劇場公開日 2008年6月28日

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「モヤモヤ感を残ります」告発のとき okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5モヤモヤ感を残ります

2018年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

見た後は複雑ですっきりしないモヤモヤ感が残ります。でもそれこそがこの作品の意図のような気もします。
終盤まではサスペンス要素の強い内容で、それはそれで引き込まれるものがあります。ただよくある推理やどんでん返しがこの作品には用意されていません。(それがある意味で予想外とも言えるが)
様相が変るのは供述が出たところから。真犯人はあっさりと明かされます。
そこからこの映画は何を見せているのか?一度は父に助けを求めながらも息子は戦場で父の知る息子ではなくなっていった。誇らしい息子として単純に終わらず、でも責められない。では何が悪いのか、を終盤で問いかけているような、モヤモヤ。

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okaoka0820