「現代の女性のための映画」幸せになるための27のドレス オイモダイスキさんの映画レビュー(感想・評価)
現代の女性のための映画
タイトルだけ見ると、B級のコメディドラマ?
と思ってしまいがちですがそうではありません。
働いてる女性(特に恋をしている女性)なら共感出来る部分が詰まった良作です。
例えば、同じ職場に好きな人がいればその人にアピールするかのように頑張ってしまうし、好きな人が納得出来ない相手と結ばれてしまった場合、自分でも驚くようなありえない酷いことをしでかしてしまう・・・そんな経験ありませんか?
もしくは、強がっても本当は自分に自信がなくて、相手に偽りの自分を見せてしまったり体裁ばかり気にしてうまくいかない時はヒステリックになってしまったり・・・そういう経験は1度は経験した事がある人が多いと思います。
でも、それでも良いんです。
それが自分自身を幸せにするために努力をする方法の1つなんです。
私はこの映画を見てその事に気付かされました。
映画の中のキャラクター達は皆一生懸命です。
だからこそ失敗もたくさんするし、人を傷つけてしまったりもします。
観終わった後に、「自分の人生なんだから主人公は自分だ。脇役なんかに絶対甘んんじてはだめなんだ」と底力が湧いてくる。
そんな栄養剤のような作品でした。
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