百万円と苦虫女のレビュー・感想・評価
全19件を表示
娑婆か。♪シャバダバシャバダバ~♪
僕も引っ越しは生まれて16回やったー。今は言わば芋虫ジジイさ。
・海の家
ナンパ。男の恋愛はこうやって始まる。悪気があるわけではない。
・ピンク・ヒップ・ガール。桃尻娘♥『少しくらい可愛いからって田舎を舐めんじゃないよ』
うざいのだが、うざい男は最初から自分がうざいと分かっている。
・ホームセンターと飲み会
過酷な現実が良いね。
部屋を片付けるない男だと思う。お金の件も後輩に話すなんて、ちょっと、自意識過剰。アムステルダム症候群だと思う。お金にだらしない奴は、余程の試練がないと反省しない。
イジメ。立ち向かう勇気は認めるが、
逃げた方が手っ取り早いよ。僕もいじめられそうになった事があるけど、戦うのは駄目さ。やっつける。戦うんじゃなく、やっつける。だから、勝てそうになかったら逃げる。但し、やっつけるのは自分一人の力だけでね。
自分探しですか?逃げているだけです。
アイデンティティを取り戻すんだ。
『来る分け無いか。』映像のマジックで視線は合っていない。
現実的には
女性の労働形態の貧弱さのアイロニーだと思う。
東京一極集中とか派遣社員とかね。
オミズに手を染めるとさらなる地獄を見る事もあるのかもしれない。彼女はその点賢明であった。
昭和の雰囲気
○百万円と苦虫女 4.1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友達と住むことになった蒼井優だが、その彼氏も一緒に住むことに。
と思ったら友達が消え、その男と2人で済むことになってしまった。
が、その男が最悪で、飼ってた猫を勝手に捨てられる。
キレてそいつのいない間にそいつの荷物を全部捨てたら、
その荷物の中に100万円があったとか因縁つけられて前科者となる。
成績優秀の弟にそれを責められたこともあり、100万円ためて家を出る。
海の家、農園と住み込みで働き、100万円ためては次のバイトへ。
最後は花屋のバイトをして、そこで恋人が出来る。
そのうちこの男は別の女と親しくなり、蒼井に金借りまくり。
蒼井は別れを告げて次のバイトへ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人付き合いに不器用な若い女が少しずつ他人を受け入れて行く物語。
同じ場所に居続けたら知り合いが増えて面倒に巻き込まれるのが苦手。
なので逃避行というか、自分探しの旅というか、次々に拠点を変える。
おれももう結婚してるからそんなことはできへんけど、
若い頃には同じような事を考えていたのを思い出す。
おれも人付き合いが面倒な方やったからなあ、今もやけど。
行く先々で妙に男にモテるが、どうもその愛を受け入れられない。
でも最後には受け入れられて、恋が成就。が、こいつが最悪。
人生ってうまくいかないね的な風刺が効いていた。
でも、実はこの男は蒼井に次の拠点へ行かれるのが嫌で、
ワザと金を借りて100万円貯まらないようにしていたらしい。
そんな奴いねえええええええええええええ!
しかもそれじゃ別の女とよく会ってた理由が説明つかん・・・
蒼井優って全然好きなタイプではないのだが、妙に好感が持てる。
何故だかわからなかったし、今まであんまり考えることもなかった。
が、この映画を見ていてその理由がわかった。それは昭和臭いからである。
あの昭和臭さが安心感を与えるのだろう。
よく言えば素朴で、悪く言えば貧乏臭い(場)
思えば今の時代の若手芸能人で、昭和臭い奴っていないよなあ。
だからそういう役柄も多いのだろう。多分年寄りにも人気がありそう。
貴重な人材なので、おれも応援しようと思う。
インパクトのある作品名にしては、ストーリーは至って普通な気がしまし...
インパクトのある作品名にしては、ストーリーは至って普通な気がしました。
面白くなかったわけではないんですけどね。
設定は悪くないので、ドラマとして作った方がより面白くなったんじゃないでしょうか?
ただ、切ないながらも前向きさを感じるラストは嫌いじゃないですよ。
それと、やっぱりピエール瀧さんが良い役者さんである事を再認識しました。
早く復帰して欲しいですね。
終盤の展開についてなんですが、森山未來さん演じる中島亮平、どうして別れ話になった際、本当の事を言わなかったんでしょうね?
