蛇にピアスのレビュー・感想・評価
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ストーリーは良かったけど終わり方が....
出演者全員の演技力が素晴らしかった です。
吉高さんと高良さんのペアがとても似合ってて可愛かったです。
ストーリーはとてもよく、飽きることなく観れました。そしてあまり先が読めなかったのでどうなるんだろう...とドキドキしながら観れました!
しかし終わり 方が曖昧だったのがちょっと残念....。えっ?まさかここで終わり?ってなりました。
でも見る価値は絶対にある映画だと思い ます!
ARATAがイイ。
大変痛い描写の多い映画で、途中何度か目をつむりました。
映像の綺麗さや俳優陣の気合いの入れようがすごく、
直球に19歳の「ヒリヒリ感」が伝わってきました。
一方で、もとの小説を表現しきれなかった(しなかった?)部分もあり、
その後小説を読んで「なるほど」と納得したところも多々ありました。
この作品は、後半までずーっと それぞれの本名や家族構成が出てこない。
それは主人公のルイ(吉高由里子)にとって「どうでも良いこと」だったからなのだろう。
小説に関しても同じく、作品のなかでそれぞれの生い立ちはもちろん、
ルイの生い立ちでさえ描写されることはない。(映画で割愛したのかと思ってたのだけれど違った)
そうすることによって、「現実感のなさ」がより表現されていた。
夢の中で生きているような女は、痛みやセックス以外で「現実感」を感じることはできないのだ。
私はこのような世界で生きたことがないけれど、
確かに「何も感じない」状態になったことはある。それも、つい最近のことだ。
20代前後の人は多かれ少なかれ感じることなのかもしれない。
美味しいものを食べても、笑っていても、
どこかで違う自分が自分のことを冷めた目で見ている。
無気力で無感動な日々。
世の中への絶望、世界に自分の居場所を見つけられないむなしさ。
表現しきれなかったところもあると感じるけれど、
意欲作であることに間違いはないと感じた。
なんだかんだでエロ・グロが多いので一緒に見て気まずくなる人とは見ないでね。
安い「痛み」
携帯小説系かなと思いつつ同世代の同性が賞を取ったということで見てみた作品。
なんとなく生きてる、物事をあんまり深く考えない、でも虚無感でいっぱい、みたいなルイのような女の子はたしかによくいて、
便利になった分、人と繋がりが希薄にもなった現代ならではのお話で目の付け所は面白いんですが、もっと深く描けただろうにな、というか作者が結局それをかっこいい事のように思ってるんじゃないかなと思ってしまいました。
ピアスにもタトゥーにもSMにも偏見はないのですが(でもやっぱりスプリットタンは理解不能w)これじゃ吉高さんも脱ぎ甲斐がないというか。
あとタトゥーはこの話の中では大事なポイントなのにデザインも色も子供のお絵かきみたいなチープな感じだったので
そこはスプリットタンみたいにリアルさを追求して欲しかったです。
スプリット舌に向かってひた走ってる
耳のピアスでもしないほうが良いと思っているおじさんからすると
さっぱりわけのわからん人達ということになります。
刺青にしてもピアスにしてもそんなにしたいものなんでしょうかね。
渋谷の街も久しくいっていませんがこんな若者も確かにいましたね。
松屋前でうんこ座りとかもしているんですかね。
「日本じゃこんな愛なんか通用しないわよ」というルイは、時としてまともなことを言うアンバランスさが面白かった。
見た目と違って、なよなよしているアマ
おまえは猫か! いや犬だな
おいチンピラを~・・・・・
アマ、顔中のピアス、本物だと思いました。
別の映画ではちゃんと無かったので安心。
共感するわけでもなくストーリーがあるわけでもないが
吉高由里子がスコアをあげますね。
出だしとエンディング
目が回って気持ち悪くなる
吉高由里子の演技力に尽きます。
ラブ・シャッフルに出演して以来、好きになってしまった吉高由里子。
蛇とピアスは、話題になっていたので、見てみました。。。
この映画は、見る人によって、感想は様々かなと思います。
ハリウッド映画を良く見る私にとっては、うーんという感じでした。。
吉高由里子の演技力はGOODだったかと思います。
暗い映画ですが、家でDVD鑑賞をオススメしますよ。。。
いいね、お前の苦しそうな顔、凄くいいよ
映画「蛇にピアス」(蜷川幸雄監督)から。
金原ひとみさんが芥川賞受賞の時、原作を読んだけれど、
さっぱりわからなかった。
なかなか自分で映像化できず、苦労した小説だった。
そういう意味では、今回は映像化されたので、期待した。
けれど、やっぱりわからなかった。(汗)
私の感性が、理解するまで達していないのが原因だが、
たぶん、死ぬまで理解できない気がする。
特に「痛い」のと「苦しい」のと「辛い」のに弱い私には、
「痛くないと、感じない。」という感覚が、わからない。
首都圏の電車が、蛇のように線路の上を動くシーンだけが、
妙に印象に残った。
この作品を思い出すのに選んだ、気になる一言は、
サディストの彫り師シバの台詞である。
「いいね、お前の苦しそうな顔、凄くいいよ」
「俺は、お前の顔を見ていると、Sの血が騒ぐんだ」
「もし死にたくなったら、俺に殺させてくれ」等々、
理解できない台詞は、増える一方だった。
単語では、やっぱり「スプリット・タン」かな。
吉高さん、体当たりの演技!
本編の前に吉高由里子の舞台挨拶がありました。
ちょっと おどおど、
見かけは、いまどきのギャルそのもので、
とても可愛いらしい女性でした。
ところが、
本編での彼女ときたら、
身体を張った、体当たりの演技でした。
原作もいまどきの世相を反映させた、
かなり虚無的な作品なので、必然性はあるものの、
主演女優がこれだけ身体を張るシーンが多いのは
月船さららの「世界で一番美しい夜」と匹敵します。
あの作品も、月船の体当たりの演技が圧巻でしたが、
この作品の吉高さんの演技も
アッパレでした。
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