劇場公開日 2008年7月26日

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ハプニングのレビュー・感想・評価

全88件中、41~60件目を表示

3.0シャマラン低迷期

2018年1月16日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

監督自らも認めているが、ちょうど低迷期真っ只中に製作した作品。恐怖の連続から始まる冒頭から、渦巻く謎などはシャマランっぽく感じるが、中盤以降は彼の良さがこれっぽっちも出ていない。
「シックス・センス」で描いた、観賞後にもう一度観たくなる展開や、「ヴィレッジ」で描いた意味が分からないがもう一度観て謎を解いていきたくなるような、あの探求心を与えてくれる魅力が無かった。ラストも特に捻りがある訳でもなく、衝撃のラストと謳われた割には薄い。それよりも夫婦二人を待ち受けた最後の展開が謎過ぎる。
ただどうしても避けられない「それ」から逃げるべく、人々が動く様はなかなかグッと来た。そこは評価したい。

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Mina

2.0起承転結のうち、承の真ん中へんまでは面白かった

2017年8月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

怖い

難しい

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老

3.0謎は謎のまま…

2017年6月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

或る日突然、人間たちが次々に死んでゆく現象が起きたとしたら…。

逃げ惑う人々は、不安だからと群れをなしてしまいますが、それが逆に仇となって死んで行きます。

少人数で行動することが唯一の対策だったはずでしたが、そう簡単に行かないのが恐ろしいところです。

空気中に漂う恐ろしい猛毒を想像すると、どうしても放射性物質を想像してしまいます。

人間を簡単に抹殺できる自然の脅威に、自然の偉大さと人間の無力さを感じます。

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ガーコ

2.5うーむ

2016年10月5日
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鑑賞方法:映画館、VOD

知的

難しい

・・・当時も今回も、うーむ・・・

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REpower

1.0タイトルなし

2016年1月24日
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ジーコ

2.0どちらが追ってるの?

2015年11月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画で一番心に残ったのは
おばあさんのこの言葉ですね。
お互いの瞳が同じ愛が注がれることはない
みたいなこの言葉

恐怖感も少なめ、あまり感情が入ってこない
パニックに陥る様子があまりなさげ
婆さんの家でのシーン
ゾンビ映画にでもなったのかと思いました

グロいというほどのものでないけど
ライオンに腕を切られるシーン
扉の前で撃たれるシーン
痛いのはここかなぁ

木が、植物が、
怪物かなにかにでも見えてくるのだろうな

むむむむむ?
私には難しいぞ。。。

でもこの自然が原因のなにかという得体の知れないものは分からないのだよ。という。それがキーワードで、その分からなさを表現しているのかもしれないと考えると非常に深いように感じる。

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のこっと

2.0だからどうなったの⁉︎?‼︎?

2015年10月29日
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まみむ

3.0妙に現実っぽい

2015年3月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

この映画を見ているうちに絶対あり得ないと思いながらももしこういうことが起こったら自分ならどうするかと真剣に考えたりするようになった。この映画は自然が人間に対して猛威をふるうという映画だか、自然だからこそそれ故に恐ろしさが増してくる。人間がどうあがいても解決できないものほど怖いものはない。原因がわからず人間がどんどん自殺していく状況に陥ったら自分はどうするか、考えただけでも恐ろしい。自然との共存が大切だよ、というメッセージも強くこの映画でアピールできていると思った。

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casiopea

0.5ラジー賞ノミネートに納得

2015年2月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

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ゆきち

4.5個人的にすごく好きです。(英語版を推奨)

2013年3月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

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飛べないミミズ

3.5気軽に見る事はできると思う

2012年2月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

シャマラン監督だという事、見てだいぶ後でわかった
っていうくらいシャマラン監督らしくない作品でした
聞いたら確かにって思うような感じではあったけど

設定は小難しいというよりは謎のままだけど
話としてはすごく単純です。

ホラーというよりはミステリーでしょうか
突然、人々が自殺をはじめる
その原因はテロのウィルスなのか?病気なのか?
謎が謎のまま人々は安全な地を求めて走り回ります。

走り回っていくうちに少しずつ謎が解明されていく
その話の展開は面白かったです

終始、ご都合主義と救いがない脇役たちって感じが全力全開だったので
残念ながら見終わっても何も残りません。

とりあえず最後まで見れたので3点にミステリーの展開としては上出来なので+0.5

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アオン

1.0曖昧さの誤解

2010年9月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

単純

植物原因であることは理解できるし、どちらかと言うとラストは良い。しかし、オチがどうこうというよりも脅威となり神経に影響を与える基準が曖昧過ぎる。
 そして、明確にしない脅威が恐ろしいと考える人もいるかも知れないが、これはゴーストでなければエイリアンでもない、現実に起こり得る恐さを表現しているのだから、このまとめ方は納得できない。しかし、現実的にまとめ過ぎてもつまらないし、そうすればいま以上の伏線と展開が必要。その逆を考えるならば、まったく意味の分からない原因でコトが動いた方が新鮮だ。
 つまり、この作品は中途半端過ぎる進行とエンディングで構成されているように感じた。また、殺し方(死に方)も演出的にしたいのかリアルに見せたいのかハッキリさせてほしい。

