トイ・ストーリー3のレビュー・感想・評価
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いちげんさんおことわりなのか
えー、まあ、おもちゃの主張が気持ち悪い。
ストーリー性のあるお遊戯はいいが、しゃぶられたり、たたかれたり、パーツを取られるのはイヤだとさ。
どんだけゆとりなのか。
思い入れ一切なし、どこかの映画評論家に影響することもなし。大人も楽しめる、感動できるとさ。
ないない。
ダッチワイフもおもちゃも消耗品であるからこそ、使えるときに輝く。どんなに次世代に引き継ごうが(ダッチワイフは引き継がないか)必ず捨てられる運命。
ウッディの屋根裏に戻るべきだという考え方は、その前提をしっかり認識した上で、ひっそり役目を終え朽ちていくことがおもちゃの生き様として、共感できるが、ただただ今をストーリー性豊かに遊んでくれることに執着しているおもちゃどもとの対比が単なる脱出劇までの流れでしかなく、結局このゆとりに流されて、普通にハッピーエンドで終わるようではなあ。
モノを大事にしましょうね、は分かるが、それじゃ大人は感動できないし、ましてはオレはおもちゃとの別れに感情を抱けないさあね。
と3だけ観たのなら、そういう風にしか感じないんだよな。1、2観てれば、違うのか?ゆとりに対する思い入れが。
あー、どっかの評論家サマが、リストラ労働者にかけてる、とか言ってたな。あれじゃリストラされるぜ。おっとリストラと言えば、マイレージ、マイライフもひどい映画だった。
「完」
全てが素晴らしかった。
初めてトイ・ストーリーを見た方も、シリーズを通してファンになった方も満足出来るようなストーリー、キャラクター構成になっていて、笑いあり感動あり、個人的には最高の仕上がりになっていると思っている。
冒頭から惹き付けられるアクションに、どういう事?と思いながら、ファンであれば徐々にわかってくる「トイ・ストーリー1」のアンディの遊びの中のストーリーに似ている事がわかってくる。
始まり方も1に似ていて、「You've Got a Friend in Me」が流れ、からの急に悲しい展開。
え、、、となりながら、この物語が終わりに近づいている事がわかってくる。
アンディに「触られた」だけで喜ぶ皆の姿に心が締め付けられる。
もうそういう年だよね、アンディも。
丁度トイ・ストーリーにハマったのも私が幼い時だったし、自分に当て嵌めてしまうような展開にもう泣きそう。
どんどん仲間達もいなくなってしまっていて、ボーピープ、グリーンアーミーメンもいなくなり、遂にはバービーも。
皆が不安になるのも分かるし、ウッディが皆を励ましながら自分が一番不安なんだよね。
からのアンディが大学へ行くに先駆けて、大学か屋根裏部屋かゴミ行きかでママと話し合っているのが聞こえ、更に不安に。
そこで最悪の展開。
本当は屋根裏に連れてく筈が、ゴミ袋に入れるんだもの。アンディのバカ!
ゴミ収集車のドライバーは、Tシャツの柄から察するに1のヴィラン?のシドだろう。
皆不安が確信に変わり、「アンディに捨てられた!」と勘違いしてしまう。
唯一真実を知るウッディだけは何とか説得を試みるが、皆「お前はいいよな、大学行きだもん」と反発。
結局サニーサイド保育園へのダンボールに逃げ、難を逃れた。
ウッディは「帰ろうよ!!」って言うけどみんな聞く耳を持たない。
ここでウッディと皆はお別れする事になる。
ブルズアイだけウッディを引き止める姿に、泣きました。
これで終わりではないとはわかっていたものの、辛い展開に涙が溢れた。
ウッディはたまたま保育園から脱走、いや脱獄を果たし、ボニーに拾われて子供に遊んでもらう幸せを久々に感じる。
ボニーのおもちゃも皆個性的で面白いんだよなぁ。
バズらは保育園いいとこじゃーんってなるのも束の間、対象年齢以下のちびっ子達に散々に遊ばれ、ボロボロ。
ロッツォに助けを求めるも、ここは彼の支配の下、逆らえない環境である事がわかる。信頼出来るバズも操られてしまって手詰まり状態。
一方ウッディはサニーサイドの実情を知り、放っておけないと単身あの地獄へと帰る。
流石ウッディ。ほんとにかっこいいよね。
ここからの脱獄展開もハラハラドキドキの連続で面白くて、おもちゃそれぞれの得意分野を生かして協力していく様は、まさに終わりに相応しい。
バズのスペイン語モードもめちゃくちゃ面白い。
公開当時はスペイン語の翻訳、字幕が出てなくて、何となくで解釈してたけど、今はちゃんと字幕が出てわかるとまた面白い。
