アフタースクールのレビュー・感想・評価
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実は自分はあまり邦画はどちらかというと苦手なんですが、この作品は面...
前半は佐々木蔵之介が主人公のサスペンス調。 あんまり好きな役者じゃ...
公務員をナメるなよ!
中学校教師がポルシェをローンで買った。ただでさえ公務員に対しては風当たりが強いはずなのにこんな贅沢をしている様子なんて・・・などと首をかしげてしまいましたが、エンドロール後にはさらに酷い奴(大石吾郎)が・・・『運命じゃない人』で見事に内田けんじの魔術に舌を巻いてしまったので、保守党議員がキーパーソンだと睨んでいたのです。だけど、それはちょっとした伏線に過ぎませんでした。
甘く見てると騙されちゃう。最近世の中がつまらなくなってきてるので(単にパチンコで負けただけ)、こうした二転三転する痛快ドラマは気分転換に最適。“木村を探す”ということが基本のストーリーなのに、子供が生まれるというのに不倫?なぜ探すのか?誰がどう繋がっているのか?と謎だらけの展開で、しかもそれがなかなか明かされない。中盤でようやく糸がほぐれてきたと思ったら、あれよあれよという間にどんでん返し。またしてもやられた・・・
最初から引っかかりはあった。堺雅人と常盤貴子のお父さんが山本圭。タバコはベランダで!と、どこの家庭でも見られるような光景ながら、どちらの実父か定かじゃない。怪しげな探偵である佐々木蔵之介が偽名を使って中学校教師である大泉洋に近づくのに、簡単に信じ込みすぎるという点。そうした小さな疑問も大きな謎のために忘れさせてしまうところに、ちゃんと作者の罠があったんですね。まさか病院に運んでくれた人まで仕掛けがあったとは驚きでした。
裏の世界を知りつくしているかのような探偵を中心にハードボイルド風な展開から、金を奪う若者のサスペンス。そして中学生時代に遡った純愛ラブストーリー。結局は美味しい要素をてんこ盛りというか船盛りにしたような・・・と、最後にはデザートまでついてくるような感じ。ざるそばも美味そうだったけど、怪しげな“豚の尻尾の竜田揚げ”も気になるところだ。
“アフタースクール”だなんて、なんだかそのタイトルだけでもエロDVDにありそうなんですけど、それも伏線だったのかな~などと余計なことを考えてみたりする・・・ちなみにラストの中学校時代の回想シーンだけは読めたのになぁ・・・それだけじゃダメダメダメ~~
面白くなるまでちょい長い
内田けんじ監督の「鍵泥棒のメソッド」が面白かったので前作のこれをチェック。
邦画では珍しい練りこまれた脚本で見せる系。今回も途中まで「あーこの展開かぁ…」とこちらが思い描いていたものとまるで違う方向に進む。役者も魅力的。そして伏線回収も見事。しかしややパンチに欠けたかな。(そういう意味では「鍵泥棒…」はよく出来ていた)
2018年ヒットした「カメラを止めるな!」の寸評で、『内田けんじ監督が本来撮るべきだったスタイル。内田監督は悔しがっているに違いない』というのを読んだが、同意見。ちょっと余談。
監督には期待しているので頑張って撮り続けて欲しいです。
内田けんじ監督作品は終わってすぐ2度見たくなってしまう。初見の人に...
インパクトはないけど、小気味いい作品
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