あれでは本末転倒ですし、口下手とかは理由になりませんよね。
良い感じで終わっていましたが、実は脚本としては甘かったのかもしれないですね。
加えて書かせて頂くと、地方都市に行って百万円を貯めるのって、そんなに短期間では出来ないと思うんですよね。
特にバイトやパートでは少なくとも半年、多分一年くらいは掛かるのではないでしょうか?
蒼井優の独特な雰囲気が好き
蒼井優の微妙な顔と雰囲気が好き。
人間関係が深くなってくると逃げ出してしまう女性の話。
煩わしいのは嫌でも孤独は寂しい。
気持ちはよくわかるなー。
コミュニケーション能力が低いと狭く深くを好んじゃうから
ほんと飲み会とか地獄なんだよね。
ましてや村のような社会では人の領域にズケズケ入ってきて
親切にしてやったんだから恩を返せなど厚かましさは堪らないだろう。
とはいえ、どこに逃げようが人間関係から逃れられるわけもなく、
1から構築し直すことの方が個人的には苦痛だと思うのだが。
映画の中の蒼井優はゼロにしてしまうわけだ。
全体的に大きな起承転結があるわけでもなく、
淡々と微妙に変化のある日常が描かれている。
山や海の生活はなんとものんびりした絵がとても
いい感じだった。ああいう生活にはちょっと憧れがあるな。
すごい面白い!とか言うものではなく
蒼井優のもつ世界観がこの映画の多くを占めていると思う。
・ねぎ太い方ですか、細い方ですか?(窓)ガラガラ、ガチャ、これでよ...
・ねぎ太い方ですか、細い方ですか?(窓)ガラガラ、ガチャ、これでよかったら。
・場所が変わっても基本的な状況は同じ、大多数の人は鈴子を否定するかいないくらいの扱いだけど一定数は鈴子の味方をしてくれる。
・森山未来がすごくいい。
・鈴子にとっても拓也にとっても心の拠り所があるって大切。
・背中向けて寝んな!
・映画にはクソ男が付き物なんですか?
・中島くんそうだったのか…。
・森山未来すごくいい表情する。
・えぇぇぇー
・鈴子、幸せになろうな。
自分を探したくないって確かにそう、自分なんてたかが知れてる事を改めて知りたくないし、自分探すって何。
鈴子の成長
私の好きな映画。
ストーリーも、役者さんの演技も、映画自体の雰囲気もすごく好きでした。最後に伝えたいことをきゅっとまとめてある、全体的にきれいにまとまってたように感じた。
物語は全て鈴子(蒼井優)を中心に回っていました。
鈴子が家を出て、突然問題が発生し、家に帰ると家では拒絶され、また家を出る。それは100万貯めたら家を出る。そう言って100万貯めてから家を出て行く。
弟は成績もよく、最初は姉鈴子をバカにしていた。しかし、家を出て行く間際に、鈴子が周囲からひどいことを言われる場面に遭遇する。彼女はそれに立ち向かった。その姿を目に焼き付けた弟。姉の強さを感じたのだ。弟はいじめられている自分が何もできない弱い人間だと感じている。姉が出て行く時に、「ときどき手紙を送ってね」と言い残した。
そして、姉は出て行くことに。最初は海の家、次に山へ。どこへ行っても前科がある自分を恥じて、100万貯まったら出て行くという条件をつけ、どこかへ定住することはない。そこで、次に行きついた場所が花屋さん。そして出会った中島くん(森山未來)。恋心を抱く自分に気づく、ふと2人でカフェで話をしている時に、自分の過去について鈴子は話す。「100万貯まったら出ていく」ということも。中島くんは「じゃあ、この町も100万貯まったら出ていくの?」答えられない鈴子はカフェを飛び出し中島くんから逃げるように歩く。自分が中島くんを好きなことには気づいていた。100万貯まったら出て行かなければならない自分のことをはっきりと答えられなかったのだろう。そこでは中島くんから好きだと言われ、2人は付き合うことに。しかし、町を出て行く話は曖昧に。
時が少し過ぎ、鈴子の通帳は96万円くらい。
