劇場公開日 2008年7月5日

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「緊張と興奮と,少しの落胆」クライマーズ・ハイ AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0緊張と興奮と,少しの落胆

2008年7月7日

興奮

各部署との対立を挿みながら,
山登りのように着実に歩を進める紙面作りの切磋琢磨に,
クライマーズハイを感じた。

スクープのくだりに興奮。

ドキュメンタリー風の気が抜けない演出が,
緊張感を産み,画面を見入らせる。

演技と感じさせない熱演を見せる
全ての俳優が素晴らしかった。

ただ,未曾有の大惨事の背景を支える絆のドラマ,
安西との友情,
悠木親子のドラマが中途半端。

現代パートが蛇足気味だし,
人命の尊さがいまいち伝わってこなくて残念。

AKIRA