少年メリケンサックのレビュー・感想・評価
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やや長いコメディ
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主人公の女性(雑誌編集者か何か)が特集用にバンドを調べていて、
少年メリケンサックという伝説のバンドを見つける。
が、実ははるか昔に解散したバンドで、全員オジさんになっていた。
あとはこの女性編集者が再結成したこのバンドに同行し、
ライブをやったり、編集者が恋人(ヒモみたいなの)と破局したり、
色々なことが起こる。
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コメディ映画だった。
まあ普通の映画だったというか、内容がないというか。
笑ってしまうところはあったけどね。
この内容なら2時間で終わってくれれば☆3つだったと思うけど、ちょっと長い。
かなり面白い映画でなければ120分以内に抑えてよと思う今日この頃。
クドカン作品これならついていける
【”パンク・ロックの初期衝動よ、永遠に!”オジサンパワーを舐めんなよ!若き頃には刺さらなかった今作だが、オジサンになって観たら爽快だった作品。】
ー パンク・ロックと言えば、10代後半の初期衝動に駆られた若者の荒っぽい音楽と捉えられがちだが、ジョン・ライドンや、今作でも前半チラリと出演している故、遠藤ミチロウさんは還暦過ぎても、パンクな音楽活動をしていた。
今作が面白いのは、”少年メリケンサック””という25年前に結成されたパンクバンドが、25年経って、世に出る過程をクドカンが面白く描いている点である。-
◆感想
・宮崎あおいさんのイメージは、私の中ではしとやかな和服が似合う女性である。
ー 映画で言えば「天地明察」で天文学者の夫のを内助の功で支える妻である。
で、夫を演じた岡田さんとめでたく結婚。良きかな。-
・だが、今作の宮崎さんの弾けっぷりは、若さもあって見応えがある。
更に少年ではなく”中年メリケンサック”のメンバーを演じた、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲが良い。
ー 個人的には、若き頃ギターとベースで殴られた後遺症で、よぼよぼだったヴォーカルのジミーを演じた田口トモロヲが、ドンドン元気になって行く姿と、絶叫の為何を歌っているんだか分からなかった歌詞が明らかになる過程は、可笑しい。(あの歌詞は、問題が有って書けません・・。)-
<パンクだけではなくって、初期衝動と言う程大袈裟ではないが、不惑を過ぎると元気が無くなるオジサンって、大きな組織にいると結構見かける気がする。
けれど、エレファントカシマシの宮本さんが、常日頃言っている”オジサンの良さ、パワーを見せようよ!”という言葉を思い出した面白き作品である。
最初は、バラバラだったメンバーが最後に気持ち良くまとまるクドカンの脚本は秀逸である作品でもある。
”サア、明日から又、頑張ろう!、全国のオジサン達!!”>
レコード会社で新人発掘を担当する栗田かんなは、ネット上で偶然見つけ...
Don't Think, Feel.
クドカン監督・脚本で、
連ドラのように映画として纏まってはいる。
連ドラのような演出も多々ある。
逆回しは無かったが、昔話を時々入れてくるのは上手。
この人の話にはプロットの説得力は期待してはダメで、
「何でこうなるの?」と思ったら見られない。
バンドが急に上手くなるのも、
不良中年がいつの間にかちゃんと約束守っているのも、
「はいそうですか」と思ってみましょう。
コメディは楽しまないと。
宮崎あおいは史上サイコーにかわいい。演技も素晴らしい。
佐藤浩市はご立派。田辺誠一は楽な役。
大人計画ファミリーも舞台の味が出てて、おもしろいやらくどいやら。
ユースケは大根、イライラする。この役は合ってない。
個人的に
「少年レントゲン」を思いだす。
佐藤浩市がうますぎる
宮崎あおいのハジケっぷりを楽しめ!
DVDで鑑賞。
宮崎あおいのハジケっぷりを楽しむ映画でした。コメディーまで出来るとは死角が無いにもほどがある。引き出したクドカン監督の演出手腕もすごいなと思いました。
普段の大人しいイメージの役柄とは180度違うキャラで、いつにも増してキュート。ユースケ・サンタマリア社長におっぱい触られた時の仕草が良いなぁ…(笑)。
中年パンクバンドのオヤジたちもかなりハジけていて、とても笑えました。特に佐藤浩市が秀逸。怒鳴るは殴るは蹴るは唾吐くはで、とてつもなく下品でした(笑)。
※修正(2022/12/20)
痛い中年パンクバンド
ふつう。。
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