マンマ・ミーア!のレビュー・感想・評価
全144件中、61~80件目を表示
正直に生きる。
何があろうと幸せに生きていく。
自分を否定しない。生きていることを肯定する。人間賛歌。人生を謳歌している。
つらいはずなのに、不幸であるはずなのに、微塵も感じさせない、登場人物たち。
ミュージカルや非現実的な背景がよりフィクションらしさを表しているけど、登場人物は本来の人間らしさで溢れている。
自分の気持ちに対しての嘘は一切なかった。
嘘やごまかし、隠し事に始まり、自分勝手な登場人物たちが、それらを自分勝手に撃ち壊していく。
最後は、メインの登場人物5人が、全員、状況、環境、立ちはだかる現実に迎合することなく、自分の今の気持ちや想いに対して、どこまでも素直に貫いた。
その姿がたまらなく眩しく見えた。
眩しく見えるのは、自分はそんなふうに生きていないからに他ならないからだろう。
ABBA好きなら是非
前編ABBAの曲で満たされた傑作ミュージカルの、メリルストリープ主演での劇場版。
ABBA GOLDを持っている人は老若男女問わず、相当数いるだろう。80~90年代は、日本において最もCDが売れた時期なのである。その伝説の名盤から、ほぼ全ての曲が選曲されており、お腹いっぱいになる。(私の好きなKnowing Me, Knowing Youが歌われていない。)
ABBAの全盛期は70年代といわれているが、そのクオリティ、新鮮さは半世紀が経とうとしている(!)今でもなお落ちるようなことはなく、違和感なしに聴ける。音源だけでも充分素晴らしいのだが、映像と一緒にその魅力を再確認させられる。
余談だが、娘役のアマンダは最近本当に結婚したようである。ABBAの曲はまさにウェディングにピッタリで、幸福感にあふれている。
(追記)
このレビューを書いた数日後に続編の製作が決まった。嬉しい限りだが、ABBAの名曲は本作でかなり使い倒されている...
さわやかハッピー
ミュージカル大好きなので見たけど、なんだろう、自分は正直ABBAの...
さわやかでハッピー
ミュージカル
●マンマミーア!まさに。
満足度65%
楽しめた
イタリア映画ではなかった
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )
マンマ・ミーアという題名だからイタリア映画だと勝手に思っていたら、ギリシャを舞台にしたアメリカ映画だった。最後までイタリアは関係なくて、劇中で使われるアバの曲名から作品の題名が来ているようだ。
手紙を出しただけで三人の父親候補が20年ぶりにのこのことギリシャの小島にまでやってくるといういい加減な話だけど、果たして誰が本当の父親なのか、その後の生活がどうなるのか、劇中の人物ではなくても観ていて気になる。本来ならば色々と人間関係が複雑でかなり気まずい状況だろうが、綺麗なギリシャの保養地で若さ溢れる明るい雰囲気のおかげで深刻にならずに楽しく観れた。
全144件中、61~80件目を表示