監視カメラのサルとビッグベイビーが怖すぎるんよ、、、
あれは大分恐怖ものだし、子供泣くぞ。
なんとか逃げれるけど包囲され、ロッツォの恐怖のお時間。
彼の闇は凄まじい。彼はデイジーに置いていかれ、自分の代わりが居ることを知ったあの時点から、もう壊れていたんだと思う。
ちなみに、ロッツォ達3人がデイジーのお家へ帰る為に乗っていた車は、一瞬だけ見えるけど1,2でもお馴染みの「ピザプラネット」の車ですよ。
ゴミ処理場も終始ハラハラドキドキしていたし、そこでロッツォすらも助けに戻るウッディのカッコ良さには目を見張るものがある。
ほんとにカッコよすぎる。
ジェシーを守るバズのイケメンっぷりもやばい。
そして、もう全トイ・ストーリーファンの怒りを買ったロッツォのクズっぷり。
はぁぁあ!?と劇場で声を上げたくなるレベルだった。
そして処理されたゴミの行き着く先は1つ。焼却炉である。
ここも泣いたなぁ。皆何とか逃げようとする中、覚悟を決めるバズの表情。
本気で怖かったし、ボロボロ泣いてた。
公開当時の私にはここから生還する方法を全く思い付かず、本当に終わりだと思った。
死ぬ時も一緒だと言わんばかりにみんなで手を繋ぎ、目を瞑る。
そこで1のリトルグリーンメンのクレーンネタを引っ張り出してくるとは。本当に展開作りが上手い。
個人的にリトルグリーンメンが好きなので、クレーン車に持ってかれた時に「ええええええちょっと!!」と思っていて、ずっと引っかかっていたが、生きていたのも嬉しいし、皆を助けてくれたのも感謝永遠にである。
何とか助かり、ファンの思いと同様に「ロッツォに仕返ししよーぜ」となるが、ウッディが一言「仕返しする価値もない」。どこまであんたはかっこいいのよ。
何とかアンディの引越しまでに家に戻り、屋根裏部屋のダンボールに入る際に、皆との2度目の別れとなる。
ウッディに1人ずつ別れの言葉を言うのも一つ一つ泣けるし、バズとの「さよならじゃないぞ」「またな、カウボーイ」も、ボロ泣きである。
だがそこでウッディは、大学行きのダンボールからアンディのお母さんが「ずっと一緒にいられればいいのに」と泣いてアンディにハグするのを見る。
お母さん、我々も同じ思いですよ。。。
そしてウッディはある決断をする。
屋根裏部屋のダンボールに、捨ててしまった筈のおもちゃがあって、アンディは喜ぶと共に、あるメモ書きを見つける。恐らく住所が書いてあったのか。ウッディはここで、アンディと最初で最後のコミュニケーションを取ったような気がする。
何かを察したアンディは、屋根裏部屋ではなく、おもちゃ達をボニーにあげることにする。
ここまでの展開で、アンディはウッディ以外のおもちゃの事は何とも思ってないし、それどころかモリーの前ではゴミ扱いするもんだから、どうでもいいんだろうなって皆も我々も思っている。
だが、ボニーの家で一つ一つのおもちゃを楽しそうに、嬉しそうに、さながらかつての友のように紹介する彼に、ボロ泣きしてしまう。
そして、大学行きのダンボールに入れたはずのウッディがいる。
1度遊んでたので知ってるボニーが欲しがるのを、躊躇するアンディの悲しそうな表情が、心に刺さる。
本当に愛してるんだろうなぁ。
そして、アンディはウッディへの思いを語り出す。
親友、もはや家族のような関係性のウッディを手放す事にした理由として、個人的にはウッディの「おもちゃの仲間達と一緒にいたいんだ」という意志を汲み取ったように感じた。
ウッディを大事にしてくれるかな?と、ボニーに問いかけ、ついに手放す。
そして、アンディは皆と最後に遊ぶ。
嬉しかっただろうなぁ。触られただけで喜んでいた皆は、最後にもう一度大好きなアンディに遊んでもらえたのだ。
ここではおもちゃの表情や心の声は一切描写として無いが、本当に笑っているように見えるし、嬉しかっただろうなと視聴者に想像力を働かせてくる辺りが、本当に上手い。
車に戻り出発する直前、ボニーがウッディの手を動かし手を振る。あーもう、涙が止まらない。
アンディから一瞬笑顔が消えて、寂しさが込み上げているのがわかる。
車からウッディに「ありがとう」と呟く。
恐らくちゃんとウッディや皆に届いているはずだ。
車が出発し、その姿を見つめながらウッディは「あばよ、相棒」と返す。
ウッディは大人になった彼からの卒業を決め、シリーズを通して培ってきた仲間達との友情を取ったのだ。
そして、カメラが上へ上へ行き、1のファーストカットと全く同じ青空で、幕を閉じる。
最高か?