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h@yato

3.5俺たちに明日はあるのか。

2010年7月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

オープニング。ビルから大勢の人が落ちてくる。鈍器で頭を殴られたような衝撃。なんなんだ。この不条理。解明されるのか。

 これはシャマラン監督、初のホラー作品と言っていいかもしれない。
 正常な人間が、ある瞬間、突然にしゃにむに自己の命を断とうとする。人間の理解を越えた話だ。
 いろいろな案が提示されながら、生き残る人と死ぬ人の区別は全く分からない。
 でも、実は人間が分かる事など微々たるもので、よく分からない世界で平静に暮らしているのだ。日常が微妙なバランスで成り立っている事に気づかされる、恐ろしい話だ。

 シャマラン監督のファンの中には、全部説明される事に慣れている人がいるが、たまには、こんな打ち上げっぱなしの話もいいではないか。考えても実は、答えがない。答えは必要ない。思うに、作品内の情報は全てフェイク。答えの出せない人間が考えたものが、答えに直結している訳がない。

 世の中は不条理。不条理こそホラー。我々はホラーの世界で生きているのか。
 まぁ、怖かったで済ませましょう。考えすぎると心を病んでしまいそうだ。

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小太郎

2.5ミツバチがいなくなったら人類の寿命は4年なんだよ

2010年6月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

なにか原因不明なものが原因で次々と自殺するようになっていく
大都市圏から村レベルまでだんだんと広がっていく

それが、植物が原因?と農家のおっさんが言ったとたんに植物からの風が危ないって決め付けちゃっていいんでしょうか?

ホラーともサスペンスともパニック映画ともいえない
ちょっと中途半端な感じがします。

特にオチも何もありませんし・・・・・

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赤いおじさん

1.5ちゃぶ台をひっくり返したくなるようなエンディングでした

2009年11月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

2008年アメリカ映画。91分。「シックスセンス」以降、ほんとにパッとしないM・ナイト・シャマラン監督のナチュラル系パニック・ムービーでございます。少し前に、友人宅でだら~と観ました。

内容は、アメリカのニューヨークを発端に怪奇現象が全世界に拡がります。それは、急に人がなにかに憑依され自殺していくという現象。最初はテロ行為だと思われますが、それがどうやら違う。そして、そんな渦中の中、逃げる人々が描かれています。

パンデミックの恐怖を近視眼的に描いた作品で、ある種の密室的な怖さがあります。この点は、怖い物すきなわたくしは結構楽しめ、さらに謎解きもしながら、けっこう自信をもってエンディングを映画がはじまって1時間で推測しました。

というのも、この監督さんはいつもエンディングがドッキリ系なのだからです。しかし、フタを開けてみれば、その予想は外れました。もっと正確に言うと、とんだ肩すかしをくらいました。このエンディングのみで言わせてもらうと、本作は全然エンターティメントしていません。

なにかプレゼントをもらって、わくわくしながら開けたらなにも入っていなかったような感覚です。

こんなに腹が立った作品はなかなかないです。

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あんゆ~る

2.0独りよがりな怪作

2009年10月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

自ブログより抜粋で。
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 前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006年)に続いてまたしてもM・ナイト・シャマラン監督の独りよがりなトンデモ世界観な怪作。

 シャマラン監督作品で言うなら“オチのない『サイン』(2002年)”。他の監督作品でなら“話の広がらない『回路』(2001年、黒沢清監督)”といった感じ。
 別の見方で例えるなら、よくある殺し合いゾンビものを自殺に置き換えただけ。

 作品全体を包むシャマラン監督らしい異様な雰囲気は嫌いじゃないけれど、こういう投げやりな世界観は一歩間違うと映画的になんでもアリになっちゃうんだよ。
 事件の原因は一応ほのめかしているけど、結局「なんで自殺?」という最大の疑問には答えられていない。それなのに見終わっての印象は「ただただ自殺のいろんなバリエーションを見せつけられた」だもの。
 早い段階で「これはもう、風呂敷を広げるだけ広げて、たたまずに終わっちゃうな」って察しがついちゃった。

 原因を明確にしないのがいけないんじゃない。シャマラン監督を一躍有名にした『シックス・センス』並のドンデン返しを期待したわけでもない。映画的に“自殺でなければならなかった”といえる必然性がまるで無いってことに疑問を感じるの。
 映画を観た人ならわかると思うけど、ただ単にぶっ倒れて意識不明のまま死んでしまったって作品的にはなんら不足無い。
 そこをあえて、“自ら死を選ぶ”にした理由付けは、劇中での推測でも触れられていないし、映画のテーマに結びつけて考えても理解不能。

