「胸が痛くなる」告発のとき momotanさんの映画レビュー(感想・評価)
胸が痛くなる
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ミリオンダラーベイビーの脚本を書いたポール・ハギスの監督作。
ミリオンもすごく重い映画でしたが、今作も非常に精神的にくる話です。
息子の失踪事件を追う父親が、軍への信頼、息子への信頼、国への信頼をどんどん奪われていく様は本当に胸が痛くなってきます。
息子も最初は「悪い奴をやっつけ、いい奴を助けるんだ」と言っていたのに、戦争という異常な状態に置かれ、どんどん人間性を失っていき、残忍な行動を自ら楽しんでするようになってしまった。
あまりにも悲しく、これが実話を元にしているというのだから余計救いが無い映画です。
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