88ミニッツのレビュー・感想・評価
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レビューがまあまあなのは承知でみたら
ストーリーがけっこう強引な展開だからか、と思いました。 それでもアル・パチーノの芝居が好きだから安定的に入り込めましたし、サクッと楽しめました。
ツッコミミニッツ
ツッコミどころが満載なんだろうけど、スピード感でごまかされた気分。まずはジャック・グラム(パチーノ)の愛車ポルシェが、駐車場でフロントガラスを割られていたのに、10分後にはちゃんと直って出てきていた。また携帯電話を壊してしまいキム(ウィット)の電話をずっと借りるのだが、脅迫電話がそちらにもかかってくることに疑問を持たなかったのか?9年前の事件では、物的証拠不足なのに被害者の姉妹の証言とジャックの証言のみで死刑になるところも納得いかないし、さらには新たな事件として、ジャックの教え子モリスと、彼が関係を持った娼婦サラが9年前の事件に模倣され殺されていたのだが、モリスにもジャックの精液が付着していたとのことだった。サラはしょうがないとして、モリスの方は無理だろ・・・と、穴はいくらでも見つかりそう。 そうして粗さもあるが、周りの誰もが信じられなくなる疑心暗鬼の権化のようなジャックの姿と、喋り過ぎ、電話かけすぎの鬱陶しさまで伝わってくる。一番の問題は、フォースターが絶対犯人だと疑わないことかな。
勢いで誤魔化し…きれてない。
スピード感を重視したためか、どうもツギハギ感が否めず。 真犯人も徐々に分かってくるというより、唐突に判明する感じ。 ストーリーに説得力も無いし、個人的には完全に落第点。 つまんなかったです。
女たちに翻弄されるパチーノ
前半は謎と自身のピンチをドウ解決していくのか?犯人を予測出来ずに楽しめたが向こうから解決の糸口を。 刑務所の犯人に洗脳され心酔して犯行を行うってコトでめでたし、めでたし!? 女性の登場人物が多いがイマイチ必要性も感じられずに存在感も薄い。 この後に「ボーダー」を撮ってしまう監督との初タッグであるがパチーノが良い悪いってかコノ監督のセンスの無さ加減に参ってしまう。 願わくば二度とパチーノと組まないでくれ!!
「88ミニッツ」を観て・・
出演がアル・パチーノ。携帯片手にストーリーの展開が早い。作品は見ていて飽きる事がない。初老に差し掛かった主人公が、若く美人の彼女と公私に渡って強気に行動する。人間は肉体が老いても精神的に若くないといけない・・
アリシア・ウィットよかった
本当に久しぶりにアルパチーノの映画を見た。相変わらず演技はうまい役者だ。犯人が最後まで分からなかったが、最後で本当にすっきりする。88分という時間が何であったのかも見ていくうちにわかる。あっという間に終わったという感じ。女優が美人ばかり。アリシア・ウィットに惚れてしまった。楽しめた。
もっと異常犯罪を専門家らしく分析してほしい
総合:70点 ストーリー:60 キャスト:75 演出:75 ビジュアル:70 音楽:70 かなりネタバレしていますので、作品を見たことがない人は注意してください。 一応最後まで誰が犯人であるのかわからなかったし、見ていてどうなるのかハラハラした。しかし最初のほうで一番怪しいと思った人が結局犯人だったので、まあこんなものかなという感じ。何故ならその人はいきなり襲われたとか言っておきながら、襲った犯人もそれを示す証拠が何一つ見つからなかった。あの状況で一人でそのような狂言芝居をするにはうってつけであり、しかも教授に近い距離で自由に「残り何分」とあちこちに書ける立場にあったから。 でも物語はつっこみどころが多い。女一人でどうやって次々にあれだけの犯罪をしたのか。爆弾なんてどうやって調達したのだろう。犯罪の仕掛けを考えるのは簡単でも、計画通りの実行となればいきなり困難になるものだ。ましてこれだけ多数の人間をたった一人で騙し操り脅し殺しということになれば、どこかでほころびがでるはず。人の家に潜入し縛って吊し上げ拷問し殺すのを確実に成功させるなんて、計画するのと実際に行うのは大違いでしょう。短期間に秘書や助手を拘束し脅し操るのも困難。一つでも間違えば計画が破綻するような綱渡り的な犯罪計画に無理がある。そもそもフォスターはどうやってダグラスを洗脳したのか、それが何一つ描写されていない。教授のまわりに起こる怪現象と脅迫の緊張感は演技も含めて楽しめたからよしとするが、たいした脚本だったとは思えない。 それから異常犯罪分析医という肩書なのだから、「羊たちの沈黙」のプロファイリングのようなもう少しそれらしい分析についての専門的なやり方を取り入れたりする場面を期待していた。しかしそういうことがほぼ何も出てこなくて、ただの主人公の肩書に収まってしまっているのも期待外れだった。これでは刑務所に入ったままいろんな人を操った犯罪者のほうがよほど頭が良さそうに見える。
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