たぶんそれに中島くんも気づいていた。だから彼は「お金を貸してくれ」と言う。なんて不器用なんだ!彼女が100万貯まると出て行く、なら、貯めさせない。しかし、それに違和感を感じる鈴子。お金を貸す日々を続け、「なぜなの?」という鈴子。そして、別れを告げるのだ。
お金が貯まっても貯まらなくても出て行ってしまった鈴子。本当のことを伝えられなかった中島くん。駅まで追いかけに行く中島くんと鈴子のすれ違い。なんと、すれ違いのままこの映画は終わるのだ。ドラマのような展開で言うと、ここで中島くんが、本当のことを話す。ハッピーエンド!で終わりだけど、これは違う。鈴子が階段を登り、振り返り、「いるわけないか」って呟いて終わる。こんな展開!と思いながらももやもやもやもや。でもそんな展開好きでした。
あともう一つの側面として、弟と姉の関係。手紙を出すと言いながら、書いてはいたものの、一度も出さなかった姉。そんな姉に、弟から手紙が届く。自分はいじめられているのだ、そしてそれに怒ったら喧嘩になった、そしたら自分が悪いのだと言われた。お姉ちゃん、僕が悪いのかな?でも、最後に見たお姉ちゃんの立ち向かう姿が心に残っている、だから自分は逃げない。そのいじめっ子たちと同じ中学に行くんだ。という手紙を読んだ姉。自分はこれまでどこへ行っても出て行く、逃げている自分に気付く、いつの間にか弟の方が強くなっていることに。
こんな感じがざっくりストーリーでした。
「自分は今まで相手に何も言わずに逃げていた。向き合わずに逃げていたんだ。はっきり言わないほうが相手との争いもなくそれが一番良い手段なんだと思っていた。しかし、言わなきゃ分からないことがある、言うことも必要なんだ」と最後にそんなことを言っていた。それが今の自分には響いた。私もずっと昔から言えない性格。毎回こんなふうな映画を見るたびに思っている。変わろうと思う自分と変われない自分、そんなきっかけを与えてくれる映画。私も変わろう。頑張ろう。と思えた。
蒼井優も森山未來も、役がぴったり!演技が上手かったです。総じて最高でした!!!!!
困った顔で笑う蒼井優の秀逸さ
のらりくらり生きていたら刑事事件に巻き込まれて前科がついてしまった鈴子。
懲役を終えて帰宅しても家族はギスギス。
成績優秀でいつも比較されてきた生意気な弟と喧嘩して、売り言葉に買い言葉でつい「100万円貯まったら家を出る!」と言ってしまう。
そして有言実行!
家を出てからも「100万円貯まったら引っ越す」という生活を続ける。
海、山、地方都市。
前科があるというだけで色眼鏡で見られることもあるけれど、それでも世界は思ったより暖かく。
人との関わりは面倒だけれど、関わらずに生きていくことはできず。
鬱陶しかった弟の存在が心の支えになることもあり、時には成就する恋もあり。
今もどこかの街で鈴子は通帳を眺めている、、、いや、いないといいなぁ。
エンディングがすごい好き!
いいわー。
切なさとか悲しさじゃなく、清々しかった。
あの2人ならきっと続きがある。
まぁでも森山未來ちょっと奥手過ぎ。
さすがに言うよね?
別れてまで隠すほどの理由じゃないなーと。
このエンディングの良さがわかるようになったことが嬉しい、ような悲しいような。
年を取ったな。
欲しいものは全て手に入れないと気が済まなかったあの頃にはわからなかった魅力。
実際は手に入らないものの方が圧倒的に多い。
事件のあと、事情聴取で「やっときゃよかった...」って呟いた鈴子と、最後に不器用でピュアな恋をする鈴子のキャラがなんだかちぐはぐな感じがした。
ま、気のせいか。
ピエール瀧、よかったー!やっぱ好き!
森山未來とキャスティング逆でいいっしょ。
「64」、「凶悪」からのこれ。
ほんとに変幻自在だなぁ〜。すごいや。
他の映画もあったら観てみたい。
どんどん好きな俳優が増えて、それに比例して観たい映画も増えていくから楽しい。
だから最近は邦画ばっか観てんだな。
趣味は映画鑑賞、と言えるように今後もたくさん観たいなー。
自分を探さない旅 100万円という目標に向けて、マイペースにせっせ...
