劇場公開日 2008年6月28日

  • 予告編を見る

「信念のおハナシ」告発のとき オイラさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0信念のおハナシ

2011年12月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

帰還兵が焼死体で発見された。その殺人の裏に潜む真実は…
5年前アメリカで起こった実話を基にした、これは「信念」のオハナシ。

ただただ自分の信念を貫き、ひとり淡々と息子の死の真相を追う主人公にトミー・リー・ジョーンズ。

あまり俳優の名前を覚えないオイラだけど、あれだけたくさんの作品で存在感を振りまいてる俳優となれば、顔と名前くらい一致するよ。

「渋い演技するよ」とか「さすがアカデミー俳優!」とかよく聞くけど、そんな情報いらないね。
そんなの、見て感じればすぐに解かる…それに尽きると思った映画だった…凄かった。

どうしても犯罪絡みの作品だと、謎解きとか陰謀や攻防のハラハラ感を求めてしまうオイラなので、その視点で見てしまうと正直ちょっとモノ足りない感は否めない。

だけど、うぅん、これは「信念」のオハナシ。

人間はここまで強くなれるのか?

そうまで強くなる必要はあるのか?

貫いて辿りつた、そこに救いはあるのか?

真相を暴く事だけが正義なのか?

…ズシリと響いた。

オイラ