劇場公開日 2009年9月19日

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「トータルで平凡」カムイ外伝 gsacraさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0トータルで平凡

2009年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

原作の名前のみ知っている状態で見に行きました。
なので、ナレーション付きなのは有り難かったです。声の質も作品に合っていて、さすがというところ。原作を知らないと付いていき辛い(説明不足)な感はありますが、最後まで飽きずにいられましたので、合格点です。

出演者に関しては、
小雪:今後も色々見てみたいな~
大後寿乃花:美人ではないが印象に残る
伊藤英明:画面で映える存在感はさすが
佐藤浩市:実はどの役か分かりませんでした。面白い!
などなど。
あと、CGを使っていない場面での殺陣もなかなか工夫されていて見ごたえありました。

以下残念な点を。
まず主役の松山ケンイチですが、ぱっと見で誰が主役か全然分からない。存在感・オーラが全くない。上映中何度も「今写っているのが主役でいいんだよね?」と自分に確認してました。
メイン級はどの俳優も一発でイメージが残るのですが、彼に関しては最後までわからなかった。脇役の方が合ってるのかも。

また、パンフ等によると、CG・VFXを頑張った!と書いてありましたが・・・あれで?本気で??
チャーリーズエンジェルフルスロットルで「酷いCGだ」と思いましたが、わが国の実情を押し付けられてグッタリです。

良いところも悪いところもあり、普通の作品でした。

今後の教訓としては、出来ないことには手を出さずに作る!ですかね。

gsacra