「信念のおハナシ」告発のとき オイラさんの映画レビュー(感想・評価)
信念のおハナシ
帰還兵が焼死体で発見された。その殺人の裏に潜む真実は…
5年前アメリカで起こった実話を基にした、これは「信念」のオハナシ。
ただただ自分の信念を貫き、ひとり淡々と息子の死の真相を追う主人公にトミー・リー・ジョーンズ。
あまり俳優の名前を覚えないオイラだけど、あれだけたくさんの作品で存在感を振りまいてる俳優となれば、顔と名前くらい一致するよ。
「渋い演技するよ」とか「さすがアカデミー俳優!」とかよく聞くけど、そんな情報いらないね。
そんなの、見て感じればすぐに解かる…それに尽きると思った映画だった…凄かった。
どうしても犯罪絡みの作品だと、謎解きとか陰謀や攻防のハラハラ感を求めてしまうオイラなので、その視点で見てしまうと正直ちょっとモノ足りない感は否めない。
だけど、うぅん、これは「信念」のオハナシ。
人間はここまで強くなれるのか?
そうまで強くなる必要はあるのか?
貫いて辿りつた、そこに救いはあるのか?
真相を暴く事だけが正義なのか?
…ズシリと響いた。
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