これ以上の終わり方は無いと思う。
あまりに美し過ぎて、何度見ても涙が止まらない。
だからこそ、このシリーズはここで終わっておくべきだったし、余計な肉付けは不要だった。
してもスピンオフのトイ・ストーリーオブテラー等くらいでいいし、おもちゃ達はずっと一緒で、また新たなボニーという持ち主に遊んでもらっていくんだね、ちゃんちゃん。でよかった。
その後を描くこと自体ナンセンス極まりない。
結局ディズニー、ピクサーのお金儲けとポリコレぶち込みたい欲に偉大な作品が利用されてしまい、あのような体たらくになってしまったわけである。
その辺の詳しい話はトイ・ストーリー4のレビューでしているので是非。
とにかく、シリーズの集大成として相応しい最高の作品であり、歴史に残る仕上がりになったという事が伝えたかった。
ありがとう。幸せです。
友情
捨てられたおもちゃの話だけど、テーマは友情だ。結構感情移入してしまい、感動します。声優がトム・ハンクスやマイケル・キートン等すごいメンバーで、この映画への意気込みが感じられます。
内容的には、映画AIや、カズオ・イシグロの小説「クララとお日さま」に似ているかな。両方とも、一時は自分の子供のように可愛がられたAIでも、結局必要なくなれば・・・切ない結末でしたが、こちらはハッピーエンドになって救われました。
物語の完結
先輩に勧められて試聴
いやぁ、分かってはいたけど良い終わり方だなぁ。と。
ラストのおもちゃを一つ一つ紹介していくシーンもグッとくるけど、何よりその後に最後アンディと遊ぶところがもう、、ね、、、
たくさんの長い時間を過ごしたからこそのおもちゃたちのコンビネーションもいいし楽しくなる。
ロッツォはもうロッツォってなりました。
君は友達。この一曲が1〜3全て通していろんな聞こえ方がしてすごい。
最後の別れのシーンの絵はいいよね。
82/100
素晴らしかった
公開時にあまりに評判がよくて前作を見たことがない人も楽しめると言うので見に行ったら涙腺は刺激されるもののあまり面白くなかった。今回は1作目から順番に見ているので、登場人物への馴染みがあり、すごくグッとくる。アンディが大人になっていることで、嬉しさと切なさがないまぜになった複雑な感情を掻き立てられてたまらない。
アンディはウッディのことを「こいつは最後まで仲間を見捨てない」といって、涙が出るのだけど、前からそんなやつだったっけ?とも思う。メンバー全員で脱出したり助かろうとするところが泣ける。
バービーの男版のやつが面白い。
娘が熱を出して保育園を休んだので一緒に見る。焼却炉でみんなが諦めて手をつなぎ合っている場面で、娘が背中から抱き着いて来たのでますます泣けた。娘はピンクのクマを、ピンクだからという理由で好きになって、途中でトラックの装飾にされて出なくなってから「クマちゃんは?」と気にしていた。「あいつは悪いやつだからもう出ないよ」とも言えないので困った。
遊ばなくなったオモチャをどうするかというテーマで、実際オレは子どもが遊ばなくなったオモチャをこっそり捨てている。うちはオモチャをくれる人がいるのだけど、けっこうボロボロの状態であるため、子どもも全然大事に遊ばない。飽きたらずっと放置で、そんなのが溜まりに溜まる。置き場所がなくなる前にバンバン捨てるのだ。子どもも思い返すことがないようでこれまでクレームが一度もない。うちの中がそれほど汚くないのはオレが捨てているからであるとも言える。マクドナルドのハッピーセットのおまけなど、粗末なオモチャは新品であってもゴミに見える。おもちゃ売り場は値段のついたゴミが並べてあるようにしか見えない。そんなオレの気持ちに水を浴びせるような映画だった。
評価の高い3。納得ッ!
