苦しみがロンにはありました。
そして、両親のいないハリーもまたそれ故の苦悩があるのです。
それらが、あのテントでの分霊箱の影響下での仲間割れに繋がるところが、巧いなと思いました。
作品全体のテーマの大きなひとつである、「家族」や「友情」は形は変えても、近くに居ても離れていても一生物だというメッセージなのでしょう。
もう一度見るともっと違ったものが見えてくるかも知れないなと感じています。
最終作となる次回作が本当に待ち遠しく思います。
追:分霊箱のひとつであるペンダントの影響を受けてロンやハリーの人格が変わるのを見ながら、ペンダントにした「指輪」の悪に憑りつかれるフロドやサムを思い出したのは私だけではないでしょうね(笑)
それと、ハーマイオニーの小さなバッグ所望!荷物をたくさん持たなくて済む(笑)
最終決戦へ期待大
期待どおりの出来で面白かったです。出だしから息をもつかせぬ展開で、さまざまな出来事がおこり、ハリーたちは孤立無援の状態に。何を信じていいのかわからない極限の状態での3人の描写が印象的でした。途中、あちこち逃げまわるシーンのときには間延びしたカンジもしましたが、最後にヴォルデモートがニワトコの杖を手に入れて、次回へつながるシーンは、次作での戦いを期待させるものでした。
全18件を表示