自分を探さない旅
100万円という目標に向けて、マイペースにせっせと稼いで生活していく中で、優しさを感じ、そして返せるようになっていく鈴子...。
その行動力、マイペースっぷりに惹かれました。
弟とのやり取りを見て。
こんな姉になりたいです。
「人は会うために別れる。」
行動力がないなぁ、とか別れとか惜しいって悩んでいる人におすすめしたい作品でした。
苦虫女の意味はなんだったんだろう。
苦虫とは?!
恋をしたくなります
途中で主人公が恋について、人との関わりについて気付くシーンで心を鷲掴みにされ、最後のせつないシーンでなんともいえないやりきれない気持ちにさせられました!
とにかく、恋がしたい!
自分探し。
「自分を探したくないから旅をする」っていいなって思いました。
旅をしただけで自分なんてみつかるはずのないのに、みんなかすかな希望を抱いて旅に出ようとする。
現実の生活に戻ったとき思い出だけが残って、自分を見失うだけでした。
だからこの映画の雰囲気もさりげない台詞もすごく好きです。
終わり方も。
相変わらずおいしいとこどりのピエール瀧さんも。笑
蒼井優の為に作られた映画と思ってください。ファンなら観るべし。
他のレビュアーの方々もも書かれていますが、この作中の主人公鈴子を演じれるのは蒼井優しかいません。
主人公鈴子は見た目はかわいらしいのですが、人付き合いが苦手でそれを苦に百万円をためて知らない場所へ転々としていきます。
田舎くさくて、透明感があり、ほわっとした感じの女性をうまく演じていますが、むしろ地に近いのかもしれません。
むしろ彼女以外ではこの役は難しいかも。
脚本も彼女を想定してできたのかもと思うくらい彼女の映画になっています。
この映画多くの女性に共感を呼びそうだなあと思う。
だが男性にとっては・・・。
蒼井優のかわいらしさ以外には頭に残らなそうです。
蒼井優に魅かれるかいい印象しか持たないでしょう。
最後のドーナツかじりながら荷物抱えてつぶやくシーンは
秀逸です。本当に愛らしさを感じました。
これがこの映画のすべてで、素晴らしさかも。
作中の森山未來、もっとがんばれよ(笑)
彼も透明感のある男優な
ので二人の組み合わせって
すごく不思議感が溢れています。
このキャスティング良しです。
彼なら百万円貯まらないように金を借りるって手段も
女々しくて有りでしょう。
私は「はっきり言えばいいのに」としか思いませんが・・
そのもやもや感も含んで魅力ある映画です。
最後に
ロードムービーは意外とはっきりと女性向き、男性向きに分かれるのかもしれません(ターゲットがはっきりしていると思う)
登場人物が少ないだけに主人公の演技力や魅力が問われる手法だと
感じました。
でも映画館で観たいかというとそうではなく、
日曜の午後にボーっとして、紅茶を飲みながら部屋で
ゆっくりと観る映画です。
百万円で買えない人生。
チラシやポスターを見る限り、今が旬の蒼井優・主演の
ポップなガールズムービーの一つなんだと思っていた。
監督・脚本は「タカダワタル的」や「赤い文化住宅の初子」
(残念ながらどちらも未観)などの女性監督・タナダユキ。
いや、まさか。。
こんなに完成度の高い作品だとは思わず、(ゴメンなさい)
ラスト間近で、オイオイ泣いてしまった自分にもビックリ。
今の世の中、人付き合いほど難しいものはない。
例えば今、相手との距離が上手くとれなくて悩んでいたり、
昔から人見知りだとか、大勢の中で浮いてしまうとか、
学生だったら「いじめ」に合っているとか、そんな全ての
「不器用なヒト」に贈りたくなる愛すべきストーリーなのだ。
主人公は、とある事件に巻き込まれて(意外に笑えない)
前科がついてしまった手前、百万円を貯めて実家を出る!