 思うに結局、見た目のインパクトを狙っただけなんでしょ。
 仮にこれが「人間がじっくり二時間かけて液状化する」ゲテモノ映画でも、「人々が手当たり次第にセックスする」ポルノ映画でもよかった。「思いついた中で一番悪趣味なのを選んでみました」ってノリなんだろう。
 そしてその理由付けは、「世界にはわからないことだってあるんだ」との開き直りで逃げちゃってる。

 映画たるもの映像的なインパクトも必要ですよ。それは一理あるけれど、多種多様な自殺のバリエーションにどんな新発見やカタルシスがあるっていうのさ。監督自身が自分の毒に酔っちゃってるだけじゃないの?

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かみぃ

3.5恐怖より不安を感じた。

2009年8月11日
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

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りりー

4.0途切れない緊迫感

2009年6月23日
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

アメリカでミツバチが死骸も残さずに減少し続けている・・・

何故か?

教師がこんな問いを生徒に投げかけるところから
この物語は幕を開ける

【蜂群崩壊症候群】という実際に起こっている現象である

いまだにハッキリとした原因は解明されていない

なんだか不気味な【自然の怖さ】を感じる

この作品は そんな得体の知れない恐怖に満ちている

オープニングから突然 自殺を始める人々が続出する・・・

この人々の異常行動の原因は何なのか?
テロか 汚染か それとも・・・

今までのシャマラン作品とは思えないバイオレンス映像も多々あり
何が起こるか分からない緊迫感が最後まで続く

ラストのオチに不満タラタラな人のレビューをよく見かけるけど
【アレ】だから良いと思います

【アレ】だから怖いと・・・

シャマラン監督はデビュー作の『シックスセンス』が世界的に超ヒット
してしまった為に 2作目以降のハードルが有り得ないくらいに
上がってしまった可哀想な監督だ

やはりこの作品もあまりヒットしなかったし 良い評判も聞かない

だけど僕は かなり好きです

シャマラン作品を観る時 ラストの【ドンデン返し】を期待して
毎回ガッカリする人が多過ぎる気がする

そんなに『シックスセンス』的な意外なオチばっかりだと
逆に不自然というか リアリティーに欠ける

それに あんまり【ドンデン返し】を待っていると
面白い話も面白くなくなるというか・・・

その作品の訴えてる【大事なポイント】を見失う気がします

ラストにドンデン返しがありそうで無い事も【ドンデン返し】だと
僕は思うんだけど・・・

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Natsuki

2.5蜂の異変は日本でも。。。

2009年4月15日
鑑賞方法:映画館

知的

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カサキショー

5.0「驚愕のドンデン返し」を期待するのは未熟だと知るべし

2009年4月10日
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

「シックスセンス」は確かに巧妙な“オチ”があった。そして、次作以降も同じような“びっくり”を求める人は後を断たなかった。これがM・ナイト・シャマランの不幸である。
映画というのは元々いろいろなジャンルや語り口があってしかるべきなのに、ある種の物しか期待されなくなってしまったのだ。これはすなわち「驚愕のオチ」を求める客の未熟さを物語っている。そして、残念なことに「未熟な客」というのが現在の世界的なマジョリティである。
シャマランがやろうとしているのは『映画表現』をどこまで煎じ詰める事が出来るか?という高度なチキンレースである。
前作「レディ・イン・ザ・ウォーター」を鑑みれば明らかで、『世界の終わり』という壮大なテーマを低所得者向けのアパートの中だけで展開するという、倒錯したミニマルな演出であった。
ゴテゴテと装飾に彩られCGでつまびらかにされる、ブラッカイマーあたりの幼稚極まりない『世界の終わり』に比べ、極端に削ぎ落とされた世界は、ほとんど記号そのものが動きまわるような、今まで見た事も無い世界であった。
そして、「ハプニング」で描かれているのは『脅威』そのものの闊歩する風景である。
「ジョーズ」であれば巨大なサメが、「ボルケーノ」であれば噴出し地を覆う溶岩が脅威なわけだが、「ハプニング」における脅威の対象とは「脅威」という概念そのものである。
劇中では「ある種の植物には〜〜」というようなエクスキューズもあるが、明確にはされていない以上、マーク・ウォルバーグやズーイー・デシャネルが恐ろしがった物とは、やはり目に見えない「脅威」そのものである。
そして、たとえ目に写らない物であろうと「映画」は見せて表現しなければならない。その極限的な選択として「脅威」の概念は「風」で表現されているのである。死を運ぶ風は地をゆらすように響くBGMをしたがえ、恐怖をもって現れる。それが、映像的にはただ草が風にそよいでいるだけだとしても。
鑑賞者は、この、すさまじく映画的な瞬間にうち震える他なくなるのである。

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samurai_kung_fu