劇場公開日 2008年9月20日

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「Sの血が騒ぐ」蛇にピアス ふっくるんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5Sの血が騒ぐ

2021年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

●冒頭の映像の揺れで酔いそうになりました。

●ルイの歯を砕いて飲むシーンは印象的でした。愛の証を自分に取り込んで永遠にしたい?でも、それ、、、誰の歯やねん!と突っ込んでしまいました。

●ARATAさんは、セクシーでドS。
だけど後半では、優しさが見えてとても素敵でした。果たして…アマを殺したのでしょうか?
意外と小心者なのかと思うのは、
ルイと2人でいたところにアマが来た時、何かバレた?!というような振り向きのスピードが早かったり、
ルイが、「ムスク嫌いなんだ」と言った時の目の動かし方が挙動不審な気がしたからです。

高良健吾さんは、甘え上手な忠犬という感じ。バカで尽くすいい人なのに一歩間違えると何かとんでもないところへ行ってしまう危なさも持っていると思いました。

吉高さん、すごい。
セクシー。
時間が経つに連れ、顔が浮腫んでいるように見え、そんな役作りもすごいなと思いました。

●電車が通り過ぎる様子が画面いっぱいに映るシーンと流れる音楽から、不穏な感じがしました。
初めは1本だった電車が、
2本になり、アマとしばを表しているのか?と勝手に想像しました。

●アマが蝋燭に火をつけて消すというなんとも愚かに見えることを繰り返している中、
シバさんが「自分が神なら鳥人間を作る」というようなセリフがあり、結局はアマは、ルイとしばのおもちゃのような存在だったのかなと思いました。

原作未読ですが、読みたい!と思いました。

くるっぽ