大学生になり、もうおもちゃと遊ばなくなったアンディー。
屋根裏部屋に運ばれそうになったおもちゃたちは、手違いで捨てられそうになる。
そして行きついた先のサニー・サイドは、楽園に見えたひどいところで…?
DVDでの視聴にも関わらず、最後泣きそうになった。涙腺直撃だよあんなの!
クライマックスに来てもおかしくない導入から、ノンストップで駆け抜ける一時間半超。
でも一番の時は、やっぱり最後の数分間だろうなぁ。
脱出劇にハラハラしアンディで涙腺崩壊。
公開時に劇場で観てこの度は再視聴。
アンディにやられる…。
まず冒頭、シリーズ1作目と同じ「You've Got a Friend in Me」と共にアンディとウッディたちの過ごした日々が流れて既に涙腺崩壊。
そしてラスト、アンディがボニーへ自分のおもちゃたちを紹介して手渡すところでまたも涙腺崩壊。
ウッディを「仲間を大切にする。どんな状況でも仲間を諦めない」とボニーに紹介するアンディを見て気付くのは、ウッディもバズもポテトヘッドたちもみんな、アンディが「こうだ」と思っていた性格が彼らのパーソナリティとして反映されていたこと。
その後ボニーとウッディたちと遊ぶアンディ。
みんなの望みが数年ごしでまた実現できるのが別れの前というのが切なくも嬉しいじゃないか。
歳を取ってもおもちゃへの愛情は忘れずに無邪気に遊ぶアンディが泣かせる。
なんて美しいシーンなのかと思った。
アンディ、いい男すぎるよ!大学でモテること間違いなしだよ…!
ロッツォはとんでもない悪役という記憶があって確かに改めて観ても嫌な奴だったけど、憎みきれないところもあった。
バズのスペースレンジャー回帰(しかもスペイン語)はかなり笑った。
保育所のおもちゃ監視の猿は完全ホラーだった。怖すぎる(震)
金曜ロードショー
アンディが大学にいくため、ウッディたちが捨てられそうになる。
サニーサイド保育園にいくのだが、そこで仕切っているクマがクソ。
ウッディたちはなんとか脱出する。
アンディは最後、女におもちゃたちを寄付する。
ウッディはアンディとともにいく予定が、ウッディは寄付されるみんなのために、寄付のダンボールに自ら飛び込む。
あばよ相棒。
映画館でIMAX3Dで見た
大人になっていた娘二人と一緒に三人で川崎まで行って見た。
あの頃は二人ともまだ子どももいなくて、気軽に出かけられていたものだったなあと懐かしく思い出す。
始まってすぐ長女は ぼろぼろ泣き。
映画の間中ずっと泣いてた。
あー 私は悪魔です。
片っ端から不要なおもちゃ ぬいぐるみ
捨てて生きて来ました 😂ごめん。
彼女たちにとって大事だったものも
あっさり捨てて片付けておりました。
この映画の中にいたら 私は 極悪非道の
ラスボスです。
両側で 娘たちが ぎゃん泣きする間で
もう肩身狭くて。
もちろん 大感動ものでしたが
近所の子に貰われて、その後はどうなん?
ってちょっと心配になったりして。
でも当時はもう完結編だ。
と思って疑わなかったものでした。
おもちゃ達による子離れ、溢れる親心が沁みてぼろ泣き。
公開当時劇場で号泣した。
アンディが17歳の大学進学間近になってるだけで、同世代のため2からの時の流れに驚き、懐かしくなり、一気に感情移入する。
そして、大切に遊ばれてきたおもちゃ達は、最近は箱の中ばかり。アンディと大学に連れて行って貰える事になったウッディ以外は屋根裏へ行くはずが、間違えてアンディママにゴミ捨て場に出され、なんとか脱出するも、捨てられたショックのせいで、助けにきたアンディの助言も耳に入らず、保育園行きを選んでしまう。
それが運の尽き!アンディのもとに戻る決断をしたウッディだけは辛うじて脱出できたが、アンディの家ではなく、保育園児ボニーの家に持ち帰られ、久しぶりに子供に遊んで貰い幸せな一夜。運良くアンディ家も近く、家に戻るか、ボニーのところにいれば安全なのに、保育園の地獄を知ったウッディは、再び仲間を救いに行く。
保育園では、かつては可愛がってくれる持ち主がいたが、置き去りにされて以来人が変わってしまったハグベアロッツォがおもちゃ達を牛耳り、アンディのおもちゃ一行は、昼は月齢の低い子供達に乱暴に扱われ、夜は牢屋の中で個々で眠るという拷問のような環境。逃げられないよう常にロッツォの手下達に監視されてもいる。更には、ロッツォに交渉を試みた男気溢れるバズは初期のスペースレンジャーモードに戻され、ロッツォの手下にされてしまうし。
一行が困り果てたところに再登場するウッディ!こちらも男気満載!
