劇場公開日 2008年5月31日

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「ベニーとジェッツ! 一番盛り上がるシーンでエルトン・ジョンの曲を持ってきたのは、27の中に性転換女性の結婚式があったからなのだろうか?」幸せになるための27のドレス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ベニーとジェッツ! 一番盛り上がるシーンでエルトン・ジョンの曲を持ってきたのは、27の中に性転換女性の結婚式があったからなのだろうか?

2019年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 車がスタックしたため田舎のパブで盛り上がることになったあの場面。歌詞を知っていたなら一緒になって歌いたかったところです。反戦歌が下火になってきた70年代初めはなぜだかミドルテンポのロック・ポップスが流行っていたし、ロックが色んな方向に枝分かれしていった時代。映画とは関係ないけど、『恋人と別れる50の方法』もこの頃の曲だったかな・・・。

 ラブコメの王道的展開。友人の結婚式の引き立て役(ブライドメイド)ばかりを繰り返し、着用した27ものドレスが捨てられずにいるジェーン(キャサリン・ハイグル)。ご本人は結婚したばかりとのことですが、映画『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』では後味の悪い結婚を経験している。結婚できない設定といっても、容姿は抜群だし、性格もいいのにねぇ・・・まぁ、自分でジーザスなんて言うのはジョン・レノンだけにしてもらいたいけど・・・

 大好きな上司(エドワード・バーンズ)は妹に取られちゃうというショッキングな展開。それでも妹の嘘を彼に喋らずに2人の結婚式を手伝うジェーン。新聞記者ケビン(ジェームズ・マーズデン)との恋愛へと発展するのか?!と思わせておいて、いきなりの波乱。そして20年分の欝憤を晴らすかのような事件はちょっと引いてしまいました。せめて偽ベジタリアンの暴露だけにとどめておけよ・・・てな感じ。

 「ベニーとジェッツ」で盛り上がるシーンやラストの客数よりも多い27人も感動的だったのですが、一番の見どころは上司のプロポーズシーンだったかと思う。一瞬、自分に対するプロポーズだと勘違いしたのか、涙目になっていたキャサリン・ハイグル。それが間違いだと知ったときには、その涙が一転して悲しみ色に輝いているように見えたのです。表情の変化がとにかく美味しい。今後も気になる女優になっちゃうなぁ・・・

kossy
きりんさんのコメント
2023年9月27日

裏山〜

きりん
きりんさんのコメント
2023年9月26日

ジェーンがイエローキャブの中で着替えるの、面白かったですね。同じ運転手さんにまた会えて。
タクシーが出てくるとkossyさんを思い出しますよ。

きりん