と宣言した鈴子(蒼井)。次々と居場所を変え、その土地の
人間たちと関わりながら自分再生の道を模索する日々。
可愛い顔をしているうえ、人に好かれる要素もあるのに、
なかなか他人となじもうとせず、逃げまどう毎日。
とある土地でバイト青年・中島(森山未來)と出逢ったのを
機に、彼女の生き方が変わるかと思われたのだが、、、。
蒼井優のストイックな内向演技と並行して描かれるのが、
彼女が家に残してきた小学生の弟。
この憎まれ口ばかりを利く生意気小僧が、実は学校で
壮絶ないじめにあっていることを、この姉は知らない。
姉は転々とし、弟は来る日も来る日もいじめを受ける。
この対比を、監督は冒頭から延々と描いてみせる。
なにが言いたいのかは自ずと分かってはくるものの、
後半、弟が姉にしたためた手紙の内容には、おそらく
この姉でなくても不甲斐なさに泣けてくるに違いない。
自分が自分であり続けるためには、どこにいようとも
どうあるべきなのかを、この弟が教えてくれるのである。
女性監督らしい視点から世界感を広げた映像美。
つましいひとり暮らし、手作りのカーテン、家庭菜園。
ケータイもパソコンも使わない意思疎通がある一方、
ふとした誤解がもたらす悲劇をユーモラスに描ききる。
どの土地の人々も、食べ物も、それぞれに素晴らしい。
信じ合うことの難しさ、本音を言い出せないままの
男女間に起こるよくある悲劇の顛末が、えぇ~!?と
いう驚きとともに迫りくるラスト、突然の幕切れの後、
それからどうなったのかが今でも気になって仕方ない。
まさに苦虫食ってんじゃねーよ!と励ましたくなる作品。
(想いは素直に伝えるのが一番。でも桃娘見たかったな。)
「何やってんだろう、私。」「何やってんだろう、俺。」
映画「百万円と苦虫女」(タナダユキ監督)から。
あることが発端で、百万円貯めては、どこかへ引っ越す、
そんなことを繰り返している主人公、鈴子。
(配役は、最近お気に入りの女優の一人、蒼井優さん)
そんな彼女を好きになり、なんとか百万円貯まらないように
わざわざ彼女にお金を借りてまで増えないようにする彼。
結局は、理解されず、別れる羽目に。(ちょっとネタばれ(汗))
そんな2人が、場面は違うのに、同じ台詞を呟く。
それが「何やってんだろう・・」だった。
一所懸命やっているのに、誤解され、考えた結果にたどり着けない。
そんな時に口に出る台詞かもしれないな。
超プラス思考の私だって、何度も口にしてきた台詞だから、
その想いが伝わってきた。
挑戦して失敗する、虚しくなる、でもまた挑戦する。
結局は、その繰り返し。なかなか思うようにならない。
でもこの台詞、必死に自分と向き合っている証拠だと思う。
その繰り返しこそが、人間を成長させている気がする。
「何やってんだろう、私。」「何やってんだろう、俺。」
素敵な呟きである。
HELLO MY LIFE
素晴らしい作品でした。
予告を見た段階から見たいなって思っていたのですが、
最後はどうせ森山未来とシアワセになって終わり、なるんだろうなぁなんて思っていましたが、甘かった!
すごいいいエンディングというか終わり方で、素敵な映画です。
映画映画していないし、なんかRealでした。
台詞も映画らしい飾った台詞はないし、自然体な映画でした。
それも主演蒼井優だからこそ、成し得た自然さだったと思います。
森山未来との出会いから急展開に回りはじめるんですが、人生の急展開さってこんなんだなぁーとしみじみ。
終わり方といい、恋愛観といい、なんか悟りきった作品でした。
とても素晴らしかったです。
DVD出たら買いですね、これ。ぜひ副音声付きで解説して欲しいです(笑)。
蒼井優派になりました
蒼井優じゃないとできないでしょうね、この映画は。
観ていて自然に、鈴子ちゃんって人を受け入れることが出来ました。
ラストの終わり方も嫌いじゃないです。
そんなうまいこといきませんよね、普通は。
自分は森山未来と付き合いだすシーンがすきですね。
家の葱で笑うとことか、なんか現実味があって、かなり良かったです。
大学生に戻りたいな~(笑)
全19件を表示