ロッツォ達から逃げ隠れ隠匿生活をしている電話のおもちゃからの情報も元に作戦を練り、いざ、夜の大脱出を試みる!
ロッツォ、見張りのサル、ビッグベビー、どれも怖すぎ。手に汗握る展開。ミスターポテトヘッドは単独任務も完遂。
文字通りみんなで力を合わせ、唯一の脱出ルートのダストシュートに向かうがそこでロッツォに見つかる。
切り札として、ロッツォが同じデイジーの家から来たビッグベビーを支配するために、お前は愛されていなかったんだと嘘を吹き込んでいた話をし、デイジーの名前付きのチャームを証拠に持ち出すウッディ、さすが!
しかし、真実を知ったビッグベビーはなんとロッツォを焼却炉行きのコンベアへ入れてしまう。一行もコンベアに。
切り刻まれるコンベアを鉄につかまって金属コンベアに乗ってかわそうとしたら、再びロッツォが。やなやつでも迷わず助けるウッディとバズ。危機一髪、全員金属コンベアに乗ったかと思えば、また燃えるごみコンベアに乗り移り。やっと出口かと思えば、行先は赤々と光る焼却炉。脱出ボタンを押せばコンベアを止められるのに、自分だけ逃げる道を選んだロッツォ。。
燃やされる最期を覚悟し、長年共にしてきた仲間たちと手を繋いて静かに目を瞑り、運命を受け入れるしかない一行。何度も諦めずに助け合って乗り切ってきたのに、これが最期とは。。
ところが、グリーンメンに、掬(救)われた〜!
2でおもちゃ達が空港に向かうバズを追いかけるために乗っ取ったピザプラネットの車から落っこちそうになったのをミスターポテトヘッドに助けられたグリーンメン。宇宙人なのに、借りた借りをきっちり返す人情が素晴らしい。
1人逃げ出したロッツォは、なんとごみ収集車の運転手に拾われ、車に磔付け!妬み、支配、嘘、など人の持つ悪い部分を集めたかのようなロッツォ、人類の罪をかぶったキリストかのようなラスト。
そしてまさかの、1で凶悪少年だったシドが運転するごみ収集車で、一行は家へ。
大学へ行くウッディ以外は屋根裏へ行くはずが、ウッディの機転で、全員、保育園児のボニーのもとへ。
おもちゃを大切にしてくれる子ならと、アンディがボニーの家へおもちゃを託しに車を走らせる。
大切なんだ!宝物なんだ!とボニーにもはっきり言ってくれるアンディ、良い青年。最愛のアンディの元で10年以上過ごせたおもちゃ達は、1のアンディの子供部屋の壁紙のような雲の日の昼下がり、ボニーの物となる。
ボニーの家ではレックスと馬が合うトリケラトプスもいたし、ボニーに着いて保育園に行けば、保育園に残ったバービーの近況も聞けるし、おもちゃ達に第2の人生が訪れる。
3は本当に泣き所が沢山。
1番の相棒だったウッディ以外は、最初から、使命を終え最期が近付く心の準備をしているおもちゃ達。
2でグリーンメン達を養子にしたポテトヘッド夫妻は大活躍!ポテトヘッドが、ウッディに、「アンディは良いやつだ。アンディにちゃんと髪切るように言えよ」って言うシーン。
1人でアンディのところに行くのではなく、みんなといることを選んだウッディが、アンディに最後にかける、「あばよ、相棒」のシーン。本当は大学生活をうまくやってけるかとか、心配でたまらないんだろう。
「可愛い子には旅をさせよ」「親の心子知らず」のような親心を具現化するような作品。
そして、常におもちゃを大切にしながら沢山遊び、遊び尽くしたからこそ、綺麗なお別れができるアンディも、アンディの成長を見守る使命をしっかり果たしたおもちゃ達も、お互いに、おもちゃ離れ、持ち主離れを未練はありつつ気持ちよくできる関係性は素晴らしいと思う。
見る度に思う事。子供達に遊ばれる時間に団結しておいてから脱出する方が簡単では??
