「圧倒的な強さがない・・・」ICHI howhowさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な強さがない・・・
北野たけし監督の「座頭市」をみて勝手に期待しすぎた感があるので、
ちょっと期待はずれでした。
とりあえず、「市」はすごく強い!!
と思っていたのでバッタバッタと圧倒的に勝つのかと思いきや、
案外弱かったりもして、爽快感がありませんでした。
また、市の人物設定も複雑な過去があり、訳ありの旅をしているという
とにかく弱々しさがにじみでていて、痛快アクションより人情映画の部分が大きいです。
どうしても泣ける映画にしたかったのでしょうか。
それに「市」よりも「とうま」の方が主人公っぽい感じで、
座頭市として見るとどうかと思います。
どうしても北野監督の作品と比べてしまいますが、
それがなければ人情時代劇として十分楽しめる作品だと思います。
個人的には綾瀬はるかさんのファンなので物語以外の部分で楽しかったです。
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