劇場公開日 2008年5月24日

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「タイム。アフター、タイム。」アフタースクール ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0タイム。アフター、タイム。

2008年6月3日

笑える

楽しい

単純

監督の長編デビュー作「運命じゃない人」を初めて観た時、
なんだ!この素晴らしく面白い作品はっ!!と思ったのを
今でも覚えています。パズルのピースが、それぞれに
キッチリとハマるあの快感をもう一度味わいたい…!(爆)
前作のファンなら、誰もがそう思うはずです。

なにしろ騙しのテクニックに冴えた監督ですので、
その基本を分かって観る場合と、何にも知らずに観る場合では
多分ぜんぜん違う驚きがあると思います。ですので…
まったくの予備知識ゼロ。で観ることをおススメします^^;

冒頭からラストまで、ほぼネタバレになるので、
なんにも説明めいたことは言えないのですが、ひとつだけ。
とにかく自分の固定観念、通常の既成概念を捨てること。
よ~く観ていれば、なんだかおかしいぞ。あやしいぞ。は
あるのです。…っていうか、すべてに怪しいかもな^^;

私も目を皿のようにしつつ、こ~だろ?あ~だろ?と
想像を張り巡らし観ていましたが、おぉ!と思った辺りで
膝を叩きたくなりました!いや~気持ちイイ♪というか。
真相がわれる中盤以降の、うどん屋?でしたね。
あのシーンは東西南北裏表どこから観ても面白いうえに、
なぜ「文化庁」が推薦していたのかが分かりました。。

さて。
基本のストーリーは極めて単純だったことになります。
そしてけっこう切なくてホロっとする感じでもあります。
「水曜どうでしょう」などバラエティ番組での大泉洋が、
この作品ではしっかりと俳優化しているのも笑えます。
(いい役なんだよな~。モジャモジャなんだけど^^;)
堺雅人&佐々木蔵之介はいつも通りの名演技を見せます。
田畑智子も常盤貴子も、ある意味で上手いです^^;

うう~ん。。。あとはもう言えない。とにかく観てください。

(アフタータイムにはぜひ「運命じゃない人」も御覧下さい。)

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ハチコ