ゲット スマートのレビュー・感想・評価
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How about Chuck Norris with BB gun? メッチャ面白かった!
今月は一人で勝手に「アン・ハサウェイ強化月間」。第六回は「ゲット・スマート」です。アン・ハサウェイがこの手のアクション・コメディに出るのって珍しいなぁっと思ってたのですが、クールビューティーなスパイがメチャメチャ似合ってました。
しかし、何と言ってもスティーブ・カレル!何度も試験に落ちたすえにやっとスパイになれた主人公マックス役がメッチャハマってました。真面目なのに間の抜けた行動取るから個人的にツボでした。飛行機のトイレで針が刺さりまくるシーンとか、敵地でコードの付いた受話器投げて届かないトコとか、高所から足が届く所まで降りてきてるのに気が付かないトコとか、もう最後の壇上でお尻破けてるシーンまでしっかり楽しませて頂きました。真剣にやってるふりして笑わせにくる系統に弱いんです。
スパイ道具等の小物も役に立ってんだか立ってないんだか。でも妙チクリンなアイテムって何だか憧れますよね。あの十徳ナイフ欲しいわ~。絶対使いこなせないけどね!
アラン・アーキンのチーフも良かったです。マックスに間違えて殴られた時には転がり過ぎだろ!って思ってたのですが、最後まで大活躍でしたね。ドウェイン・ジョンソンがまだ若い!そして個人的に何故か最近よく見るビル・マーレイ。まさか木の中だけでその後出てこないとは!
スパイ・コメディは個人的に好きなジャンルなのですが、その中でも本作はポイント高いですね。ベタベタでもホントに面白かったです。ヒットしなかったのが惜しい所。でも、純粋に楽しいので多くの人に観てもらいたい作品です。そこの旦那、今ならNetflixにもAmazonプライムにも上がってますぜ! ベタなギャグに笑って笑顔になるのだ!
ファビュラス・ベイカリー・ボーイズ!
1960年代に人気のあったTVシリーズ『それ行けスマート』がオリジナルらしい。そんなこととはつゆ知らず、単なる『007』のパロディなのだと思っていました。もちろんそのオリジナルは見てないんですけど、知っていたらもっと楽しめたのかもしれません。ザ・ロックがドウェイン・ジョンソンという名前になってたことも知らなかったのでエンドクレジットでビックリしましたし・・・やっぱり最小限の予習の必要性も痛感。
アメリカン・コメディはどうも日本じゃウケない。理由のひとつは字幕翻訳にあるかと思うのですが、この映画では特に台詞が多くて訳しきれてないような気がします。字数制限がある中で大変な作業なのですが、チャック・ノリスを翻訳しておきながら“ファビュラス・ベイカリー・ボーイズ”を訳さないのは映画ファンに対して失礼なんじゃないかとも思ってしまいました。
破壊した建物が核工場だったはずなのにパン工場だったとわかった直後のことで、男2人女1人のスパイたちだっただけに一人で笑ってしまいましたが、これは英語力があるわけじゃなく、たまたま直感が働いただけのことです・・・
実はローワン・アトキンソンの『ジョニー・イングリッシュ』のほうが好みなんですけど、それと比べると前述した台詞の多さもあるし、主人公がドジったことが次から次へと悪い方向に向かうスラップスティックとは違い、分析官としての優秀な頭脳のおかげで失敗がすぐに収束してしまう点でしょうか。言ってみれば、マックスはドジだけど結構カッコよかったりするのです。で、このおかげで前半は笑えずじまい。まぁ、核施設に爆弾仕掛けるってのも、マックスだったこともあってハラハラしたのも原因の一つ。
だけど、後半になってからは金のかかったアクションに魅了されてしまいました。それに悪の組織“カオス”にしても、「LAを爆破するのはいいけど、政治批判してくれる映画スターまで・・・」などと嬉しいことを言ってくれます。また、『華氏911』でもお馴染みになった大統領が同時多発テロ当時に小学校で本を読んでた映像も(笑)。カーチェイスもよかったし、アラン・アーキンの曲乗りシーンも凄かったです。
『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレルと、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。007シリーズのジョーズにも似たダリープ・シンも良かったです。そしてスピンオフも観たくなってしまうブルース(マシ・オカ)とロイド(ネイト・トレンス)。細かくカメオを発見しようと心掛けていたのにビル・マーレイに気付かなかった・・・ドジ。
ロック様もっと活躍してっ!
面白かった。マックスの言動で笑わせるんだけれど、それがバカやってる...
及第点
しっかり出来てる
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