“Thank you, guys.““So long, partner.“ オモチャ的に最高のハッピーエンド。
これはグッときました。ラストのアンディとの別れは涙無しには観れません。いやー、良かった。
何故か今まで観てなかったシリーズのトイ・ストーリー。Amazonプライムで100円になってたのを機会に観てみたのですが、3作品とも面白かったです。時代と共にCGの技術が上がったからか、1作目に比べるとウッディの表情とかメッチャ豊かになってますね。
笑えるシーンも、ドキドキするシーンも、感動するシーンもホントに良くできてると思います。ゴミ回収車から焼却炉までの一連のシーンはメッチャ手に汗握りました。エイリアンの子供たちスゴい有能!ミスター・ポテトヘッドも何だかんだで有能!!
そしてウッディの決心。やっぱりオモチャにとっては遊んでもらってなんぼですし、最後のまとめ方はとても良かったと思います。作った人のオモチャに対する、そしてキャラクターに対する愛情が溢れていますよね!
終わり方も全方向に向けハッピーエンドでキャラクター作品はこうあるべきって見本のような良作でした。こういうのが観たかった!っていう観客の希望に見事に答えたピクサーってやっぱりスゴいんだなぁ。
You're my favorite deputy! 映画史上最高のシリーズ完結編!!…『4』?知らない子ですね…。
カウボーイ人形のウッディとスペースレンジャー玩具のバズ、2人の友情と冒険を描いたファンタジーアニメ『トイ・ストーリー』シリーズの第3作。
前作から数年後、大学への進学を控えていたアンディは引越しの準備を進めていた。彼はウッディ以外のおもちゃを屋根裏部屋にしまい込むのだが、それを良しとしないおもちゃたちは逃走を図り、「サニーサイド保育園」へとたどり着く。彼らはそこでクマのぬいぐるみロッツォから歓迎を受けるのだが…。
○キャスト
ウッディ…トム・ハンクス。
新たなキャストとして、着せ替え人形ケンの声を演じるのは『バットマン』シリーズや『ジャッキー・ブラウン』の、名優マイケル・キートン。
👑受賞歴👑
第83回 アカデミー賞…歌曲賞/長編アニメ映画賞!✨
第68回 ゴールデングローブ賞…アニメ映画賞!
第82回 ナショナル・ボード・オブ・レビュー…アニメ映画賞!
第36回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…アニメ映画賞!
第6回 オースティン映画批評家協会賞…アニメ映画賞!
第64回 英国アカデミー賞…アニメ映画賞!
来たる『トイ・ストーリー4』の予習として鑑賞。
いつか観ようと思いつつも、何故か観ることを避けてきた本作をようやく観ることが出来た。
結論から言って…最高すぎるっ✨✨アンディとウッディの物語として、完璧すぎる着地を見せてくれた!!!
これまで『トイ・ストーリー』シリーズを監督してきたジョン・ラセターは、本作では製作総指揮/原案のみでクレジットされている。
オリジナルクリエイターが監督を降りてしまったことで駄作になったシリーズはいっぱいあるし、『2』が良かった映画は『3』でコケるというジンクスもある。過去作が好きな分正直かなり不安だったのだが、いやここまで完璧な『3』って実写/アニメ問わずこれまで存在しなかったのでは?
