パーク アンド ラブホテルのレビュー・感想・評価
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お月さん、おはようございます。人間なら終わりにして帰りましょ♥
ラブホテルってなんか寂しいものだよね。
・『解放区 or 開放区』
どちらか?
・『月の裏側を目視した者は余りいない。』
月って自転してるって知ってますか?
・『エントロピーの増大!』
覆水盆に返らず。ホテルの名前は『流水』
・『ババーさ。これからどうするの?』
『誰かの為に生きるのをやめるつもりでいた。』
そして、
最後に笑って、それから・・・・
『家族の木綱』と『月の裏側』で
だんだんと『エントロピーは増大』して行かねばならない。
そして『私は卵◯になりたい』
『一途な◯子と、なんでも受け入れる卵◯』
『さぁーお月さんがおはようございます。人間なら終わりにして帰りましょ♥』
りりィさんは今日もこのルーフトップで同じ台詞を繰り返しているのだろうか?
は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ
映画「パークアンドラブホテル」(熊坂出監督)から。
2008年ベルリン国際映画祭で最優秀新人賞を
いただいた作品なので、是非、観たかった映画の1本であった。
確かに、今まで観てきた映画とはちょっと違った気がする。
ラブホテルを経営している女オーナーが、
その屋上を、地域の人たちに開放して公園にしている。
その発想が面白かったし、夕方、そろそろ閉めますよ、と
利用者に声をかけるシーンが特に印象に残った。
「はいはい、日が暮れたら、人間は帰るものなの」
「は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ」
昔、近くの公園で遊んでいるこども達に、
それぞれのお母さんが迎えにくるシーンが蘇った。
「〜ちゃん、夕ご飯ですよ」に代表されるように、
母親が呼びにくるまで、子どもたちは遊びまくっていた。
それを合図に、みんなしぶしぶ家路につくのだが・・。
今は、子どもたちが遊びまくる場所がない。
あっても、公園の隅で、電子ゲームしているかもしれないが。(汗)
・・・フルタアラタ・・・
りりィをリアルタイムでは知らないもので・・・
挿入音楽にこだわればどうにかなってたかもしれないが
屋上に公園があるホテルというシチュエーションのみ、でした。
映画に対峙する、
私のココロの緊張感が足りなかったのかもしれませんが。
センシティブな方がご覧になれば、もっと
感じるモノがビンビンなのかもしれません・・・
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