「原作がどうのこうのではなく」クライマーズ・ハイ 赤いおじさんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作がどうのこうのではなく
よく、映画を原作と比べてどうのこうのと評論する人がいますが、
映画は映画、原作は原作、つまり、活字の小説です。
おじさんは、映画を見ているのであって、決して、小説を読んでいるわけではありませんので、まったく、別のものだと考えています。
小説も映画も、現実では起こりえない場面が必ずありますが、ハリウッドの街中を高級外車でカーチェイスするのは、おじさんにとっては、非現実的とは思わず、映画の中のお話として、すんなり受け入れられるんですよね。
でも、新橋だの六本木などでやられるとそれはもう嘘丸出しに感じでしまう。
この映画は、現実に起こった航空機事故を題材としていますし、地方新聞と中央の新聞の力関係や社内でのゴタゴタなどは、割と感情移入しやすく、共感を覚えるところがありました。
そういった意味で、この映画は面白かったですよ。
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