子供向けアニメの皮を被っているが、この映画の対象が『1』の放映された1995年に子供時代を送った20〜30代向けであることは明らか。
以前はあんなに沢山いたおもちゃたちが、数える程になっている現状に胸が痛くなる。栄枯盛衰というか盛者必衰というか。そして、おもちゃたちもそんな現状を受け入れ、屋根裏部屋にしまわれることもやむなしと諦観している。
おもちゃたちのまとう寂寥感は、自分のようなイノセントな気持ちをどこかに置き忘れてしまったかつての子供たちの心に痛烈に刺さる。
ウッディはおもちゃたちにアンディの家へ帰るよう呼びかけるが、彼の意見は聞き入れられない。ウッディは唯一持ち主に選ばれているわけだから、他のおもちゃたちが反発するのも無理はない。
そこから映画はダークな雰囲気のサスペンス展開に突入するわせだが、実はあんまりこの保育園のパートは面白くない…。
決してつまらないわけではないんだけど、なんか盛り上がらない。『1』におけるシドの家からの脱走と比べると、うーん、もうちょっとワクワクや驚きが欲しかった。
コメディ展開も今ひとつ跳ねておらず、バズのスペイン語なんかは正直ちょっと滑ってた。着せ替え人形ケンの馬鹿らしさが救いですかね。
悪役のくまちゃんのぬいぐるみ、「ロッツォ」の扱いも腑に落ちないというか。
ウッディ&バズと対決するわけでもないし、最後もえぇ…って感じのオチであんまりスッキリしなかった。
ただこの映画の素晴らしさはラストの畳み掛けるような怒涛の展開!
燃え盛る焼却炉の前で、絶体絶命になったおもちゃたちの表情と行動には完全にノックアウト!
こんなデフォルメされたキャラたちに、これほどまでに完璧な演技をさせる事が出来るとは…。ピクサーの演出力の高さはもはや怖い😨
そしてラストのアンディとの別れのシーン。
おもちゃ一つ一つを手に取り、ボニーに手渡していく。今までおもちゃ目線で進んでいたストーリーがここだけ人間目線になって展開します。
映画冒頭でガラクタと言っていたおもちゃを、大切な宝物として扱うアンディに涙涙涙。
おもちゃを一つ手渡すごとに、涙の量も増えていく。
もうやめてくれー!と思っているところでウッディを手に取るアンディのシーンが。
一瞬躊躇するもボニーに手渡すところで完全に涙腺崩壊。
ボニーへの説明で、「ウッディの素晴らしいところは何があっても友達を見捨てないところだ」というアンディ。
アンディはウッディのこれまでの冒険を知らないはずなのに、このセリフを言わせるシナリオの素晴らしさ!
そして最後のウッディの一言。
「あばよ、相棒…」
うわーー、完璧だっ!!😭
このクライマックスには参った。こんなんシリーズをリアルタイムで観てきた観客にとっては劇薬。鳴きすぎで死ぬかと思ったわい。
中盤、少々の中弛みを感じたりもしたのだが、終わり良ければ全て良し。3作品の総括として完璧すぎるエンディングであり、こんな素晴らしいものを見せていただけたのだからこの映画にはなんの不満もございません。
本作がこれまでの物語を完璧な形で締めくくっただけに『4』がどうなるのか心配ですが、ピクサーファンとして見逃せないのは間違いない!!
とにかく次のウッディ&バズの物語が楽しみです♪
※劇場にて『4』鑑賞。…なんやこれ一体?
特に3が好き
トイストーリーは1も2も好きだけど、特に3が好きです。
おもちゃあるあるで、子どもから大人に成長する時、その時はきっと誰にもやって来ます。
このストーリーは悪役のロッツォやビッグベイビーにも哀しい過去があり、一方的に責められないところも良いところ。
ゴミ処理場でロッツォに追い詰められてもうダメだと思ってみんなで手を繋いでその時を覚悟した時は本当に涙が出ました。
バービーとケンとのやりとりは笑いました。
最後はほっこりと幸せな気分になれるのも良いですね!
大切にしたい気持ち
1よりも2が好きだったけど、
2よりももっともっともっともっと3が最高!!!!!!
こういう映画ってあまりない気がする!
大好きなBTTFも結局一番好きなのは1ぢゃし。
初の3Dだったけん不安やったけど、
トイストーリーの間は気にならんかったよジェシー
予告はちょっと酔いそうになったけど・・・ナルニアとか・・。
ネタばれになるけん詳しくは書けんけど、
ドキドキしたり、ハラハラしたり、悲しくなったり、寂しくなったり、
感動したり、可笑しかったり、でも最後に襲ってきたのは切なさでした。。
ほんまトイストーリー3最高!!!!!
トトロも一瞬出てくるくらいかと思ったら
結構な割合で存在感をアピールしてました笑
おもちゃの宿命とそれへの答えを示した感動作
95年、初のフル3DCGアニメとして世界を驚かせたトイストーリーの三作目です。
本作の序盤では、アンディのおもちゃ遊びのシーンが入り、西部劇の世界なのに宇宙船や恐竜が登場するというハチャメチャな展開に一気に引き込まれました。
ですが、そんな楽しい遊びも実は過去の話。
アンディの大学進学により、「おもちゃと子どもはいつかは別れる」という2から語られていた重要な宿命が、ついにウッディたちの身に起きてしまいます。
トラブルに巻き込まれて外の世界に……という展開はこれまでと同じですが、今度は帰ってももうアンディとは遊べません。
そこが本作と前作の明白な違いであり、この問題にどんな答えを出すのかというのが本作の芯と言えます。
おもちゃたちが立ちはだかる試練を頭脳と行動で(皆の作戦行動が妙に場慣れしていて面白いです)突破し、やがて新しい持ち主ボニーと出会うことで円満な解決を迎えます。
ラストの「あばよ。相棒」は、シリーズを追ってきた者としては本当に感無量であり感動しました。
ちなみに本作にはトトロが登場します。
しかも瞬きや笑い方といった仕草がオリジナルそっくりであり、しかも一言も喋らない。
正にトトロをよくわかってるからこそ出来る描写であり、エンドロールにまで出てくるので日本人としてとても嬉しく思いました。
そういった細かい良さも含めて、本作はトイストーリーシリーズの一つの終わりとして、迷いなく五つ星を付けられる傑作です。
おもちゃの思い出
「1」では迷子になってしまったウッディとバズが家に帰るまでの冒険、「2」では売られそうになるウッディを仲間が救い出すまでの冒険…と、ハラハラドキドキ、胸躍る楽しさいっぱいの物語。
そして「3」では、表向きは前作前々作同様明るく楽しいが、根底にあるのは“おもちゃたちの末路”というシリアスなテーマ。
誰もが、子供の頃遊んだおもちゃを思い出して見たハズ。
僕は子供の頃、ゴジラとか怪獣のおもちゃでよく遊び、今そのほとんどは捨てたり売ったりして、見ていて身につまされる思いだった。
でも子供は大人となり、おもちゃと遊ばなくなるのは避けては通れない。
ラスト、アンディはおもちゃたちに別れを告げ、大人の階段を登っていくのだ。
映画では、紆余曲折あり、おもちゃたちは晴れてアンディの手から近所のおもちゃと大事に遊んでくれる女の子の手に譲られる。
おもちゃは子供たちに遊ばれてこそ、とシリーズで一貫して訴えており、おもちゃたちにとってはこれ以上ないハッピーエンドだ。
でも個人的な見解としては、譲られるのも勿論イイが、持ち主に子供が出来るまで一旦しまわれたり、遊ばなくても飾って側に置いておくというのも一案かなと思う。
見た人それぞれに考えや思いがあるだろう。
おもちゃへの愛や思いが溢れるこのシリーズ。
おもちゃと遊んだ事がある者なら、誰もが楽しめ、考えさせられ、共感し、感動出来る、珠玉の名作だ。
大人も楽しめる感動のアニメ
何年ぶりかに小学一年生の我が子と見ました。ストーリーをほとんど忘れていましたが、やはり感動しました。最初はおもちゃ遊びが大好きな子供だったアンディも、すっかり大きくなり大学生に。最後におもちゃを譲るボニーと思いっきりおもちゃ遊びをする場面は感動します。これまでのシリーズで1番完成度が高いと思います。
—————————
評判がいいので前から気になっていて、ようやく見ることができました。率直な感想は、こんなに面白いアニメ映画は初めてという感じ。タイトルどおり、子供が見るというより大人が楽しめるアニメです。
ストーリー展開もすごく面白い。ウッディだけが仲間と分かれて新しい出会いがあり、その出会った相手が託児所の秘密を教えてくれて…というふうに、話の中に伏線が無駄なくしかれていて、最後まで飽きることなく見られる完成度の高い映画です。アニメで泣いたのは初めて。
また、画が本当にキレイ。全部CGというのだから驚きです。託児所の初めの方のシーンなんか、「おもちゃの天国」という言葉がぴったりな映像です。
この映画を見ると、自分の持っているおもちゃもこんなふうに命が宿っていて、自分の知らないところで動いたりしてるのかなと考えてしまうくらい、大人にも夢を与えてくれる映画です。
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